2000ギニーは1番人気Dawn Approachが勝ちました。5馬身差の圧勝でした。無敗。
父はNew Approach。英2000ギニー、愛2000ギニーとも名マイラーHenrythenavigatorの2着でしたが、距離が延びたダービーを制しました。Tantieme 6 x 4、Djebel 7 x 6が利いた中長距離配合でした。
Dawn ApproachはそのNew Approach産駒ですが、母父がPhone Trickで、Nearctic 5 x 5、Raise a Native 6 x 5、Royal Charger 8 x 5と前面でスピードの血が生きる配合です(ブログ)。中距離くらいまでじゃないかと思っているのですが、ダービーに向かうことになるようですね(記事)。2000ギニー圧勝でダービーを負け、後にマイラーという評価になった馬と言えばTudor Minstrelを思い出しますが、Dawn Approachの距離延長はどう出るんでしょうね。
1000ギニーはSky Lanternが勝ちました。GI2勝目。
父はCartier賞チャンピオンスプリンターのRed Clubs。半兄に重賞勝ち馬のShanty Star、Arcticがいます。母のShareef Dancer、Ahonoora、Roan Rocketという累代交配がいいですね。AhonooraはNew Approachの母父です。
Sky LanternもNearctic 5 x 4、Turn-to 5 x 6のスピード配合ですが、Djebel 7 x 7なんかを利かしているところはさすがですね。
ケンタッキーダービーは1番人気Orbが勝ちました。こちらも無敗です。
父Malibu Moonは2戦1勝で引退しましたが、母がマルセルブサック賞のMacoumbaのA.P. Indy産駒という良血馬で、既にDeclan's Moon、Life at Tenなど多数のGI馬を出して成功しています。
強いようですが、最近のケンタッキーダービー馬の中では一番気に入らない配合ですね。悪くないですけど。
ケンタッキーオークスはPrincess of Sylmarが勝ちました。こちらもA.P. Indy産駒Majestic Warriorの仔です。
Northern Dancerクロスを伴うDixieland Band 4 x 3という強烈なクロスがあります。他にSecretariat、Mr. Prospector、Sir Gaylordなんかもクロスし、あか抜けないのですが、悪くない配合ですね。
父はNew Approach。英2000ギニー、愛2000ギニーとも名マイラーHenrythenavigatorの2着でしたが、距離が延びたダービーを制しました。Tantieme 6 x 4、Djebel 7 x 6が利いた中長距離配合でした。
Dawn ApproachはそのNew Approach産駒ですが、母父がPhone Trickで、Nearctic 5 x 5、Raise a Native 6 x 5、Royal Charger 8 x 5と前面でスピードの血が生きる配合です(ブログ)。中距離くらいまでじゃないかと思っているのですが、ダービーに向かうことになるようですね(記事)。2000ギニー圧勝でダービーを負け、後にマイラーという評価になった馬と言えばTudor Minstrelを思い出しますが、Dawn Approachの距離延長はどう出るんでしょうね。
1000ギニーはSky Lanternが勝ちました。GI2勝目。
父はCartier賞チャンピオンスプリンターのRed Clubs。半兄に重賞勝ち馬のShanty Star、Arcticがいます。母のShareef Dancer、Ahonoora、Roan Rocketという累代交配がいいですね。AhonooraはNew Approachの母父です。
Sky LanternもNearctic 5 x 4、Turn-to 5 x 6のスピード配合ですが、Djebel 7 x 7なんかを利かしているところはさすがですね。
ケンタッキーダービーは1番人気Orbが勝ちました。こちらも無敗です。
父Malibu Moonは2戦1勝で引退しましたが、母がマルセルブサック賞のMacoumbaのA.P. Indy産駒という良血馬で、既にDeclan's Moon、Life at Tenなど多数のGI馬を出して成功しています。
強いようですが、最近のケンタッキーダービー馬の中では一番気に入らない配合ですね。悪くないですけど。
ケンタッキーオークスはPrincess of Sylmarが勝ちました。こちらもA.P. Indy産駒Majestic Warriorの仔です。
Northern Dancerクロスを伴うDixieland Band 4 x 3という強烈なクロスがあります。他にSecretariat、Mr. Prospector、Sir Gaylordなんかもクロスし、あか抜けないのですが、悪くない配合ですね。
「私たちはドーンアプローチの母ヒムオブザドーン(Hymn Of The Dawn)がスプリントタイプ(C:C)であることも、交配させたニューアプローチ(New Approach)が中距離タイプ(C:T)であることも認識していました。ヒムオブザドーンからは当然Cタイプの遺伝子変異体を引き継ぎ、ニューアプローチからもCタイプの方が引き継がれたことから、ドーンアプローチはスプリントタイプであるC:Cとなりました」。
と書いてありますね。
英ダービー出走は意外でした。
よくわかりませんが、
ゴドルフィンの馬なので採算度外視なのと
遺伝子検査でCCだからって、実際どうなるのかの、
テストかな、なんて
競馬オタクとしては遺伝子検査とか興味深いです。
セントサイモンなど過去の名馬が全てスタミナタイプのTT型であったこととか
