「プリパラ」第134話「バレンタインは甘くない」の感想です。
~ オープニング前 ~
今日は、神アイドルグランプリ・ファイナルの第3戦、SoLaMi SMILE 対 ノンシュガー。らぁらとのんは、ジュリィを救うために自分達が勝つと意気込みます。
その朝、2人とも、いつになく食が進みます。両親は、2人が対決する事に、本人達よりも緊張していました。
母は、パスタを縄跳びと間違えています。
父は、ピザをシャンプーハットと間違えています。
互いに負けられない姉妹対決。果たして、勝つのは?
オープニング直後の「プリパラしりとり」で、「い」で始まる言葉で来たのは、「イカ」。
うおっ、懐かしい。1話のネタじゃん。大神田校長のプリパラ禁止令を破ったら、火あぶりにされるかもしれないってやつですね。あまりの懐かしさに大興奮しちゃったじゃなイカ!(下らんシャレで締めるな(笑))
次は「か」で始まる言葉ですが、そちらは、次回予告直後。
~ Aパート ~
そんな中、SoLaMi SMILE、ノンシュガーのどちらが勝つかを議論する番組が流れていました。
司会は安藤。
まずは、ねねが、ノンシュガーの成長グラフを示しました。
これに、SoLaMi SMILEのグラフを合わせると・・・、
「面白い。次のライブで超える可能性があるという事か。」
何で、アンタまで出てるんだよ。こういう番組には、全然興味ないものだと思ってたので、草生えたぜ。(笑)
SoLaMi SMILE派は、そんな事ないと反論。
「ペッパーちゃーん! 勝ったら、あたし達を食べてー!」
「性的に?」と思った私は、いっぺん死んだ方がいいですかね? ブログ更新終わっちゃいますけど。(もちろん、冗談ですので、本気にしないで下さいね?(笑))
同じ頃、SoLaMi SMILEの3人も、ノンシュガーの成長性に手強さを感じていました。
「私の計算とほぼ同じ。ノンシュガーは、未知数の力を秘めた強敵よ。特に、ちり。生け花といい、水芸といい、高貴な芸術センス。手強いわ・・・。」
「パワフルなペッパーは、毒クラゲも踊り食いで食べちゃいそう・・・。」
何で、毒クラゲを想像したよ。普通に、クラゲでいい気がするんですが。心のどこかで、いっその事、毒で死んでほしいというSな事でも考えてるんでしょうか。(笑)
「うかうかしてられないよね・・・。」
ノンシュガーの脅威を感じている3人の前に、Dressing Pafeの3人がやって来ました。
この格好は、武者修行のため。前々話でガァルマゲドンに勝ったは良いものの、心に隙があったと感じています。
今日のライブ対決は、ロゼットパクトから見るとの事です。
「決勝で会おう!」
「かしこまっ!」
その頃、ジャニスは、ノンシュガーの出番に落ち着いていられませんでした。
「分かるわ、ジャニス。私も同じ気持ちよ。」
「ところで、今日は何の日か知ってる?」
「え?」
私の誕生日のちょうど1か月前ですね。私、3月14日生まれですし。まあ、この歳になっちゃ、誕生日を迎えてもそんなに嬉しくないですけど。(だったら、素直にバレンタインデーって言えよ(笑))
ノンシュガーの3人は、歌もダンスも仕上げて、滝に打たれていました。しかし、緊張を感じています。
ちょうどその時・・・、
「あ、ハシビロ便だ。」
「え!? あの鳥、そんな仕事してたの!?」
おい、動かない鳥。お前、ムダに動き過ぎやろ。今後の活躍次第では、このアニメのタイトルが「アニパラ」になるんじゃないかと、ちょっとばかり心配になってきました。(笑)
荷物はサパンナからです。中を開けてみると、ペッパーのお母さんライオンが。
お母さんライオンは、ノンシュガーのライブを見に来たそうです。ライオンが吠えると、のん、ちり、ウサチャは、怖がりますが。
「のん達、エサ違う! みんな、アタイの大切な友達! みんなと一緒に世界の王者になるんだ! ね?」
「はい! あたし達、プリパラの王者になってみせます!」
「本当は、もう1人、お母様に会わせたかったですわ・・・。」
