たまには真面目なモリリンチョ

合コンは世界を救う

今回はそんなちょっと真面目な話です。


世界平和って言葉を聞いて率直に思うことってなんだろう？？


「世界平和だぁ？？！はぁー？？！　そんなの偽善者に任せとけやー」

おっしゃる通り。それが正しい気持ちだと思います。


「んじゃなにか？！　紛争地に行ってボランティアでもしろってか？！」


いえいえ。みなさん家庭も生活もありますから
そんなわざわざ危ない思いをする必要はありません。




コソボ、ボスニアヘルツゴビナ、クロアチア、セルビア、アルバニア


今回色々な元紛争地帯を訪れる事が出来た事はとても意味がある事だと思って、
ちょっくらクソマジメな事を書きたくなったのす。




クソ真面目なモリリンチョは面白くない。
という方は今回だけスルーで。


さてさて実はバルカン半島の国々ってすんごい複雑。
見た目はスラブ系（ロシア人っぽい方々）で一つの民族に見えるけど、
民族や宗教も凄い入り組んでて、ジプシー系の人達、イスラム系の人達と様々。


それで今回そのバルカン半島の国々の複雑な諸事情を
オックに説明してもらいながら旅してたらあることに


ふと気付いた。


俺もオックもやたらと強運で人に出会う運も強烈にいい。
いつも何をやってもとんとん拍子で上手く行く。
これってもしかして意味があることなんじゃないかと。
何かを人に伝える役目があるんじゃないかと。



本当にこれは真剣に考えたことなのだが、

世界平和って別にボランティアするとか、難民を助けるとか
そうゆうことだけではないと思う。
（もちろんボランティア活動出来る方はそれが早い）
でもそんなこと、限られた人にしか出来ないし、数日数ヶ月で終わってしまう。
世の中の人口の数％だけの小さな確率。
みんなは出来ない。



世界はなかなか変わらない。


実はキーポイントは

めっちゃめちゃ簡単でみんなに出来ることなんじゃないかと


気付いただけなんす。
すぐその場で出来ることなんじゃないかとね。



はいここでＡ君登場。
２パターンで見てみましょう。


例えばＡ君が愚痴や文句ばかりをＢ君に不満をぶつける。
　　　　　　　　↓
Ｂ君はヤーな気持ちになる。
　　　　　　　　↓
次にあったＣ君に気持ちにヤーな気持ちを伝える。
　　　　　　　　↓
ヤーな気持ちがＤ君に伝染してゆく。



それとは逆にＡ君が
「Ｂ君には楽しい気分でいてもらいたいな」
と意識する。いつも自分の周りの人には楽しんでもらいたいなと心掛ける。
　　　　　　　　↓
Ｂ君に楽しい気分が伝染する。
　　　　　　　　↓
次に会った友達Ｃ君にノリノリ感が移ってゆく。
　　　　　　　　↓
　　　　　波紋が広がる。




そこなんじゃないかと。
まぁたまに愚痴を吐き出すのはスッキリしていいから
心の許した友達にはいいんじゃないでしょうか。
おいらは良く毒を吐きまんす。



例えば合コンで
とにかく自分のいいところだけアピールしてお持ち帰りしよう！！

と思うのと

めちゃくちゃオモロいこと言ってとにかくみんなに楽しんでもらおう


と思うのでは意識のレベルがめっちゃ違うと思う。
幸せにする人間の数が。




結局そこなんじゃないかと。
多少おふざけも入れて書きましたが、



せめて自分に関わる身近な人間だけでもを幸せにしてあげよう。


という人間が一人ずつ増えて行くだけで世界は相当変わるんじゃないかという秘密に「ハタ！」と気付いたわけなんす。

皆さんも今「ビビーン！」と来ましたね！！

そこから波紋が広がるんじゃないかな。


まぁでもこれはキレイごとで言ってるわけでなく、
クサいことを言ってるわけでもなく、
このブログを見た人間の数％の人でもこれに

「気付く」

ことが出来ればきっと世界に広がる波紋の大きさは変わると思う。
「平和」っつーと、嘘臭くて偽善っぽいけどさ、
別にいちいちぶっ殺し合わなくてもいいじゃねーかと。

そしてコソボやクロアチアの人間の意識のレベルの高さに驚いた！
おそらくかなり強烈に辛い体験を経て大事な事に気付いたのだと思う。




コソボやモスタルの空爆跡やこの石碑に刻まれた言葉を見て







「やっぱ何かを伝えなければ」

と思った次第。まんずスルーしてもらって構わないけど、
心の片隅にでも覚えててくれればこれ幸い。
こんなことその場所に行かなきゃ考えれない。
日本でこんなこと考えるほど俺は聖人君子じゃねーからさ。

ちなみにこの石碑があるモスタルの街にあるお墓の日付のほとんどが
（凄い数の墓があった　そのほとんど）

１９９２年でした。

１００人のうちの１人にでも伝わる事を祈って。


注　おいらが立っている橋が世界遺産のモスタルの橋。
　　１９９３年に一度破壊されたのですが、その時の壊された橋の一部に地元の若者が書いたメッセージがトップの写真。


HEAL THE WORLD

まずは身近から。