日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

さて今週の活動は

2011-10-27 23:11:13 | 旅日記
生業がある程度片付いて、突発的なことが起きない限り、週末からは今年後半最大の山場である四国九州への旅へ出られる見通しになりました。今のところ、最初の土日を除けばその後の天候は連日快晴と予想されており、暑からず寒からず絶好の行楽日和になりそうです。前回の三連休から中二週と休養も十分、満を持しての出発となります。先週来考え続けたプランは、現在のところ次のようになっています。

10/29(Sat) 東京→津→奈良
10/30(Sun) 奈良→和歌山
10/31(Mon) 和歌山→徳島→高松
11/1(Tue) 高松→松山
11/2(Wed) 松山→三崎→佐賀関→大分→別府
11/3(Hol) 別府→大分→熊本
11/4(Fri) 熊本→島原→長崎
11/5(Sat) 長崎→佐賀→北九州→大阪
11/6(Sun) 大阪→天理→四日市→名古屋→東京

帰りがけに山陰を通るか、北九州からフェリーでワープするかという悩ましい問題に関しては、逡巡した挙げ句後者をとることにしました。地図の上では多少の寄り道に見えても、福岡から松江までの距離がざっと400km, つまり東京から名古屋や仙台へ行くよりも遠いのですから、そう考えると帰りがけに立ち寄るといった場所ではありません。むしろ勤労感謝の日の前か後ろを休んで再訪すれば、はるかに余裕をもって旅ができると判断した次第です。
もちろん、全9日間、移動距離にして3千km台の後半に達する長旅ですから、この予定も多分に流動的です。年々スローペース化する活動ペースを考え、二、三年前なら考えられないほど余裕をもたせた日程を組んだとはいえ、我が歩みは自覚する以上に鈍くなっています。去年の旅と同じく、積み残しが積もり積もって、どこかで抜本的な見直しを迫られる場面も出てくるでしょう。しかし、それも一人旅ならではの楽しみです。行く先々の天候とその時の気分に応じて、臨機応変に調整していきます。
実は、出発前の心地よい高揚感があった前回と違って、罰当たりなことに今回はいささか気が重く感じています。経験上、出発前の高揚感という点では三日か四日程度の旅が一番よく、一週間を超えるよう長旅だと、我が家の床でゆっくり休めるのも今日限りかと一抹の淋しさを感じたり、仮眠もそこそこに挑まなければならない往路の長距離走行のことを思って気疲れしたりするものです。楽しみであるべきことをなぜか憂鬱に感じるという点では、ある意味「マリッジブルー」に通ずる悩みとでも申しましょうか。ただ、多少のためらいはあったとしても、ひとたび出発すれば、旅先に吹く風が全ての悩みを吹き飛ばしてくれるものです。西日本を股にかけた9日間の長旅を、思う存分満喫したいと思います。
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