日本列島旅鴉

風が吹くまま西東、しがない旅鴉の日常を綴ります。

2010年離島の旅二日目(18)

2010-06-06 22:45:01 | 甲信越
新潟の街に戻りました。給油を済ませて帰路につきます。休憩をはさんで五時間を要した往路と違い、今度は時間の余裕がありません。どれだけ時間を詰められるでしょうか、あるいはかえって時間を要してしまうのでしょうか。後者の事態は避けたいのですが…
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2010年離島の旅二日目(17)

2010-06-06 20:25:35 | B級グルメ
休養をとるなどといいながら、長距離移動に備えてフェリーのスナックコーナーで腹ごしらえします。昼のMOSから飲まず食わずだったため、疲労感以上に空腹感が半端ではありません。移動時間を利用して補給すべきと判断した次第です。空腹が満たされると次は疲れが吹き出しそうですがorz

★スナックおおさど
おおさど丸船内
越後もちぶたもつ焼丼700円
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2010年離島の旅二日目(16)

2010-06-06 19:51:13 | 甲信越
余韻もそこそこに船室へ戻りました。六月の日は長く、西の空にはまだ明かりが残っています。本来ならば辺りが完全に暗くなるまでデッキに立ちたいところではありますが、新潟からの長距離移動に備えて休養をとらなければなりません。新潟10時着という、ともすれば帰宅時間に破綻をきたしかねないプランを選択したのも、帰りのフェリーで休養できるという前提があってのことです。休養をとって万全の状態で走れば二時台には着くはずです。あくまで計算上の話ですが…
次は新潟でお会いしましょう。おやすみなさいzzz
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2010年離島の旅二日目(15)

2010-06-06 19:41:28 | 甲信越
佐渡での一日は慌ただしく過ぎて、あっという間に帰りの船の時間になりました。両津の港にはさわやかな夕風が吹いています。行きのフェリーに乗り遅れるというまさかの失態で台無しなりかけた今回の旅ですが、終わってみれば島内をほぼ三分の二周できたのですから、わずかな時間でよくやったものだと思います。思い残すことが何一つないわけではありませんが、それはいつか再び訪ねるまでの宿題をこの島が与えてくれたのだと考えることにします。去りがたい気分を感じながら、遠ざかる佐渡の山並に別れを告げます。またいつの日にか…
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2010年離島の旅二日目(14)

2010-06-06 18:47:53 | 温泉
大トリは温泉で一日の汗を流します。佐渡は離島にしては珍しく温泉の豊富な土地で、両津港の近くにも複数の立ち寄り温泉があります。最初で最後の佐渡の温泉として選んだのは「佐渡シーサイドホテル」の日帰り入浴です。その名前からは想像もつかないような古びた宿で、見た目は宿泊半分湯治半分の温泉旅館といった風情が漂います。しかし、温泉が目当てならこんな宿こそ期待がもてるというものです。その期待に違わず、無色透明無味無臭の滑らかなお湯が贅沢に掛け流されます。市松模様のタイルで飾られた古めかしい設えも秀逸です。

両津温泉 佐渡シーサイドホテル
佐渡市住吉80
0259-27-7211
1100AM-2300PM
入浴料500円
泉質 ナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温 42.7℃
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2010年離島の旅二日目(13)

2010-06-06 18:09:51 | 甲信越
両津へ向かって移動中です。峠の頂上から島を一望します。少し霞んではいるものの、南北の山地が平行に横たわり、それらに挟まれた細長い平地が両津から佐和田へ向かって延びて、S字型の佐渡島の地形をかたどっていることが手に取るように分かります。その彼方には北アルプスから飯豊山まで、本土の山々が数百kmにわたって連なります。全国各地を訪ねても、これほど広い眺望は記憶にありません。旅の最後を飾るにふさわしい大パノラマです。
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2010年離島の旅二日目(12)