「ジャニス、今頃、何しているんだろう・・・?」
その時、1人の女の子が、のん達の元にやって来ました。
女の子は、何も言わずに、ある物を渡しました。
この子はもしや? 直後走って場を離れた女の子を、のん達は追いかけます。
一方、SoLaMi SMILEの3人は、これまでのライブデータを見直していました。
「これで、パーフェクトぷり!」
「私達、こんなに積み上げてきたんだね。」
「ホント、何だかいつの間にか、すごい高い山に登った気分!」
その時、ある女の子が楽屋に入ってきました。
この子も、何も言わずに、ある物を渡しました。
これは、ピーチ味のチョコ。という事は、この子は・・・。
女の子は、走って楽屋を後にし、らぁら達はその子を追いかけます。
少しして、2人の女の子は、ドリームシアターゲート前で合流。SoLaMi SMILEの3人とノンシュガーの3人に挟まれる形となりました。
「ママ達に会いに来てくれたんだよね?」
「ありがとう!」
「あなたが見ていてくれる。それだけで私達は無敵ですわ!」
「絶対に神アイドルになって、あなたを救ってみせる!」
『ハッピーバレンタイン!』
2人はそう言って、消えていきました。
「消えちゃった・・・。」
「綺麗な空。」
「チーム結成の時を思い出すぷり。」
「うん! あたし達、あの時と同じ。空見て笑って、SoLaMi SMILE!」
「ドキドキ、遠くの空に飛んでった!」
「私も。だって、この3人なら、勝てないジャンケンはありませんもの!」
「ありがとう、ジュルル。」
「見ててね、ジャニス!」
「必勝ですわ!」
しばらくして、両チームの対決の時を迎えました。
「ところで皆さん。このステージは何階にあるか、知ってますか? 答えは・・・、」
「スタイリッシュ! タフ! 階(カイ)!」
最近、段々暖かい春が近付いていると希望を持っていたのに、このクソ兄ぃのギャグのせいで、ブリザードを味わった気分になったんですが・・・。これで、インフルエンザを発症したら、コイツに医療費を請求するかな。(笑)
その頃、Dressing Pafeの3人は、三人四脚で山登りに励んでいました。
神聖なワードまて四字熟語にしてんじゃねーよ! 国語辞典に載っていると女児達が思っちゃったら、どないすんねん!(笑)
~ Bパート ~
くじ引きの結果、先攻はノンシュガー、後攻はSoLaMi SMILEとなりました。
ノンシュガーのライブが幕を開けます。
コーデは、のんは「ノンシュガーガーリーリボンコーデ」、ちりは「ノンシュガーエレガントコーデ」、ペッパーは「ノンシュガーふわもこファーコーデ」。
「神アイドルを育てたい。それを夢見て、今日までやってきたウチャ! この3人なら、夢を本物にしてくれるウチャ!」
「一同、かしこまりなさい!」
「ここにいる皆さんを、アイドルパワーで包み込んでみせましょう!」
「み~んなペロピタ! み~んなアイドル! サパンナの王のダンスを見せる!」
「ノンシュガーは、小粒でピリリと辛い! ノンノン! 超甘いかも!」
『あたし達の勢いは、誰にも止められない!』
そして、ミュージックスタート。曲は「シュガーレス×フレンド」。
メイキングドラマは「無敵艦隊! ふわトロりん!」
『あたし達、最強!』
続いて、SoLaMi SMILEの出番。らぁら達3人も、ノンシュガーに続いてすごいライブをしようと気合十分です。
「お姉ちゃん! 手加減なんかしないでよ!」
「全力でいくよ!」
「頑張ってね!」
「かしこまっ!」
そして、らぁら達3人はコーデチェンジ。
コーデは、らぁらは「SoLaMi SMILEラブリーコーデ」、みれぃは「SoLaMi SMILEポップコーデ」、そふぃは「SoLaMi SMILEクールコーデ」。
「SoLaMi SMILEがライブをやれば、エブリバディハッピー! ミーも冬眠知らずクマ! みんな! 盛り上がっていくクマよ!」
「ポップ、ステップ、げっちゅー! 1プラス1プラス1は、無限大!」
