うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

気になる2歳馬その1

2007-07-18 21:21:42 | 競馬日記
2歳戦が始まっていますね。今年も気になる2歳馬をピックアップして行きます。
敬愛する西浦厩舎に登録のある2歳馬で、気になる馬がいました。

ゴーフォアブローク 牡 鹿毛 2005/03/12生
スクワートルスクワート×ウォーニング×マルゼンスキー×サンシー×ヴェンチア×ネヴァービート
曾祖母はハギノトップレディ。
2連産目の2番仔。

Mr. Prospector系×Man o'War系×Nijinsky系×Sanctus系×Man o'War系×Never Say Die系です。4代血統表で見れば全て異なる系統を使っていますし、6代まで拡張しても、Man o'War系とNearco系を2回ずつ使っているのみです。しかも、祖母父のマルゼンスキーは16歳時種付け、ネヴァービートはNever Say Dieの8歳時種付けです。1歳上の半兄ノーキュアノーペイ(父ティンバーカントリー)も西浦厩舎で現役であり、先日勝ち上がりました。

血統構成という観点から見ると、スクワートルスクワートは難しい種牡馬だと思います。五十嵐氏理論的に見れば、世代が合わなかったり、弱点が出来たり、まとまりを欠いたり。ゴーフォアブロークは最優位の系列ぐるみクロスがTamerett6x4で、ここにTeddy系やPharos、Hyperionなんかを集めています。父内にTentam(父Intentionally×母Tamerett)、母内にKnown Fact(父In Reality×母Tamerett)の3/4同血馬があるためにTentamの父母両方がクロスし、スピードを供給しています。更にRaise a Nativeのスピードも加わります。スピードという個性があるんじゃないでしょうか。
前面のクロス、Raise a Native(5x5)はTeddy、SickleでTamerettと結合、Northern Dancer(5x5)はPharos、HyperionでTamerettと、Native DancerでRaise a Nativeと結合、Intentionally(6x5)はMan o'War、Discovery、Whisk GroomでRaise a Nativeと、DiscoveryでNorthern Dancerと結合しています。すごく悪い状態ではないでしょう。

苦戦中の種牡馬スクワートルスクワート産駒のスピード馬として活躍してくれることを期待します。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