日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

色づく秋の北近畿 三日目(15)

2011-10-10 23:42:37 | 近畿
本来ならば一軒目で切り上げても十分ではあるものの、わざわざ京都へ来たからにはさっさと切り上げるのももったいないようにも思えてくるのが人情というものです。しばし思案の末に二軒目の暖簾をくぐります。選んだのは教祖おすすめの「ごとし」です。

ごとし
京都府京都市中京区高倉通二条下ル瓦町543-1 EDU高倉1F
075-255-4541
1800PM-200AM

睡龍・宮の井
突き出し(鮪ヅケ)
秋茄子の揚げ出し
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色づく秋の北近畿 三日目(14)

2011-10-10 22:15:21 | 居酒屋
高速を飛ばして京都に着きました。道中最後の夜は、意表を突いて事前情報なしの飛び込み一発勝負に打って出ます。

旬味きのした
京都府京都市中京区二条通河原町西入ル榎木町92-7 佐野ビル1F
075-213-2929
1700PM-2230PM(LO)火曜定休

風の森・英勲
突き出し(水菜とかぶらのおひたし)
特製つくね
れんこんの海老すり身挟み揚げ
鮭と豆腐の秋やさいあんかけ
海鮮ごまだれごはん
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色づく秋の北近畿 三日目(13)

2011-10-10 17:56:27 | 近畿
今日も辺りが暗くなるのを見届けてから切り上げます。結局、当初は一日半で回るつもりだった場所に三日を注ぎ込むというスローペースで、伊根の町はもちろんのこと、丹後半島の残りも、但馬も丹波も絵に描いた餅で終わってしまいました。しかし、もともとが詰め込み型のプランだけに、予定の半分ほどしか消化できないというのはよくあることです。三日間好天に恵まれ、見知らぬ土地を一歩一歩踏みしめて歩けたという点ではよい旅になったのではないかと思います。明日は一日かけて出発地へ戻らなければならず、多かれ少なかれ時間を気にしながらの活動になります。心置きなく活動を楽しめるのは今日までです。旅の終わりが近づいてきたようです。
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色づく秋の北近畿 三日目(12)

2011-10-10 17:13:09 | 近畿
伊根湾の向こうに日が落ちました。結局日没間際に空が曇ってしまい、昨日ほどの見事な夕景は拝めそうにありません。とはいえ、元々は昼頃から曇るという予報だったのですから、ここまで持ちこたえてくれたのもある意味僥倖です。かねてから訪ねたかった伊根の町並みを満喫できたのでよしとします。
それにしても、昼前から半日以上をかけたというのに、町の三分の一ほどしか見ることができませんでした。この調子では、朝一番で訪ねてもおそらく回りきれなかったでしょう。あとは再び丹後を訪ねるときまでの宿題となります。またいつの日にか…
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色づく秋の北近畿 三日目(11)

2011-10-10 15:59:04 | 近畿
狙い通りに日が西へ回って、先刻逆光だった場所におあつらえ向きの日が差してきました。鏡のように凪いだ水面に秋の夕日が映えます。夕暮れ時に高台へ登れば、今日も見事な夕景が見られるでしょう。
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色づく秋の北近畿 三日目(10)

2011-10-10 15:18:33 | 近畿
徐々に傾き出した日差しを浴びて、小さな漁船が舟屋のそばで憩います。大分歩いたつもりでも、まだ東側のわずかな部分を訪ねたに過ぎません。どうやら日没はこの町で迎えることになりそうです。
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色づく秋の北近畿 三日目(9)

2011-10-10 14:31:47 | 近畿
舟屋にほどよい具合で日が当たる場所をようやく発見。目を細めるようにして眺めたこれまでとは違い、順光で眺めるとなおさら絵になります。
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色づく秋の北近畿 三日目(8)

2011-10-10 13:58:40 | 近畿
舟屋の町並みを歩きます。といっても、舟屋であることは海側から見なければ分かりませんから、歩く限りは細くて曲がりくねった、ある意味ありふれた漁村の光景に過ぎません。しかしそれがまたよいのです。縦方向の羽目板と少しカーブをつけた瓦屋根がこの土地らしく、ひなびた漁村の雰囲気をいっそう引き立てています。こんな集落が何kmも続くのですから、時間をかければ丸一日でも滞在できそうです。
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色づく秋の北近畿 三日目(7)

2011-10-10 13:10:39 | 近畿
漁港から伊根の町を望みます。観光客で大賑わいだった高台の展望台とは対照的に、漁港には行き交う車もまばらで、岸壁に釣り客の姿が散見されるだけです。そんな静かな光景の中で眺めると、舟屋の町並みもまた違った風情を感じさせてくれます。惜しむらくは着いてからというもの一貫して逆光かつ遠景が霞んでおり、絵柄としてはあと一歩だということです。幸か不幸か、午後から曇るといわれた天候がまだ持ちこたえているため、あと二時間ほどして日が傾けば、よりよい眺めが見られるかもしれません。丹後に終日滞在となる可能性が徐々に高まってきました。
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色づく秋の北近畿 三日目(6)