「私の籠の中の小鳥ちゃん達。今日は、いい子ではいられないわ。」
「空見て、笑って・・・。み~んなが、とびっきりの笑顔になりますように!」
『SoLaMi SMILE!』
ミュージックスタート。曲は「Ready Smile!!」。
メイキングドラマを迎えました。
「可愛いは、かしこまっ!」
「可愛いは、私ぷり!」
「可愛いは、フラッシュ!」
『可愛いが最強! ポップンスイーツ、SoLaMi SMILE!』
両チームのライブが終わり、結果発表です。それぞれの台座が天空へと伸びていきます。
「あたし達は無敵! 絶対負けない!」
「もっと・・・、もっと・・・、空を見上げていたい!」
勝ったのは・・・、
SoLaMi SMILEが勝ちました。
「お姉ちゃん・・・。」
「さすがでしたわ・・・。」
「アタイ、負けた。」
「おめでとう・・・。」
「ありがとう。」
「戦えて嬉しい相手だったぷり。」
「短い間に、すごく成長したね。」
その直後・・・、
「悲しくて泣いてる涙じゃないの・・・。よく分からないんだけど・・・。」
「あたしには分かるよ。すごくすごく、すごーく頑張ったって証拠だよ。」
「ジュリィも言ってたぷり。涙は、キラッキラの星になるぷり。」
「3人でウサチャの絆、すごい! 無敵だと思う!」
「私達、これで終わりではありませんわよね!」
「当然! だって、あたし達、まだ若いもん! 新鮮ピチピチのフレッシュアイドル!」
「いつか絶対、プリパラの王者になる!」
「いつか神アイドルになるウチャ!」
『ペロピタ!』
両チームに沢山の拍手と喝采が送られ、対決を終えました。
『ハッピーバレンタイン!』
さて、ダイヤの石像はどうなったか? 今回も、傷を付ける事ができました。
が、今回は、これだけ。
そして、次の対戦は、トリコロール 対 SoLaMi SMILE。
今回は、これで終了です。
次回:「スマイル0%」
神アイドルグランプリ・ファイナルの第4戦、SoLaMi SMILE 対 トリコロールが行われようとしていました。しかし、プリパラ内のムードは、トリコロール一色で、SoLaMi SMILEの勝率は、限りなく0に等しいです。
勝利を確信し、運命の時を余裕を持って迎えるトリコロールに対し、戦う前から意気消沈するSoLaMi SMILE。果たして、SoLaMi SMILEは、本来の自分達を出す事ができるのか? そして、勝つのは、どちらのチーム?
「プリパラしりとり」で「か」で始まる言葉は「カメ」。
105話のネタ。「神アイドル」「神コーデ」など「神」で始まる言葉の方がメジャーな気がしますが、ありきたり過ぎて、ボツにしたのかもしれませんね。だからと言って、「カメ」はどうなのよ?(笑)
次回は「め」で始まる言葉。「めが姉ぇ」「めが兄ぃ」が容易に思い付くものの、130話や前話で似たようなものを出したとなると、たぶんないでしょう。102話関係で「メカ姉ぇ」が来ると予想。
【まとめ】
神アイドルグランプリ・ファイナルの第3戦、SoLaMi SMILE 対 ノンシュガーを、SoLaMi SMILEが制しました。
さて、今回の対決のポイントは「経験」だったでしょう。
ノンシュガーは、チーム結成されたのが120話と、まだ3か月半程度しか経っていないものの、成長著しいチーム。
チームとして活動した月日は浅いものの、その成長力で、第4回神アイドルグランプリを制し、しかも、新しいメイキングドラマまで見せ、更なる成長まで感じさせました。3人が初めて出会った時の、個性バラバラでチーム結成の気配が感じられなかった頃を思えば、3人の成長は目を見張るものがあります。
しかし、SoLaMi SMILEが結成されたのは12話と、ノンシュガー結成よりも100話以上も前の事。
その100話以上もの間に、様々な困難や壁にぶつかっては苦労し、そして、そういったのを乗り越えては大きな喜びを感じていました。特に、2期では、1期終了時のチーム解散からの再結成までの道のりや、4回の「アイドルドリームグランプリ」で、3人一緒のチームになった事は1回もないにもかかわらず、話が進むにつれ、3人の絆が深まっていくところには、感極まるものがありました。こういう仲間の絆は、経験の浅いノンシュガーには分からないでしょう。
