夏、「戦争」が話題になるたび、私は30年前に亡くなった父親のことを思い出す。
大正15年生まれの彼は、10代で先の大戦時「志願」して軍隊に入った(らしい)。
3人兄弟の末弟だったが、次兄はおそらく将校として、長兄は軍医として、やはり「戦争に行って」いる。
次兄はおそらく戦地で「終戦」を迎え、自殺して「だれのものかもわからない」僅かの遺骨となって帰ってきたという。
その知らせをそれぞれの場所 . . . 本文を読む
3か月半の船旅といっても、旅の土産話といったものは案外少なかったというか・・・
家族(夫)からも、若い友人(長男)からもそれほど沢山は聞いていません(聞いても次々、忘れちゃうのかも)そんな中、「これだけは忘れずに書いておきたい」と思ったことを日記ブログにやっと書いたのでほんの2本ですが、こちらにも載せておきます。例によって個人的な(些細な?)エピソードでわかりにくく、退屈かもしれませんが興味のあ . . . 本文を読む
家族と若い友人との「船旅」も、あと1週間になりました。来月初めには横浜経由で大阪港に戻ってきます。梅雨から夏に向けては、CS(化学物質過敏症)モドキの自分にとっては空気環境(大気の状態)が悪化する一方で・・・おまけにPCのキーボードが寿命を迎えつつあって・・・「書く」のはままならない状態に(^^;そんな中、ボンヤリアタマな日記ブログに書いた記事でその後の「船旅」絡みのものを載せておきます。
(前 . . . 本文を読む
この春定年退職した家族が、ピースボートで念願?の世界一周に出て、早1ヶ月が過ぎました。誘われて、迷いながらも同行した若い友人(兄貴の方)と二人、3ヶ月ほどの船旅です。全く食指が動かず(という風に見えた)家に残ったもうひとりの友人(弟)はCS的事情で残留を決めた私と、その間二人暮らしに。(なあんとなく、イヌ族は旅へ、ネコ系は家に?という感じで、ちょっと可笑しい(^^;)まあ船旅自体は、自分とはあまり . . . 本文を読む
家族が持病の治療のために横須賀の病院に入院することになり一緒に3泊4日の旅行?をしてきました。心房細動(AF)という不整脈や、化学物質過敏症(MCS)など病気の話が主で、このブログに載せるような内容ではない気もしますが私自身にとってかなり大きい出来事だったので、やはり日記ブログに書いたものをこちらにも貼っておこうと思います。(退院後の家での話もあります)面白いものではありませんが、興味のある方はど . . . 本文を読む
家族のひとりである「若い友人」が、なぜか(と本人も思ってるかも)中国の青島までの船旅(4月下旬~GW半ばまで10日間ほど)をしてきました。そのときのことを少しだけ日記ブログに書いたので、こちらにも貼っておこうと思います。と言っても、「初めての船旅」自体については、私にはワカラナイのであまり書いていません。(そのうち少しずつ、本人が話してくれるかもしれませんが) そもそも余計なコトばかり書いてある「 . . . 本文を読む
ひょんなことから、子どもの頃の姉の話を別のブログに書きました。予想外に長い話になってしまって、3話に分けてあります。拙い文章に個人的な内容で、わかりにくいと思いますが興味のある方はどうぞご覧になって下さい。http://blog.goo.ne.jp/muma_may2/e/160d069645fbdc2066a778276e898a53http://blog.goo.ne.jp/muma_may2 . . . 本文を読む
かつてコドモだった人たちの会話を少しだけ。
<ホテルの朝食>
「ドリンク・バーのジュースって、薄めて作る」「だからどれも、なんとなく"水"の味がする」「当然、かの有名なモンスターが現れる」「別名"調合師"(笑)」「案外好みの味が発見できる?」「いや~結局全部の種類混ぜる」「はっきり言って・・・」 「泥水状態(笑)。」 「 でもその間、オトナは時間稼ぎが出来る。」(一同頷く) . . . 本文を読む
昔々、ゴルフ場の設計を毎日手伝っていたことがある。新聞のチラシの「裏が白い」のを残しておいて、それに鉛筆で何段にも横線を引いて、まず「表」の枠組みを作る。そこに「コース・デザイナー」の言う通り、数字を書き込んでいく。キッチンのテーブルを挟んで向かい合って、私たちは真面目に作業をした。PCも普及してなかった時代。書く方は、速記してる秘書サン気分。言ってる方もなんだか社長サン風に、満更じゃない・・・と . . . 本文を読む
昨年末、今住んでいるマンションで構造上の不具合(というか何と言うか)が見つかった。のほほんな私がボーっとしている間にも調査がなされ、今年に入って、その改修工事について、住人たちと業者の間での話し合いが持たれた。
原因不明の「不具合」ということで、話し合いはスムーズには進まなかった。
マンション全階での、一部は室内に入って床板を剥がす・・・というような、かなり大規模な工事になるということで、その . . . 本文を読む
最近、姉と話す機会が増えた。私と姉はたった二人きりの姉妹だが、これまであまり近しい付き合い方をしてこなかったので、毎日のように午前中に電話がかかる現在の状態は、ほとんど初めてと言ってもいいかもしれない。
私達の父親は20年ほど前に亡くなった。その後、一人娘で係累も少ない母を気遣って、姉夫婦は自分たちの用意していた土地に家を建てることを諦め、実家の敷地の中に新しく家を建て、母の身近で暮らすことにし . . . 本文を読む
佐賀で、一日の大半を幼い息子と過ごす生活を送っていた頃、私は随分カリカリした母親だったと思う。自分が子どもの頃に、頭ごなしに叱られたり、親の意向にがんじがらめに縛られたりしたことが本当に嫌だったので、気持ちの上では、自分の子どもにはなるべくしたい通りにさせてやりたかったし、ヒステリックな叱り方をしたくなかった。しかし実際は、一か二程度の強さで言い聞かせれば良いところを、五か六、時には七や八の見幕で . . . 本文を読む