2011-10-10 11:53:58 | 近畿
伊根の町に着きました。舟屋と呼ばれる独特の家屋でつとに知られるこの町ですが、初めて足を運ぶと想像をかなり超える長さで、伊根湾の入り江に沿ってざっと2kmか3kmは舟屋の町並みが続いています。心行くまで訪ねるならば、軽く半日はかかるでしょう。この後の天候にかかわらず、丹後半島のドライブはここで一区切りということになりそうです。どれだけの時間を注ぎ込むことになるのか今は見当もつきません。先のことは終わってから考えます。
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色づく秋の北近畿 三日目(5)

2011-10-10 10:29:30 | 近畿
岩滝の町に着きました。舟屋で名高い伊根のような知名度こそないものの、格子戸と縦方向の羽目板が印象的な日本家屋が町の至るところに残り、散策するとそれなりの時間を費やしそうです。宮津を出てからここまで10kmほどしか移動していません。今日もかなりのスローペースになりそうです。
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色づく秋の北近畿 三日目(4)

2011-10-10 09:42:16 | 酒屋
沿道に良酒屋発見です。高い瓦屋根を頂いた黒基調の立派な店構えに遠くからただならぬ気配が感じられ、酒林が吊された入り口から中へ入ると、そこには地元丹後の地酒が蔵元ごとに冷蔵されていて、期待が確信に近いものへと変わって行きます。並んだ酒は、都会ではまず聞かない、しかし相当作り込まれたであろう品々です。とりわけ注力しているのが与謝娘で、それぞれに名前の違う限定品がいくつも並んで、値札に筆で書かれた解説から、丹後の酒に対する店主の深い愛情が伝わってくるようです。県外酒にも九州の名もなき地酒を選ぶなど、まだ無名の、しかし地道に実直に造られた銘酒を自ら発掘しようとする姿勢には好感がもてます。材木を縦横無尽に渡した高い三角屋根を初めとして、木をふんだんに使った店内のしつらえも心地よく、再び丹後へ来た時は多少寄り道してでも再訪したいと思う名店です。

酒源
京都府宮津市須津2665-10
0772-46-3035
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色づく秋の北近畿 三日目(3)

2011-10-10 09:03:20 | 近畿
天橋立に着きました。しかし1000円という高額な駐車料が決め手となってあっさり断念。少し歩けば半額程度の駐車場もあるとはいえ、往復の徒歩時間と現地での滞在時間を合わせれば相当な時間を消費するのは間違いなく、かつそこまでして再訪したいわけでもありません。少なくとも自分の記憶の中では、ガイドブックで見る以上のものでもなければそれ以下のものでもありませんでした。行く先には他にも見所が多々あります。沿道から遠巻きに眺めるだけで切り上げます。
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色づく秋の北近畿 三日目(2)

2011-10-10 07:51:35 | 近畿
期待通りに日が昇ってきました。まずは宮津の町を散策します。何もない駅前に対して、少し離れた市街には、細い街路が入り組む城下町の面影が残ります。ここで時間を使うとその分だけ天橋立は混みそうですが、過去に一度訪ねており、また月並みな観光地にさほど興味はありません。たまたま空いていたときだけ立ち寄るということにしておきます。
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色づく秋の北近畿 三日目

2011-10-10 06:51:21 | 近畿
活動を再開します。現在の気温は16度、雲は多いもののどんより曇った空ではなく、この後日が昇ればそこそこの好天になりそうです。仮にこのまま晴れてくれれば、いくつか想定していたプランの中から拡大志向で丹後半島へ向かおうと思っています。まっすぐ走ればたかが100km足らずの若狭湾に丸二日費やしたほどですから、一日で一周できるかどうかは微妙ながら、沿岸から内陸へショートカットする道が何本か走っており、途中で随時切り上げるという選択も可能です。よって、半島を反時計回りに北上し、午後から曇るという予報が的中すれば、その時点で切り上げて福知山方面へ向かいます。その後は、時間があれば丹波を通って、そうでなければ9号線経由で京都へ向かうというのが大まかな予定です。幸か不幸か予報がよい方向に振れればそのまま半島を一周し、その日のうちに京都まで走れそうなら京都まで、そうでなければ来た道を引き返して舞鶴か小浜あたりまで距離を稼ぐことになるでしょう。
このように、今日は展開に応じていくつかの代替案を用意しており、どのように転ぶかについては多分に流動的です。まずは混み出す前に天橋立でも訪ねてみようかと思っています。
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