芋焼酎のつぶやき、バラとの戯れ & HbA1c・血糖値を下げる新しい糖尿病食事療法『糖質制限食』実践記録

A Days of Wine and Roses.酒とバラとイバラの日々。芋焼酎好きアラ還-バラ栽培と糖質制限に挑戦です

成吉思汗(ジンギスカン) - 秘伝のタレ

2011年11月27日 | 日常生活
片づけものをしていたら『成吉思汗料理』のレシピがでてきた。すっかり茶色に変色しているが、『成吉思汗のたれ』の作り方が載っている。

記述者は『日本飼料保税工場会 専務理事松山薫』とある。記述した年月日が書かれていないのが残念だが、『日本飼料保税工場会』は1954年(昭和29年)に社団法人として設立され、1963(昭和38年)に『日本飼料工場会』に改名しているのでこの期間に書かれたものか。昭和30年代、父親が持って帰るジンギスカンがご馳走だった。その頃のものだろうか。文中にジューサーが出てくるがジューサの発時期と併せるともう少し絞り込めるかもしれない。
以下、その作り方を記載しておく(原文のママ)。
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       成 吉 思 汗(じんぎすかん)料 理
                                  松 山  薫  
                         (日本飼料保税工業会 専務理事)
由  来
  むかし、蒙古の成吉思汗将軍が戦勝のとき、野外の饗宴に供したる料理で、当時、蒙古の広野に
  放牧されていためん羊の肉を用い、「タテ」を鍋にかえて使用したと伝わっています。

材  料
 1 めん羊  一人前400gないし800g(100匁~200匁)
 2 焼 鍋  成吉思汗鍋(東京都文京区湯島天神1の50 日本めん羊協会 650円
              あるいはデパートで販売しています)
 3 汁の材料
  ◎しょう油、味りん、さとう、りんご、夏みかん、玉ねぎ、生しょうが、にんにくなど。
  ◎汁の製法
   「タレ」の製法は、その人の習慣、感覚、嗜好により、それぞれちがいます。私は多少経
   済観念をはなれて、うまい「タレ」をつくることに苦心し、古い伝統を生かしてゆきたい
   と存じますので、ご諒承願います。
  ◎つくり方
   しょう油を鉄鍋にて煮て、味りんを加え(しょう油6、味りん4くらいの割合)それに、
   おろし金、またはジューサでしぼったりんご、夏みかん、玉ねぎ、生しょうが、にんにく
   などの汁を加えます。
   甘味の足りないときはさとう、味の足りないときにはしょう油をいれてつくります。多少
   からい方が食べるときにおいしいです。
 「タレ」1升つくるときの一例(5~6人分 つけ汁も含む)は次のようです。
   しょう油  5合くらい      玉 ね ぎ  普通のもの4個
   味 り ん  2合くらい      にんにく  3根くらい
   り ん ご  中位のもの3個    生しょうが 30円くらい(多めにいれること
   夏みかん   普通のもの1個
  野さい汁は多く入れた方がおいしくいただけます。にんにくは味をぴりっとさせるのに
  よいのですが、嗜好により加減してください。
  ◎野さい
   肉とともに燃いてたべる野さいです。
   日本ねぎ、玉ねぎ、にら、しゅん菊、せり、その他の野さいを適当の大きさに切って調
   理します。
 4 めん羊の肉を焼く前に3~4時間「タレ」につけた方がおいしくいただけますので、実
   際には5,6人分(1人当たり約1合)より多くしてください。
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