鈴木智香子の『この曲が聴きたい!!』 = A Song A Day =

その日の気分や季節柄に合わせて、ジャンルを問わず、とっておきの音楽をご紹介します。

【聴き比べ】アイランド・イン・ザ・サン(陽のあたる島)【理想と現実】

2015年07月27日 | 日記

本格的な夏が到来すると、私は必ずこのミニー・リパートンのロマンチックな曲"Island in the sun"を思い出します。

『私と一緒に来てくれるんなら、素敵なものを見せてあげる。あの陽の当たる島で。クール・クリアーなスパークリングウォーターでスイミング、ラテン・パープルでサテンな夜♪時間を無駄にしてはダメ、おいしいフルーツが味わえないわよ』(恥ずかしくてちゃんと訳せずすみません)

いつかこんなハッピーな気分でパラダイスのような島に2人で逃避行したーい、って思い描いていた独身時代。

そうしたら、どうよ。ウチの主人は潮風吸い込むと頭痛がするから海はアカンて。湿気が苦手なんだってさ。そういえば、私も日焼けしたくない人だった。食べ物にもあたりそうだしなー。人生ってうまくいかないわね。

で、どっちかっていうと、心情的にはこっちの"Island in the sun"に近いかなって。とにかくここから脱獄してやるぅ〜、って?

 


DICK FARNEY | Aeromoça - Spot comercial da VASP (1976)

2015年07月13日 | 日記

ブラジルの歌手ディック・ファルネイが歌う『アエロモサ』訳すと、『エアガール』です。この曲が70年代、ヴァリグ・ブラジル航空のCMに起用されていました。私の大好きな曲のひとつですが、曲の内容からすると、残念ながら男性が歌う曲なのでステージでは歌ってません。

『エアガール』→『スチュワーデス』→『キャビンアテンダント』と時代の移り変わりと共に職業名も変わっていきましたが、この映像を観ている限り、『エアガール』時代のほうが、何となくハッピーな旅の予感がしますね。今、飛行機は、迅速な移動手段の一つになってしまい、空の旅のロマン、とかそういう時代じゃなくなって久しいですね。

『こんな美しい花が空の上で咲いているなんて、飛行機が怖いなんて言ってバカげてるよな』、と歌っています。さすがブラジル人の発想ですね!映像の後半に出てくる男性の安堵の表情をごらんあれ!