それに、Aパート最初の、どっちが勝つかの議論番組で、SoLaMi SMILEのファンは、よく知った面々で、彼女達が良いドラマを作っていた事も結構あったのに対して、ノンシュガーには、名前のないモブキャラばかり。チーム経験の差が、ファンの数、質の差をも生じさせているでしょうね。
また、ライブ前に、ノンシュガーは、準備はちゃんとしていても緊張していたのに対し、SoLaMi SMILEはまったく緊張していませんでした。ここからも、経験の差を感じますね。
圧倒的な経験の差ゆえ、ノンシュガーの負けは、致し方ないと思いますが、それでも、ノンシュガーは立派に頑張っていたと思います。
この対決でも、新しいメイキングドラマを見せたところは、131話で「これからのプリパラは、未来を担う若いあたし達が作っていくわ!」と、のんが宣言するほどの説得力があったと思います。ノンシュガーの初ライブから3か月半の間にメイキングドラマを4つも披露するほどの創造性は、若い力が未来を切り拓くプリパラにおいて、大きな武器になるでしょう。
それに、先攻になれたのも、幸運だったと思います。第1回神アイドルグランプリを除き、ライブ対決において、後攻勝利はパターン化してますが、もし、ノンシュガーが後攻だったら、こうはならなかったでしょう。
勝つ事はおろか、SoLaMi SMILEの先攻ライブのすごさに圧倒され、経験の差が大きなプレッシャーになっていたでしょう。そうなると、細かなミスが出やすくなり、メイキングドラマも新しいもので勝負できず、ファンの心を惹き付ける事はできなかったと思います。
そして、3人は、悔いの残った負けを味わう事となり、結果発表後の悔し涙を流せず、前を向く事もできなかったでしょう。先攻でのびのびと自分達の精一杯を出し切って、相手のライブを見届ける。「人事を尽くして天命を待つ」が、ノンシュガーにとっての最善だったと思いますね。
残念ながら、勝ち運は巡ってきませんでしたが、それでも、先攻ライブ、そして、SoLaMi SMILEと初戦で戦えた強運は、神アイドルになれると感じさせるものがあり、近いうちに、SoLaMi SMILE以上の有名アイドルチームになれる可能性があるように感じました。
ノンシュガーの戦いは終わり、残り話数を考えると、今後、のん達3人の成長要素にスポットを当てられる事はないと思いますが、それでも、3人の挙動に注目していきたいものですね。
さて、次回は、SoLaMi SMILE 対 トリコロール。
トリコロールも、3期に結成されたチームゆえ、チーム経験ではSoLaMi SMILE優位ではありますが、トリコロールには「至高の芸術」と言わんばかりのライブ質の高さがあります。また、ひびきが、社会経験豊富な「大人」なのも、トリコロールを優位に立たせているでしょう。
ダイヤの石像に与えられたダメージも考えると、トリコロールが勝つ確率が高いように思われますが、74話でみれぃが言っていたように、らぁらには火事場のバカ力があります。そんなバカ力が、多くの子達を救い、そして、プリパラの危機をも救ってきました。
次の対戦でも、そのバカ力が発揮し、勝利に導くのかも? 次回も、両チームの戦いをしっかり見て、戦いのポイントを熱く分析していきたいと思います。
~ オープニング前 ~
今日は、神アイドルグランプリ・ファイナルの第3戦、SoLaMi SMILE 対 ノンシュガー。らぁらとのんは、ジュリィを救うために自分達が勝つと意気込みます。
その朝、2人とも、いつになく食が進みます。両親は、2人が対決する事に、本人達よりも緊張していました。
母は、パスタを縄跳びと間違えています。
父は、ピザをシャンプーハットと間違えています。
互いに負けられない姉妹対決。果たして、勝つのは?
