ブックメーカーのオッズ

Betfairでダービーなどのオッズが見られるんですね。

そのダービーのオッズで１番人気は現在のところCrowded House、２番人気はSea the Stars、３番人気はKite Woodです。
Crowded Houseは父が凱旋門賞馬Rainbow Questとは言え、Raise a Native4 x 4、Nasrullah4 x 6. 6. 6でスピードの影響が非常に強いです。エプソムの12Fをこなすの難しそうですし、もしこなせたら革命的出来事です。ここ10年の勝ち馬の中からHigh Chaparral、Motivator、Authorizedと３頭のダービー馬を出したレーシングポストトロフィーを勝ったとは言え、距離の不安は大きいです。ちなみにRaise a Nativeクロスを持つ英愛仏ダービー馬はまだいません。もちろん、Raise a Nativeが血統表中に浸透していくこと、Raise a Nativeの世代が上がっていくこと、競馬のスピード化により、今後は勝つ馬が出てくると思いますが、Crowded Houseは違うと思います。2000ギニーであれば昨年、Henrythenavigatorが英愛2000ギニーを、2005年にはDubawiが愛2000ギニーを制しました。
Sea the Starsはもうちょっと血統表をじっくり見たいのですが、Thoroughbred Databaseでは難しいです。Ped Net復活を期待します。悪くはなさそうには思います。母がUrban SeaでGalileoらの半弟です。
Kite Woodはシンプルな構造ではないのが難点です。スタミナはありそうです。

で、ダービーは本当の話題ではなくて、書きたかったのはドバイWCの方でした。ダイワスカーレットが２番人気です（記事）。
１番人気はAlbertus Maximus。BCダートマイル後、シェイク・ハムダン殿下のシャドウェルステーブルに購入され、調教師もキアラン・マクローリンに変わりました。Invasorと同じチームです。もちろん日本のダイワスカーレットは応援するのですが、血統的に好みなのはAlbertus Maximusであり、こちらにも頑張って欲しいです。
３番人気は昨年の２着馬Asiatic Boy。この馬の血統表をじっくり見るのは久しぶりです。母方にBusandaクロスがありますね。Busandaクロスと言えばメイワパッサーですね。
この記事を書いている段階ではカジノドライヴは４番人気まで上がってきています。