2010-06-06 16:50:51 | 甲信越
相川から北上して平根崎に着きました。外海府海岸の見事な断崖絶壁が視界の彼方へ向かって続きます。この海岸を北端まで走り通したいのはやまやまですが、残念ながら時間がきてしまいました。この後は佐渡縦貫線で峠を越えて両津へ戻ります。結果としては、予定通り昨日上陸していれば島内を一周できたのですがorz
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2010年離島の旅二日目(11)

2010-06-06 15:49:37 | 甲信越
春日岬を遠望します。島の南東は比較的単調でしたが、小木を過ぎたあたりからビューポイントが増えて先へ進まなくなってきました。この分だと島内を半周したところで時間切れとなり、相川から大佐渡スカイラインで両津へ戻るルートをとることになりそうです。
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2010年離島の旅二日目(10)

2010-06-06 15:30:43 | 甲信越
島内のいたるところでイワユリが咲いています。
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2010年離島の旅二日目(9)

2010-06-06 15:14:02 | 甲信越
長手岬から日本海を望みます。この後は時間の許す限り西海岸を北上しますが、深追いしすぎないように気をつけたいと思います…
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2010年離島の旅二日目(8)

2010-06-06 13:46:35 | MOS
関東甲信越で唯一の離島MOS, 佐渡佐和田店へ立ち寄ります。佐渡の玄関といえば内地への航路が発着する両津か小木、とりわけ空港もある前者になりますが、島の中心地は中西部の佐和田の町にあるようで、市役所があるのもこの地区になります。その手の町の常として、「島内で唯一内地のチェーンが進出している」というものがあります。この町も例外ではなく、国道沿いにはMOSを始めとする郊外型の大型店が何十軒という単位で建ち並びます。離島の隔絶された環境に育まれた独特の光景が続く中、この場所だけが無個性な郊外型店舗で埋め尽くされて異様な空気を放っています。

モスバーガー佐渡佐和田店
佐渡市東大通828-1
0259-52-4204
1000AM-2200PM
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2010年離島の旅二日目(7)

2010-06-06 12:56:49 | 甲信越
島内最南端の沢崎灯台から真野湾を見渡します。ここからは島の西側を走ります。四時間かけて島の南東を走り、残りが六時間ですから、やはり島内一周は難しそうです。金山で知られる相川の町まで走れるかどうかといったところでしょうか。
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2010年離島の旅二日目(6)

2010-06-06 12:29:16 | 甲信越
高台から小木海岸を見下ろします。岩場の向こうに青い海と空が広がり、彼方には残雪の北アルプスが望める絶景です。
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2010年離島の旅二日目(5)

2010-06-06 11:53:24 | 甲信越
島の南端である小木までたどり着きました。宿根木の町並みを見て回ります。人がやっとすれ違える狭い路地が入り組んだ集落に、昔からの民家が並びます。
ちなみに佐渡の建物には共通する特徴があります。切妻の瓦屋根と、暗い色の羽目板で仕上げられた壁面です。これまで海沿いを3時間近く走ってきましたが、ざっと見積もって8割方の民家はこの様式です。雪の少ない温暖な土地だけ瓦屋根は納得できますが、暗い壁面は塩害に耐えるための知恵なのでしょうか。やはり離島には独自の文化があるものです。
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2010年離島の旅二日目(4)

2010-06-06 10:13:45 | 甲信越
一日限りの滞在ではできることも限られます。いろいろ考える前に時計回りで海岸線を一周することにしました。一周すれば200km以上の距離なので、全区間走破は難しく、半分だけでも走れれれば上出来といったところではないでしょうか。
両津港から出発して、まずは島の南東側を走ります。東海岸には県外から見物客が訪れるほどの観光地がなく、行き交う車もほとんどありません。それもそのはず、すぐそこまで山が迫り、わずかな平地にへばりつくようにして小さな集落が点在するという、ありふれた海辺の光景が続きます。そんな光景の中で、どこかに佐渡らしさというものを発見できればよいのですが。海は鏡のように凪いで、静けさの中に鶯の声が聞こえます。
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