オープニング直後の「プリパラしりとり」で、「い」で始まる言葉で来たのは、「イカ」。
うおっ、懐かしい。1話のネタじゃん。大神田校長のプリパラ禁止令を破ったら、火あぶりにされるかもしれないってやつですね。あまりの懐かしさに大興奮しちゃったじゃなイカ!(下らんシャレで締めるな(笑))
次は「か」で始まる言葉ですが、そちらは、次回予告直後。
~ Aパート ~
そんな中、SoLaMi SMILE、ノンシュガーのどちらが勝つかを議論する番組が流れていました。
司会は安藤。
まずは、ねねが、ノンシュガーの成長グラフを示しました。
これに、SoLaMi SMILEのグラフを合わせると・・・、
「面白い。次のライブで超える可能性があるという事か。」
何で、アンタまで出てるんだよ。こういう番組には、全然興味ないものだと思ってたので、草生えたぜ。(笑)
SoLaMi SMILE派は、そんな事ないと反論。
「ペッパーちゃーん! 勝ったら、あたし達を食べてー!」
「性的に?」と思った私は、いっぺん死んだ方がいいですかね? ブログ更新終わっちゃいますけど。(もちろん、冗談ですので、本気にしないで下さいね?(笑))
同じ頃、SoLaMi SMILEの3人も、ノンシュガーの成長性に手強さを感じていました。
「私の計算とほぼ同じ。ノンシュガーは、未知数の力を秘めた強敵よ。特に、ちり。生け花といい、水芸といい、高貴な芸術センス。手強いわ・・・。」
「パワフルなペッパーは、毒クラゲも踊り食いで食べちゃいそう・・・。」
何で、毒クラゲを想像したよ。普通に、クラゲでいい気がするんですが。心のどこかで、いっその事、毒で死んでほしいというSな事でも考えてるんでしょうか。(笑)
「うかうかしてられないよね・・・。」
ノンシュガーの脅威を感じている3人の前に、Dressing Pafeの3人がやって来ました。
この格好は、武者修行のため。前々話でガァルマゲドンに勝ったは良いものの、心に隙があったと感じています。
今日のライブ対決は、ロゼットパクトから見るとの事です。
「決勝で会おう!」
「かしこまっ!」
その頃、ジャニスは、ノンシュガーの出番に落ち着いていられませんでした。
「分かるわ、ジャニス。私も同じ気持ちよ。」
「ところで、今日は何の日か知ってる?」
「え?」
私の誕生日のちょうど1か月前ですね。私、3月14日生まれですし。まあ、この歳になっちゃ、誕生日を迎えてもそんなに嬉しくないですけど。(だったら、素直にバレンタインデーって言えよ(笑))
ノンシュガーの3人は、歌もダンスも仕上げて、滝に打たれていました。しかし、緊張を感じています。
ちょうどその時・・・、
「あ、ハシビロ便だ。」
「え!? あの鳥、そんな仕事してたの!?」
おい、動かない鳥。お前、ムダに動き過ぎやろ。今後の活躍次第では、このアニメのタイトルが「アニパラ」になるんじゃないかと、ちょっとばかり心配になってきました。(笑)
荷物はサパンナからです。中を開けてみると、ペッパーのお母さんライオンが。
お母さんライオンは、ノンシュガーのライブを見に来たそうです。ライオンが吠えると、のん、ちり、ウサチャは、怖がりますが。
「のん達、エサ違う! みんな、アタイの大切な友達! みんなと一緒に世界の王者になるんだ! ね?」
「はい! あたし達、プリパラの王者になってみせます!」
「本当は、もう1人、お母様に会わせたかったですわ・・・。」
「ジャニス、今頃、何しているんだろう・・・?」
その時、1人の女の子が、のん達の元にやって来ました。
女の子は、何も言わずに、ある物を渡しました。
この子はもしや? 直後走って場を離れた女の子を、のん達は追いかけます。
一方、SoLaMi SMILEの3人は、これまでのライブデータを見直していました。
「これで、パーフェクトぷり!」
「私達、こんなに積み上げてきたんだね。」
「ホント、何だかいつの間にか、すごい高い山に登った気分!」
その時、ある女の子が楽屋に入ってきました。
この子も、何も言わずに、ある物を渡しました。
これは、ピーチ味のチョコ。という事は、この子は・・・。
女の子は、走って楽屋を後にし、らぁら達はその子を追いかけます。
少しして、2人の女の子は、ドリームシアターゲート前で合流。SoLaMi SMILEの3人とノンシュガーの3人に挟まれる形となりました。
「ママ達に会いに来てくれたんだよね?」
「ありがとう!」
「あなたが見ていてくれる。それだけで私達は無敵ですわ!」
「絶対に神アイドルになって、あなたを救ってみせる!」
『ハッピーバレンタイン!』
2人はそう言って、消えていきました。
「消えちゃった・・・。」
「綺麗な空。」
「チーム結成の時を思い出すぷり。」
「うん! あたし達、あの時と同じ。空見て笑って、SoLaMi SMILE!」
