ご臨終

先日修理に出したノートPCの見積もりが上がってきました。4万円超という予想だにしない高額でしたorz

不具合が出ているキーボードだけではなく、マザーボードまで交換しなければならないというのがその理由で、それさえなければ三分の一の予算で済むところです。外付けのキーボードでは問題なく動かせるというのに、なぜマザーボードの交換が要るのかが不可解ながら、メーカーに問い合わせたところで、素人にも分かる明解な回答を得るのは難しいでしょう。ともかく事実は事実です。買ったときの値段が、通信端末とのセット割引でこの程度だったことを考えると、これほど高額の修理代をかける理由は全くありません。迷うことなく断りました。

それでは代わりのPCを導入するかというと、今のところその予定はありません。というのも、前回の活動を通じ、携帯電話と外付けキーボードの組み合わせで、PCの機能を八割方代替できるという確信が得られたからです。もちろん、電池の容量、画面の見やすさ、文字の切り貼りに日本語変換の能率など、PCが明確な優位性をもつ部分は確実に存在します。撮影した画像のバックアップ手段を考えても、PCが全く不要になることはないでしょう。しかし、そのために高額な修理代を注ぎ込んだり、代わりのPCを導入する必然性は全くないというのが実感です。
当面の使い分けとしては、マイカーでの活動時に限り従来のPCを持参し、携帯電話の補助的手段として利用するという方針を考えています。もちろん、キーボードがご臨終となった以上、長文を入力するようなことはなく、携帯で作成した文章をまとめて投稿したり、撮影した画像をバックアップするための手段としてです。機材の重量に制約のある汽車旅では、携帯電話と外付けキーボードの組み合わせで乗り切ればよいでしょう。ただし、携帯電話に不自由を感じる場面が出てきたなら、タブレットの導入を検討する余地はあるかもしれません。

こうなるともてあますのが、PCで利用していたデータ通信用の端末です。携帯電話が主、PCは従という位置づけならば、宿のLANが使える場合だけWebに接続できれば十分で、月額数千円に上るデータ通信の料金は明らかな無駄です。とはいえその通信料も二年単位の契約になっており、しかも携帯電話とのセット割引があることを考えると、解約すれば通信料がそのまま浮くというものではありません。どうやり繰りすればよいのか、諸々検討してみたいと思います。