本当興味深かったです。
遺伝学的解析というのはこれからどんどん進んでいき、また、一般化していく方向であり、このミオスタチン遺伝子という適距離に関連する遺伝子が見つかったことは一つのマイルストーンだと思います。
純スプリンターのサクラバクシンオーが本当にC/Cなのかとか、ミホノブルボンは結局どうなのかとか、気になりますね。どこかに答えを書いてないですかね。
一方で、距離適性に関連する要因は筋量だけじゃなく他にもたくさんあるはずです。
例えばサクラバクシンオー産駒のC/CとGalileo産駒のC/C、サクラバクシンオー産駒のC/TとGalileo産駒のC/T、と比較すれば全然キャラクターが違うんじゃないかと思います。
例えば骨格とか、他の要因の遺伝子を網羅的に把握できるようになればかなり説得力が出てくると思います。
将来的には複数の遺伝子のどれがONになっているかが調べられるようになり、この馬のパターンはマイルが基本だけど、折り合っての差しが魅力で、ペースと折り合い次第で距離を克服してしまうとか、この馬のパターンはバテずに長く脚を使えるのが魅力で、中長距離の持続力勝負に強いとか、そういう遺伝的な適性のプロフィールが作られるようになるのでしょう。Haloクロス持ちが中山でなぜ強いのかとかの遺伝学的な説明もできるようになるのだと思います。
Dawn Approachはマイル路線の方が無難だと思いますし、ダービー出走は推奨しないです。Raise a Nativeクロスを持つ英ダービー馬はまだ出てないですし、勝てば新時代の幕開けですけど。
アーバンシーやミエスクの娘だけどこの牝馬はいいところを受け継いでて
この馬は受け継いでないとか
今は、競争成績とか想像するしかないですけど
そういうのも遺伝子検査でわかればすごくいいですね。
ファミリーも大事ですけど、母の競争成績も大事だといつも思うんです。
社台は顔と雰囲気をすごく重視してるんじゃないかと思います。
ダイナカールとかビワハイジとかアーバンシーウインドインハーヘアとか
優秀な馬は顔が違うので
ウインドインハーヘアに品の良さは一番好みかも
よくこんな素晴らしい牝馬を導入出来たなあと。
ウインドインハーヘアって現役時の写真など見たことないですけど気品にあふれるお嬢様って感じだったと想像します。
顔の良くない馬は何だかんだ優秀でないことが多いです。
タートルボウルの賢そうな顔
それに引き替え、
JBBAが導入したサマーバード センスのかけらも感じません 馬体もそうですし活力を失った顔
本当がっかりしちゃいます(笑)
この馬よりいいダート種牡馬なんて日本にたくさんいるじゃないかって思っちゃいます(笑)
ドイツ血統も賢そうな顔の馬多いです。
マンデュロとか賢そうな顔しててダーレー日本に持ってきてくれなかなあなんて思います。
「6~7代前から米国馬は非常に強い薬物を投与されて出走しており、そのことが問題です。米国のサラブレッドはかつてほど強い生き物ではなくなりました。薬物使用がなされていなかった時代にはもっと強靭な馬がいました」。
http://www.jairs.jp/contents/newsprot/2013/15/1.html
サマーバードがどうかは知りませんが、アメリカから魅力的な馬が減ったのは事実です。
まあ、サマーバードは結構面白い配合ではあるのですが、こういうのがドーピングでスポイルされていたら残念なことですね。
活力のある牝系の馬はドーピングしようとしまいと十分な活力があるだろうと当てにしやすいように思います。
アメリカの種牡馬の産駒はラシックスを使えば他国種牡馬産駒と同等に走るけど、ラシックスを使わない環境においては走らない
ラシックス使うことを前提で選別淘汰されてるから
+(ドーピングの副作用で遺伝能力にも問題を与える?)
って感じですかね
優秀な馬かどうかを競争成績で選別して
優秀な馬を種牡馬にしていくというサラブレッドの進化を考えると
先天的な素質よりも、どの程度ドーピングしているかどうかという後天的要素が競争成績に影響を与えるということは問題ですね。
日本でも同じ馬育てても社台の育成の環境と
非社台の環境では、全然競争成績違ってくると思いますが
アメリカではもっともっと違うんですかね。
同じような血統で同じような競争成績なら
育成牧場が優秀でない方が素質は高かった可能性は高いと思うので
シーザスターズやっぱりいいなあと(笑)
育成はアイルランド国営のところ
よくわかりませんが
クールモアより育成環境は劣るでしょうと(笑)
クルーモアの育成環境なら走って当然だと思うので(笑)
ゴスデン師はラシックスにも競走能力向上効果があると見ているようですが、ラシックスは筋肉増強剤使用の証拠を消すためによく使われるので、ラシックスが必要だ!ってことはステロイドも使っていると思われます。ゴスデン師の辛辣な言葉はそれを含んでいると思います。
>ラシックス使うことを前提で選別淘汰されてるから
そういうことです。そういった薬物を投与されれば走る、という馬本来の能力と異なる方向の淘汰をしていたら、馬本来の能力は向上しないと思われます。
>+(ドーピングの副作用で遺伝能力にも問題を与える?)
そうですね。コタシャーンとか、ドーピングの影響で受精率が下がったんじゃないかと噂された馬もいました。
>社台の育成の環境と非社台の環境では、全然競争成績違ってくると思いますが
そうですね。ただ、ドーピングをしないというのは大切で、ドーピングをしない限り、先天的能力が能力の上限になり、正しい方向の選抜にマイナスを与えないです。
>アメリカではもっともっと違うんですかね。
アメリカの育成ってどうなってるんでしょうね。ちょっと調査不足です。
やっぱりCoolmore - Ballydoyle体制が今現在、もっとも凄い育成・調教をしているんだろうと思いますよね。