「ドキドキ、遠くの空に飛んでった!」
「私も。だって、この3人なら、勝てないジャンケンはありませんもの!」
「ありがとう、ジュルル。」
「見ててね、ジャニス!」
「必勝ですわ!」
しばらくして、両チームの対決の時を迎えました。
「ところで皆さん。このステージは何階にあるか、知ってますか? 答えは・・・、」
「スタイリッシュ! タフ! 階(カイ)!」
最近、段々暖かい春が近付いていると希望を持っていたのに、このクソ兄ぃのギャグのせいで、ブリザードを味わった気分になったんですが・・・。これで、インフルエンザを発症したら、コイツに医療費を請求するかな。(笑)
その頃、Dressing Pafeの3人は、三人四脚で山登りに励んでいました。
神聖なワードまて四字熟語にしてんじゃねーよ! 国語辞典に載っていると女児達が思っちゃったら、どないすんねん!(笑)
~ Bパート ~
くじ引きの結果、先攻はノンシュガー、後攻はSoLaMi SMILEとなりました。
ノンシュガーのライブが幕を開けます。
コーデは、のんは「ノンシュガーガーリーリボンコーデ」、ちりは「ノンシュガーエレガントコーデ」、ペッパーは「ノンシュガーふわもこファーコーデ」。
「神アイドルを育てたい。それを夢見て、今日までやってきたウチャ! この3人なら、夢を本物にしてくれるウチャ!」
「一同、かしこまりなさい!」
「ここにいる皆さんを、アイドルパワーで包み込んでみせましょう!」
「み~んなペロピタ! み~んなアイドル! サパンナの王のダンスを見せる!」
「ノンシュガーは、小粒でピリリと辛い! ノンノン! 超甘いかも!」
『あたし達の勢いは、誰にも止められない!』
そして、ミュージックスタート。曲は「シュガーレス×フレンド」。
メイキングドラマは「無敵艦隊! ふわトロりん!」
続いて、SoLaMi SMILEの出番。らぁら達3人も、ノンシュガーに続いてすごいライブをしようと気合十分です。
「お姉ちゃん! 手加減なんかしないでよ!」
「全力でいくよ!」
「頑張ってね!」
「かしこまっ!」
そして、らぁら達3人はコーデチェンジ。
コーデは、らぁらは「SoLaMi SMILEラブリーコーデ」、みれぃは「SoLaMi SMILEポップコーデ」、そふぃは「SoLaMi SMILEクールコーデ」。
「SoLaMi SMILEがライブをやれば、エブリバディハッピー! ミーも冬眠知らずクマ! みんな! 盛り上がっていくクマよ!」
「ポップ、ステップ、げっちゅー! 1プラス1プラス1は、無限大!」
「私の籠の中の小鳥ちゃん達。今日は、いい子ではいられないわ。」
「空見て、笑って・・・。み~んなが、とびっきりの笑顔になりますように!」
『SoLaMi SMILE!』
ミュージックスタート。曲は「Ready Smile!!」。
メイキングドラマを迎えました。
両チームのライブが終わり、結果発表です。それぞれの台座が天空へと伸びていきます。
「あたし達は無敵! 絶対負けない!」
「もっと・・・、もっと・・・、空を見上げていたい!」
勝ったのは・・・、
SoLaMi SMILEが勝ちました。
「お姉ちゃん・・・。」
「さすがでしたわ・・・。」
「アタイ、負けた。」
「おめでとう・・・。」
「ありがとう。」
「戦えて嬉しい相手だったぷり。」
「短い間に、すごく成長したね。」
その直後・・・、
「悲しくて泣いてる涙じゃないの・・・。よく分からないんだけど・・・。」
「あたしには分かるよ。すごくすごく、すごーく頑張ったって証拠だよ。」
「ジュリィも言ってたぷり。涙は、キラッキラの星になるぷり。」
「3人でウサチャの絆、すごい! 無敵だと思う!」
「私達、これで終わりではありませんわよね!」
「当然! だって、あたし達、まだ若いもん! 新鮮ピチピチのフレッシュアイドル!」
「いつか絶対、プリパラの王者になる!」
「いつか神アイドルになるウチャ!」
『ペロピタ!』
両チームに沢山の拍手と喝采が送られ、対決を終えました。
『ハッピーバレンタイン!』
さて、ダイヤの石像はどうなったか? 今回も、傷を付ける事ができました。
が、今回は、これだけ。
そして、次の対戦は、トリコロール 対 SoLaMi SMILE。
今回は、これで終了です。
次回:「スマイル0%」
神アイドルグランプリ・ファイナルの第4戦、SoLaMi SMILE 対 トリコロールが行われようとしていました。しかし、プリパラ内のムードは、トリコロール一色で、SoLaMi SMILEの勝率は、限りなく0に等しいです。
勝利を確信し、運命の時を余裕を持って迎えるトリコロールに対し、戦う前から意気消沈するSoLaMi SMILE。果たして、SoLaMi SMILEは、本来の自分達を出す事ができるのか? そして、勝つのは、どちらのチーム?
