I'll never find another you / The Seekers

日曜の夜は、哀愁がたっぷりの曲を聴きたくなります。
遠い過去に想いをよせて。

シーカーズ（The Seekers）の「I'll never find another you」（ 恋はたったひとつ）です。

シーカーズは1962年にオーストラリアで結成された男女混成4人組のポップ＆フォーク・グループです。
最初は地元を中心に活動していたのですが、後にイギリスに渡り多くのヒット曲を生み出しました。
この「I'll never find another you」は1964年の曲で、その爽やかな歌声が素晴らしいです。


The Seekers - I'll never find another you (1968)

Loan Me a Dime / ボズ・スキャッグス

2回にわたってお送りした伝説のギタリスト、デュアン・オールマン(Duane Allman)ですが、傑作はどれでしょうね。
オールマン・ブラザーズ・バンド時代の曲でしょうか。
私なりに考えればこの曲でしょうか。
1969年のボズ・スキャッグスのデビューアルバム「Boz Scaggs」から「Loan Me a Dime」です。
もちろんこれはボズのアルバムですが、「Loan Me a Dime」はデュアン・オールマンなしでは成立しなかったかもしれません。

これもPart 1とPart 2で合計10分をこえる演奏です。



Boz Scaggs ~~ Loan Me a Dime part one


Boz Scaggs ~~ Loan Me a Dime part two

Somebody to Love / ジェファーソン・エアプレイン

毎回、私の選りすぐりの曲をお送りしておりますが、今回はお奨めのロックということでジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane)の1967年の大ヒット曲「Somebody to Love」をお送りします。
イーグルスの大ヒット曲「ホテルカリフォルニア」でそのような酒類は1969年以降置いておりませんと例えられた伝説のロックコンサート「ウッドストック1969」での迫力あるライブです。
なおこのジェファーソン・エアプイレンですがその後メンバーがかわり名前もかわっていますが、現在でも活動している息の長いバンドです。


Jefferson Airplane - Somebody to Love (Woodstock1969)

サテンの夜 / ムーディ・ブルース

イギリスのロックグループ、ムーディ・ブルース (Moody Blues)の「サテンの夜」(Nights in White Satin) です。
1967年のアルバム「Days of Future Passed」からシングルカットされました。
作詞・作曲はメンバーのジャスティン・ヘイワード。編曲・指揮はピーター・ナイト(Peter Knight)。　
演奏はロンドン・フェスティバル・オーケストラとなっており、ロックとオーケストラを融合させた実験的な面もある曲でした。
さすがにアメリカでは受け入れられるかと躊躇したのか別の曲がシングルカットされましたが、その後アメリカでもこの曲がじわじわと人気を集めるようになり、1972年に全米第２位の大ヒットとなりました。


The Moody Blues - Nights in White satin´67

I'd Rather Go Blind / チキン・シャック

フリートウッド・マックとならぶイギリスのブルースバンド、チキン・シャックの「I'd Rather Go Blind」です。
1969年のアルバム「O.K.KEN?」に収録されています。
ボー力ルを担当しているのは紅一点のクリスティン・パーフェクトです。
彼女はキーボードも担当しています。
1968年の結成以来ブルースバンドとして人気を集め前途洋々の彼らでしたが、クリスティーン・パーフェクトが結婚を機に脱退してしまい、活動は次第に停滞化してしまいました。


Chicken Shack - I'd Rather Go Blind

Seasons / スティーブ・ミラー・バンド

スティーブ・ミラー・バンド、1969年のアルバム「Brave New World」に収録されている「Seasons」という曲です。
動画をみていると何か神秘的な曲のようにも聴こえます。
スティーブ・ミラー・バンドはシカゴを中心に活躍した（している）ブルース・ロックバンドで、日本ではあまり有名ではありませんが長い歴史を持つバンドです。
さてこのアルバム「Brave New World」には、何と元ビートルズのポール・マッカートニーが一部の曲に参加しています。
ちょうどビートルズが解散して間もない頃で、残念ながら参加した経緯はよくわかりません。また本人はマッカートニーの名前を使わず別の名前だったため、このことがわかったのはかなり後になってからです。

http://jp.youtube.com/watch?v=EMJcjMjfFS8

Locomotion /キャロル・キング

世界的に有名で、人々に愛される曲となった「Locomotion」(ロコモーシヨン)です。
1960年代初めキャロル・キングと夫のジェリー・ゴフィンとの共作で、1962年リトル・エヴァが歌って大ヒットさせた曲です。みなさんおなじみの曲です。
そのころのキャロル・キングはシンガーを目指していたのですが、さっぱり売れず、もっぱらソングライターとしての活動をしていたそうです。
動画で楽しそうに歌う姿からは想像できませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=ikcM38Vfpno