街の風

緑豊かな街から、日々の想いをのせて・・・

つくば・科学を体感

2012年09月21日 | 学習会

JSM9月講座

筑波宇宙センター ツアー見学

JSMの活動は毎月第3木曜日の午前中ですが、今回の宇宙センター見学は予約が午後2時からだったので、午前中につくばエキスポセンターの見学も加えました

   

つくばエキスポセンター

007 HーⅡロケット実物大模型が目印

   

3Dシアター「しんかい6500」、タイムマシンバス「サンクルーザー」、プラネタリウム「見上げてみよう!今日の星空~秋~」などの体験をしました。

   

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有人潜水調査船「しんかい6500」は、人を乗せて潜る船としては世界で一番深く潜ることができます。その深さ、6,500m!富士山の高さの2倍以上です。

美しいフルCGの深海の世界を7分間で紹介しています。

   

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太陽への旅、サンクルーザーは10分間のタイムマシンの旅。

ちょっと、いや結構ゆれます。乗り物酔いに注意!です。

   

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ドーム直径25.6メートル、世界最大級の巨大プラネタリウムです。

星空解説番組「見上げてみよう!今日の星空~秋~」を観ました。

プラネタリウムのリクライニングシートって実に眠りを誘うに適した椅子だと思いませんでしょうか。時々ふっといい気持ちになってしまいます。

だからというわけではないのですが、何度観ても星も星座も覚えられません。

   

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時間の都合でざっと見渡す程度にしか見学出来なかった展示室ですが、宇宙服が展示されていました。

テレビなどの映像でお馴染みのいわゆる宇宙服ですが、これは船外活動ユニット(EMU)と呼ばれる保護装置で、宇宙空間の過酷な環境(真空、高温、低温等)にさらされて船外作業をする宇宙飛行士を保護するものです。14層の生地で熱環境に対応しています。

またバッテリー、酸素、冷却水、カメラなどが装備され、重量は120キロにも及びますが、無重力の世界ではひとりで着用することが可能だそうです。

一着10億円を越えるのだそうです。

解説に当たってくれたおじさん(職員?)に、「実は午後宇宙センターの見学に行くんです」と言って別れました。

   

   

午後、筑波宇宙センターの見学です。

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正門を入ってすぐの「ロケット広場」にHーⅡロケットの実機が展示されています。

50メートルもある本物のロケットです。

平日の見学コースは宇宙飛行士コース。

ビデオ上映⇒スペースドーム⇒宇宙飛行士養成エリア 所要時間75分。

   

展示館・スペースドームには模型あるいは実機予備の衛星やロケットが所狭しと展示されています。

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(上)気象衛星「ひまわり」の1号機、現在は6号と7号の2機が運用中。

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衛星を覆う黄色いシートは「サーマルブランケット」。宇宙空間の激しい温度差(-130℃~+130℃)から人工衛星を保護するための断熱材です。

写真のように両面テープで貼り付けているだけですが、宇宙空間ではがれることはないそうです。

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(上)国際宇宙ステーション、「きぼう」日本実験棟実物大モデル。

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(上)歴代ロケット模型1/20

   

この後バスで移動し、宇宙飛行士養成エリアの見学です。

ここの研究室に、1994年7月向井千秋さんとともに宇宙飛行した4匹のメダカが産卵し、ふ化した幼魚の子孫が飼育されています。「つくばのメダカ」の水槽が隣に並べられていますが、生物学的な違いはまったくないとのことでした。

見たところ、「つくばのメダカ」は元気に泳ぎ回っていて、「宇宙メダカ」の子孫たちはじっとおとなしく、ほとんど動かないでいました。

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これは宇宙酔いの実験装置。

宇宙酔いの原因は未だ解明されていないそうです。

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こちらはNASAの宇宙服


日本橋老舗リレーツアー

2012年09月14日 | お出かけ日和

昨日、残暑厳しいなか日本橋老舗めぐりをいたしました。

平日の火曜日を除く4日間、週4日×3週間、月に12コースのいろいろな老舗ツアーが楽しめるというものです。3ヶ月毎にコースが更新します。

各コースとも定員15名、企画・運営は日本橋めぐりの会。

             