「プリパラしりとり」で「か」で始まる言葉は「カメ」。
105話のネタ。「神アイドル」「神コーデ」など「神」で始まる言葉の方がメジャーな気がしますが、ありきたり過ぎて、ボツにしたのかもしれませんね。だからと言って、「カメ」はどうなのよ?(笑)
次回は「め」で始まる言葉。「めが姉ぇ」「めが兄ぃ」が容易に思い付くものの、130話や前話で似たようなものを出したとなると、たぶんないでしょう。102話関係で「メカ姉ぇ」が来ると予想。
【まとめ】
神アイドルグランプリ・ファイナルの第3戦、SoLaMi SMILE 対 ノンシュガーを、SoLaMi SMILEが制しました。
さて、今回の対決のポイントは「経験」だったでしょう。
ノンシュガーは、チーム結成されたのが120話と、まだ3か月半程度しか経っていないものの、成長著しいチーム。
チームとして活動した月日は浅いものの、その成長力で、第4回神アイドルグランプリを制し、しかも、新しいメイキングドラマまで見せ、更なる成長まで感じさせました。3人が初めて出会った時の、個性バラバラでチーム結成の気配が感じられなかった頃を思えば、3人の成長は目を見張るものがあります。
しかし、SoLaMi SMILEが結成されたのは12話と、ノンシュガー結成よりも100話以上も前の事。
その100話以上もの間に、様々な困難や壁にぶつかっては苦労し、そして、そういったのを乗り越えては大きな喜びを感じていました。特に、2期では、1期終了時のチーム解散からの再結成までの道のりや、4回の「アイドルドリームグランプリ」で、3人一緒のチームになった事は1回もないにもかかわらず、話が進むにつれ、3人の絆が深まっていくところには、感極まるものがありました。こういう仲間の絆は、経験の浅いノンシュガーには分からないでしょう。
それに、Aパート最初の、どっちが勝つかの議論番組で、SoLaMi SMILEのファンは、よく知った面々で、彼女達が良いドラマを作っていた事も結構あったのに対して、ノンシュガーには、名前のないモブキャラばかり。チーム経験の差が、ファンの数、質の差をも生じさせているでしょうね。
また、ライブ前に、ノンシュガーは、準備はちゃんとしていても緊張していたのに対し、SoLaMi SMILEはまったく緊張していませんでした。ここからも、経験の差を感じますね。
圧倒的な経験の差ゆえ、ノンシュガーの負けは、致し方ないと思いますが、それでも、ノンシュガーは立派に頑張っていたと思います。
この対決でも、新しいメイキングドラマを見せたところは、131話で「これからのプリパラは、未来を担う若いあたし達が作っていくわ!」と、のんが宣言するほどの説得力があったと思います。ノンシュガーの初ライブから3か月半の間にメイキングドラマを4つも披露するほどの創造性は、若い力が未来を切り拓くプリパラにおいて、大きな武器になるでしょう。
それに、先攻になれたのも、幸運だったと思います。第1回神アイドルグランプリを除き、ライブ対決において、後攻勝利はパターン化してますが、もし、ノンシュガーが後攻だったら、こうはならなかったでしょう。
勝つ事はおろか、SoLaMi SMILEの先攻ライブのすごさに圧倒され、経験の差が大きなプレッシャーになっていたでしょう。そうなると、細かなミスが出やすくなり、メイキングドラマも新しいもので勝負できず、ファンの心を惹き付ける事はできなかったと思います。
そして、3人は、悔いの残った負けを味わう事となり、結果発表後の悔し涙を流せず、前を向く事もできなかったでしょう。先攻でのびのびと自分達の精一杯を出し切って、相手のライブを見届ける。「人事を尽くして天命を待つ」が、ノンシュガーにとっての最善だったと思いますね。
残念ながら、勝ち運は巡ってきませんでしたが、それでも、先攻ライブ、そして、SoLaMi SMILEと初戦で戦えた強運は、神アイドルになれると感じさせるものがあり、近いうちに、SoLaMi SMILE以上の有名アイドルチームになれる可能性があるように感じました。
ノンシュガーの戦いは終わり、残り話数を考えると、今後、のん達3人の成長要素にスポットを当てられる事はないと思いますが、それでも、3人の挙動に注目していきたいものですね。
さて、次回は、SoLaMi SMILE 対 トリコロール。
