セロ弾きのゴーシュ

宮沢賢治にセロ弾きのゴーシュという小品があります。
へたくそなセロ（チェロ）弾きの楽士が，夜な夜な、いろんな動物達のアドバイスを受けて、一人前に成って行く話です。
この物語は、何かを成しとげて行く段階での、独りよがりや、他人のアドバイスなど、単純な寓話と、理解されています。
しかし、別の言葉で言えば、他者との往復運動が新たな世界を広げる条件だとも、社会復帰の精神的葛藤だとも、受け取れます。

何を急に言い出しているのか。
こう言うことです。
ドッグショウに３年ほど、オーナーハンドラーとして出ている今の私が、第一日目の夜のゴーシュだということです。
そろそろ秋のドッグショウシーズンの準備の時期です。マイペースで、しかも、シリアスに、新たな挑戦をはじめます。





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