サラブレッドランキング

サラブレッドランキングが発表されました（記事）。

われらのディープインパクトは124で９位タイです（昨年の日本調教馬１位はゼンノロブロイで122の18位タイ）。
ダービーのときのレイティングが採用されたようですが、ダービーは日本調教馬だけで行われるため今までは軽視されがちでした。
３冠戦線で全く相手にしなかったシックスセンスが香港ヴァーズで好走し、有馬記念で接戦を演じたハーツクライがジャパンカップで激走を見せたのが相対的価値を高めることとなったのでしょう。
同順位にはアメリカ２冠馬Afleet Alexもいます。

ディープインパクトの菊花賞のレイティング118はExtended部門１位です。
ディープインパクトは昨シーズンの世界最強ステイヤーでした。

牝馬ではシーザリオが120で牝馬の中で３位でした。
アメリカンオークスでの楽勝はやはり衝撃的でした。

日本関連ではサイレントウィットネスが123で全体の14位タイ、Sprint部門１位に輝きました。
このレイティングはスプリンターズSで得たものです（JRAのウェブサイトでは宣伝していないね。日本のレースのレベルが高かったと宣伝できるチャンスなのに）。
スプリンターズSのレイティングが高かったおかげで、この部門で日本調教馬が３頭もランキングに入りました。
Sprint部門では13頭がランキングに入っていますが、このうち５頭はスプリンターズSに出走しており、そのうち４頭はスプリンターズSでのレイティングでランキングに入りました。
昨年度、世界で最もレベルの高かったスプリント戦はスプリンターズSでした。

スプリンターズS以外でレベルが高いと評価してもらえたレースはやはりジャパンカップです。
このレースで得たレイティングで５頭がランクインしました（５着だったOuija Boardも香港ヴァーズのレイティングでランクイン）。
昔ほどはビッグネームが集まらなくなったものの、日本馬にとって重要なレースであることは変わりありません。

有馬記念のレイティングでも４頭入りました。
ジャパンカップ好走馬のがんばりがレースレイティングを上げたのでしょう。

日本のレース（菊花賞、スプリンターズS）で得たレイティングが２部門（Extended、Sprint）を制しました。