トリコロールも、3期に結成されたチームゆえ、チーム経験ではSoLaMi SMILE優位ではありますが、トリコロールには「至高の芸術」と言わんばかりのライブ質の高さがあります。また、ひびきが、社会経験豊富な「大人」なのも、トリコロールを優位に立たせているでしょう。
ダイヤの石像に与えられたダメージも考えると、トリコロールが勝つ確率が高いように思われますが、74話でみれぃが言っていたように、らぁらには火事場のバカ力があります。そんなバカ力が、多くの子達を救い、そして、プリパラの危機をも救ってきました。
次の対戦でも、そのバカ力が発揮し、勝利に導くのかも? 次回も、両チームの戦いをしっかり見て、戦いのポイントを熱く分析していきたいと思います。
姉妹対決、本当に良回だった。いつものギャグをかましつつ、ストーリーとしてもしっとり纏めあげられてたと思います。いつにも増してキレッキレなMsk様のツッコミに笑わして貰いました。
朝まで生メメメ、安藤の存在がふつーに受け入れられちゃってますね。ひびき様出たのには笑いましたが、これは司会が安藤だったからかなぁ。でなかったら多分TV越しで、一人で人形仕分けてたでしょう。(なんだかんだ言って結局見てそう)
そしてレギュラーの如く出てくるハシビロコウ先輩。
ハシビロ便に入ってライオン一頭やってくるってどんな世界観。そしてそのままティータイム。鑑賞。重ね重ねになるけどいったいどうなってんの。動じないグロちゃんがなにげに凄い。
ジュリィとジャニスがお忍びでやってきたシーン、とても良かった。
変装特性を活かし、それぞれゆかりの形のチョコを渡して去っていく。友チョコも流行ってる今、バレンタインデーに絡めた心遣いを感じました。
試合の勝者はやはりそらみスマイルでしたが、ノンシュガーは短期間で物凄く成長したし、トライアングル含めこれまで辿ってきたメンバーそれぞれの道筋がこの1話に集約されていた気がします。フレッシュかつ期待値の高いこのチーム、アイドルタイムプリパラになってもまだまだ活躍して欲しいところです。
次回はVSトリコロール…。そらみはバランスブレイカーと一体どうやって渡り合うのか。らぁらもそうですが、みれぃの計算・そふぃ様に眠っている更なる天才性も話を動かすピースの一つになって欲しいところです。選曲やメイキングドラマにもちょっと期待していきます。
次回も楽しみです。それではー
今回もコメント、ありがとうございます!
>いつにも増してキレッキレなMsk様のツッコミに笑わして貰いました
ありがとうございます。ギャグ感想については、このアニメにいい感じに鍛えられている気がしますね。(笑)
>ハシビロ便に入ってライオン一頭やってくるってどんな世界観。そしてそのままティータイム。鑑賞。重ね重ねになるけどいったいどうなってんの。
「ライオンを運べるほどの脚力ねーだろ」とか「ライオンは檻に入れて鑑賞させろよ」など様々なツッコミどころはありますが、これまでの沢山のギャグが「ツッコんだら負け」の雰囲気を作り出しているのでしょうね、きっと。これが女児向けアニメだというのですから、怖ろしい・・・。(笑)
>ジュリィとジャニスがお忍びでやってきたシーン、とても良かった
ジャニスについては、すごく良かったと思いますね。ほんの5話前までは、こういうのを良しと考えていなかった訳ですし。
公平性を考慮して遠くから見守るのは大事だが、時には、直接アイドルを励まして勇気付けさせるのも大切。ジャニスが新たなプリパラの女神になったら、このバランスを大事に、プリパラを良い方向に導いてほしいものですね。
>ノンシュガーは短期間で物凄く成長したし、トライアングル含めこれまで辿ってきたメンバーそれぞれの道筋がこの1話に集約されていた気がします
私的には、第4回神アイドルグランプリで優勝した127話の方がそうだったと感じていますが、3人一緒に泣いていたのは良かったと思いますね。皆で結果を受け止める一体感が感じられましたし。初めて出会った頃のまとまりのなさを考えれば、感慨深く感じます。
>(次回について)みれぃの計算・そふぃ様に眠っている更なる天才性も話を動かすピースの一つになって欲しいところです
みれぃについては、計算よりも努力ですかね。「努力」対「天才」は、2期中盤以降において、みれぃとひびきを因縁付ける大きな要素になってましたし。
そふぃについては、天才性がポイントになってくるかもしれませんね。ただ、そふぃは、「努力」の子だとも思ってますので、そこでも、勝負のポイントに繋がってほしいところ。何にせよ、次回も楽しみです。