mumeisouの《 雑記帳 》

折にふれて、出来事や所感を記述。

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三段重と散弾銃

2011年12月05日 | 雑文

 何気なしにラジオを聞いていたら、聴取者プレゼントのグルメの話になり、“サンダンジュウ”という言葉が耳にとびこんできました。
 散弾銃で鴨猟でもして、鴨鍋プレゼントかと思ったら、とんだ見当違いでお正月のオセチの三段重のプレゼントの方でした。
 デラックスなオセチを貰っても、うちの孫たちは正月に遊びに来ても、オセチは殆ど手をつけませんので猫に小判です。

 小生は昭和一桁生まれで、戦後の食糧難の時に食べ盛りの年齢でしたので、いつもひもじくて頭の中は食べ物に占領されていました。目にした物に対する判断の基準は「食べられるか」「食べられないか」だけだったように思います。
 今でも、川で泳いでいる鴨を見たら、先ず“ああ、美味そう”と思いますし、“ウサギ美味しあの山”の方です。

 少年時代に食糧難の経験をしたおかげで、食べられる野草は今でもしっかり覚えていますし、又、食べ物を粗末にしない習慣も身についています。弁当の蓋についたご飯粒を先に食べる方です。でも、そのおかげで腹八分目で食べ終えて、あとは残すというのが中々出来ません。そのせいで体重は増加傾向で困ったものです。