Alpine Style Mountaineering Team「MOVE」

福岡市在住の会員を中心に、九州全域の岩、沢、氷のクライミング活動をしています。現在会員募集中(初心者大歓迎)

2023.10.28~29 救助訓練 鬼ヶ鼻

2023年10月30日 | 活動報告

メンバー T田、S上、S木 他 救助隊の方々 場所 鬼ヶ鼻

 

県連の救助訓練を行った。

内容は以下の3つ。

①地図アプリを使った捜索

②担架による救助者搬出

③崖下で発見された救助者の引き上げ

 

ヒトココ(Authentic Japan)の遭難者探索機、Google Map、Yamap等を活用し、

捜索を行った。

Google Mapに表示された遭難者の場所を基に捜索が開始。

表示場所は、鬼ヶ鼻~金山の尾根筋から30m程南へ下った斜面上。

 

捜索者は、ヒトココの反応を頼りにして遭難者を発見できた。

電波域の範囲内であったことから捜索は容易だったと思う。

だが実際は訓練と違う。理屈では説明できない行動を遭難者がとる事も。

 

警視庁が発表している夏季遭難者の情報(令和5年)によると

1位が「転倒(23.5%、190人)、2位が「道迷い(22.2%、180人)であった。

道迷いの場合、よく言われているのは、

下山したい一心から「誤った谷筋を降りてしまうこと」

 

大切なのは

そうした人の行動特性を考慮した捜索と、

案外想定を行わず、固定観念を捨て、しらみ潰しに探すことでは?

―そんなことを思った。

引き上げは思った通り、なかなか難儀だった。

救助者の位置が、乗り出した崖上になっているため、

引き上がる担架が引っ掛かってしまう。

 

そのため向きを変える補助として、私が担架と一緒に吊るされることに。

引き上げるロープをつなぐリギングプレートに自己確保を行う。

 

そこで失敗をしてしまった。

自己確保のスリングが短すぎて、担架と体が密着状態。

補助ができず、私はただの分銅となった!

 

 

 

 

 


2023.10.26(木) 鬼ヶ鼻 訓練の準備と自然観察

2023年10月26日 | 活動報告

メンバー T田、S木 場所 鬼ヶ鼻

 

明後日が県連の救助訓練。

参加者がスムーズに鬼ヶ鼻まで行けるように

アプローチの整備に行った。

 

鬼ヶ鼻周辺の自然観察をして帰宅

ヌルデ (ウルシ科ウルシ属) 

毒成分「ウルシオール」が含まれているらしい。

触れたが、比較的かぶれにくいそうだ。

そういえば、この前私はハゼノキに触れたことで全身が腫れあがった。少し心配。

サルトリイバラ 

ルリタテハの食草になるらしい

マムシグサの実

子どもの頃食べようとしたら、保育園の先生に止められた。

いかにも毒がありそう。

ヨメナ

 

 


2023.10.19(木) 鬼ヶ鼻 救助訓練の準備

2023年10月20日 | 活動報告

メンバー T田、S木 場所 鬼ヶ鼻

 

救助訓練の準備のため、鬼ヶ鼻に来た。

担架引き上げ場所を決めるため、色々な崖を覗いてみた。

足場が悪く、どこも大人数が来る場所としては不適当。

結局、鬼ヶ鼻のてっぺんに決まった。

時間が少し余ったので、右下壁の「木漏れ日スラブ(5.10C)」にトライしてみた。

凹角までのスラブを上がり、右側のフェース上部のカンテを掴んでから、

最後マントルを決めてハング越えという課題だった。

ハング越えまでが難しい。

ホールドやスタンスが絶妙なところにあったり、

マントリングを決めたりと、

ダイナミックな課題で面白いと感じた。

次はムーブを探りたい。

 


2023.10.12(木) 鬼ヶ鼻偵察

2023年10月13日 | 活動報告

メンバー T田、S木 場所 鬼ヶ鼻

 

福岡県連による救助訓練の下準備で鬼ヶ鼻に来た。

もちろん、クライミングの偵察も含めて。

 

展望台から懸垂下降で降りると

北東壁の取りつきへ行ける。

懸垂下降中、途中にバンドがあった。

色々な場所に取りつきがあるようだ。

写真は左下岩壁

「九州大学山岳会」のサイトによると、

大きく「北東壁」「南東壁」「左下壁」「右下壁」に分かれるようだ。

いずれの壁も展望台がほぼ中心になるが、なかなかのアプローチである。

 

右下壁は左右に広い。

右端のルートの終了点を確認したが、しっかりしていそう。

早く取り付きたい場合やトップロープをしたい場合は、

上部の木を支点に懸垂下降で降りるとよさそうだ。

ただ、そこまで足場は良いとは言えないので注意。

・・・

エリアが広く、偵察に時間を費やしていると、約束の時間が来てしまう。

会長を残して、駐車場までダッシュ(走ると10分程度で降りられます)。

結果、、、約束を果たすことができなかった。

リンゴドクガ 毒は無いらしい

枯れたアキノギンリョウソウ


2023.10.6(金) 平日の四阿屋 スズメバチ注意

2023年10月07日 | 活動報告

メンバー T田、K、S木 場所 四阿屋の岩場

 

今日も新しい方のKさんが来てくれた。体験の方の参加が続いている。

平日は私の時間が、限られているので、効率的に練習をしたい。

だが、話に花が咲いてしまった。

―ということで、カンテ、インディアンフェースを登り撤収。

エイトマンの核心部を登るKさん

着々と育っている巣

蜂はインディアンフェースまで飛んできている。

ロープの色や動きに反応しているように見えた(今日は紺色のロープ)

今日以降来られる方は、リトルドラゴンくらいまで避けた方が賢明だと思う。