鈴木智香子の『この曲が聴きたい!!』 = A Song A Day =

その日の気分や季節柄に合わせて、ジャンルを問わず、とっておきの音楽をご紹介します。

スティーヴィー・ワンダー『サマー・ソフト』

2014年05月31日 | 日記

夏の始まりは毎年、いつも突然にやってきますね。最近までもう寒いのはヤダ、と思ってたとこなのに、今度は暑いのはヤダ、って思ってます。

この曲も夏らしく、いきなり始まるんですよね。そしてエンディングは、これまたまるで夏の終わりのようにフェイドアウトしていく…ちょっとポエっちゃった(笑)

 


アフター7 『Ready or Not』

2014年05月30日 | 日記

この曲の入ったカセットを、妹がアメリカ留学先から持ち帰りまして、そいつを横取りして聴いていた90年代初め頃(笑)

この曲を聴くと、なぜか当時夢中になって観ていた『ビバヒル(ビバリーヒルズ青春白書)』を、思い出します。ちょうどこの曲の時代とかぶります。

ビバヒル、高校生大学生が、こんなに『世界は自分達中心に廻ってる』的な、若いエネルギーむき出しでいいのか?登場人物はみんな、すぐ調子づいて詰めがアマいし、恋愛のことしか頭になさそうだし、日頃の行いからしてユルユルだし、マトモなキャラはいないのか?と疑問を抱えつつ、それぞれの登場人物に愛着を持ちながら、面白く見ていました(笑)

しかし、ある時アメリカ人と会話する機会があったとき、「英語の勉強の為に、ビバヒル(英語のタイトルは90210(ナインオートゥーワンオー)って言うんですよ)見てるよ~」、って言ったら、「フッ、あれは、お子ちゃまの見る番組だよ(笑)」と鼻で笑われてしまいました。そして、因みに君くらいの大人だったら医学用語とか難しい単語が出てくる『ER』を見るべきだよ、と言われました。そんなくくりがあったのか!と驚きました。確かに日本で海外ドラマが紹介される時って、そういうくくりって、誰もアドバイスしてくれないよね。それに、うちのお義母さん、夢中になっていろんな韓流ドラマ観てるけど、誰もそんな指摘しないよね?

でも、実際にアメリカに行ってみて、シットコムドラマ(笑い声が入るやつ)やトーク番組を何となくテレビで見ていたとき、アメリカのテレビ番組って確かにいろんな意味(例えば人種とか教育レベル、所得の違い)での棲み分けがあるな、って肌で感じるものがありました。

例えば、白人(黒人)オンリーのドラマ、黒人の司会者で観客の黒人ばっかりのトーク番組、ビバヒルみたいなティーン向けドラマ、弁護士や医者の高所得者のキャラが多く登場するドラマ、日本語の吹き替えでもちょっと難解だなと思われるハイブロウなセリフ回しがある心理サスペンスドラマ、などなど。

逆に、日本で放映されるアメリカの番組に、黒人オンリーの番組を殆ど見ないのも気になりますが。そのへんは日本側で選(よ)り分けてるのか?

音楽に関していえば、日本では白人のロックも入ってくるし、黒人のソウルやヒップホップも耳にするので、そんなくくりは全く無い(と思う)んだけど。


OK Go - Do What You Want

2014年05月28日 | 日記

とうとう夏の到来か?今日は暑い一日ですね。

昨日近所の居酒屋さんにフラッと立ち寄ったときに有線で流れてきたこの曲、なんか今日はこんな気分だなぁと思いご紹介します。汗かいて大きな荷物持ちながら小走りに交差点を渡る自分のBGMにしたい(?)

Do what you want (君のやりたいことをやりなさい)っていうタイトルの曲のPV、本当にイカしてるわ(笑)


ニール・セダカ 『Laughter in the rain(雨に微笑みを)』

2014年05月26日 | 日記

今日のお天気は雨、唐突にこの曲を思い出しました。雨をテーマにした曲はたくさんありますが、この曲はホントにスウィートでラブリーで、雨の日のクラーい気分がちょっと和らぐ、アロマなルームスプレーのよう(?)です。

 

テレビでニール・セダカを何度か見たことがありますが、常にカメラ目線でニッコリ顔の弾き語りにこのギョーカイ長いな、って思いました(笑)

これ聴いて思い出したんですが、歌詞が何となく似ているこの曲、ラブ・アンリミテッドの『ウォーキング・イン・ザ・レイン』も、素敵。

 


バーブラ・ストライサンド pretty women / ladies who lunch

2014年05月19日 | 日記

今日は、とある寄合いに参加しまして、その時こんな言葉を思い出しました。

私よりもはるかにお姉さま方が大勢参加されていたのですが、皆さんこのタイトルの通り、この地区の『Ladies who lanch』な方々なのでした。

この言葉は、ランチをゆったり楽しめるような、時間とお金に余裕がある女性たちを指す英語の慣用句です。

体のあちこちの調子が悪いとボヤくわりには、いつも全然元気で、意味がないおしゃべりが大好きで(でもお互いに聞き役になれない)そこらじゅうで小さな輪ができてて参加者の男性陣も完全に諦め気味、本能的に動くので、常に『自分のしたいこと』をするので、全然統制がとれなくて…いやはや、これも幸せな老後なんでしょうね。

まあ、ちょっと羨ましい気もするけど、どうかな(笑)


ドナルド・フェイゲン 『ニュー・フロンティア』

2014年05月17日 | 日記

この曲は、ドナルド・フェイゲンのソロアルバム『ナイトフライ』の中の一曲です。このアルバムのコンセプトは、確か50年代アメリカのとある中都市の郊外の新興住宅地に住む、どこにでもいそうな男の子が、明るい将来を夢見ているっていうような感じだったかな。

多分この男の子はドナルド・フェイゲン自身で、そして彼はばっちしベビーブーマー世代だと思います(1948年生まれ)。戦勝国となったアメリカの好景気を謳歌していた時代が彼の子供時代だったんですね。

で、この曲のPVを見ていただくと大体のお察しが付くと思いますが、当時は『キューバ危機』!世界の世相は決して明るいわけではないのに、お家の庭に作ったシェルターが秘密基地みたいにオシャレだったり、有事以外は全く役に立たないこのシェルターは、普段は息子のデート会場になったりして(もちろんビールや食糧もたくさん買いだめしてあって)、とにかく青春時代真っ只中の男の子にとっては、核の脅威を感じているのは大人達だけで、どこまで行っても能天気で明るかったのですね。じゃなきゃ、こんなサウンドにならないもんね。


エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング Don't Be That Way(その手はないよ)

2014年05月13日 | 日記

4月の雨や5月に咲くスミレのことが歌詞に入っているので、これは今の季節の曲として聴いてみようかと。

このアルバム『エラ&ルイ』は、ジャズ名盤リストに必ず載っているというくらい有名なアルバムで、主人のジャズテナーサックスプレイヤーの鈴木学も当然のように持っていまして、結婚した時に私が「有名すぎて買う機会つい逃しちゃったよ~アハハ」、と言ったら、「このアルバムをボーカリストが持ってないなんて信じられない!」と怒られ、大急ぎでCDを買い求めて隅々まで聴きました。

その際、エラよりも、ルイの歌声やトランペットの音色を中心に聴くようにしつこく言われました。ジャズの勉強をする際にルイ・アームストロングを聴くのは、ミュージシャンにとってもボーカリストにとっても必須なんです。ルイ・アームストロングはモダンジャズの祖ですから(主人の受け売り(笑))。