9月13日(木) コース番号8 通町~京橋、最高の味わい

午前11時高島屋正面玄関前集合。

高島屋~旬のお茶・山本山~和紙・はいばら~新味和菓子・錦豊琳~京橋千疋屋フレンチ・BIWAWA(ビワワ)にてランチ~刃物・西勘本店~旬の京都三昧・京都館

15時頃解散

参加費5千円には、保険料&ランチ代・スイーツ代・お茶代・お土産代が含まれていて、袋いっぱいのお土産をいただいて帰りました。♪♪

   

さてこの日の案内人は日本橋三越本店案内係の呉さん(左)と田上さん、才色兼備のお二人でした。

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(写真上手に撮れなくてご免なさい。実物はもっともっとお美しいんですよ)

   

まずは集合場所の日本橋高島屋、「只今、スキンケア中(外装工事)です」って。

お土産は今月のスイーツ、ロイスピエールのリーフパイです。

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続いての訪問店は元禄三年(1690)創業の山本山。

美味しい水出し煎茶と海苔のおやつをいただきながら、老舗茶屋320年の歴史をうかがいました。

「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」のコピーで有名になった海苔の販売は以外に歴史が浅く、昭和22年の開始だそうです。

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(中央)店内に飾られている「茶処山本山」の看板は六代目嘉兵衛徳翁による文字。昭和初期までは看板としてお店の外に飾られていたもの。

(右)店内奥の趣ある喫茶室。煎茶、玉露、お抹茶が和菓子とともにいただけるほか、平日に限りお茶漬けのメニューもある。

Img_0436 資料と焼海苔、深蒸煎茶100gのお土産付き。

   

   

美しい和紙が店内を埋め尽くす「榛原」、文化三年(1806)の創業だそうです。

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お土産は祝儀袋とレターセットをいただきました。

レターセットの便箋は蛇腹の折り目にミシン目が入っていて、好きなところで切れるという珍しいもの。特許製品かな。

   

かりんとう専門店、錦豊琳(にしきほうりん)。

狭い店内に嵐のごとく雪崩れ込んで、幾種かのお煎餅やかりんとう、クランチキャンディを試食して瞬く間に去る、といった感じでした。

ハイ、どれも美味しかったで~す。

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お土産は「江戸小判らすく」。ラスクではなくてお煎餅です。

   

猛暑の中を歩いて12時半、お腹も空いたところでランチです。

京橋千疋屋フレンチ・BWAWA.

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朝、集合時にランチのメニューの希望が採られました。

肉料理(トマト煮込みハンバーグ)か魚料理(鮮魚のポワレ、柚子胡椒ソース)。

どちらも美味しそう。

地域のサークル仲間4名で参加していたので、双方の料理を半分ずつ賞味することにしましたが、大正解の大満足でした。

デザートにはマンゴーパンナコッタとベイクドチーズケーキ、フルーツの盛り合わせに紅茶かコーヒーがつきます。

これで1,575円は安いなあ。

田舎暮らし(茨城県某市)の私たち、「地元で食べたら2千円しちゃうよね」、と。

夢中で食べてしまい、見事に写真を忘れてしまいました。

   

食後はまずお隣に構える刃物・西勘本店へ。

安政元年(1854)西田屋勘蔵さんが創業したことから「西勘」。

う~ん、ここの歴史も深い!!

鏝(コテ)絵の話と、包丁研ぎの実演をして下さいました。

Img_0414 Img_0444 お土産は爪切り。

    

お終いは京都館、京都市のアンテナショップです。

京都観光のミニ知識を授かりました。

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(中央)京の生菓子「野路の里」(栗)と菊の井の京番茶

(右)京都観光の情報が満載。

店内思い思いに見学やお買い物をして、こちらで解散。

この後、大丸でお惣菜を買って帰るというメンバー達と別れて、私は再び日本橋高島屋へ。

朝、上村敦之画伯の傘寿記念の展覧会の招待券をいただいていたことを思い出したのです。

美しい花鳥画の世界、鳥たちが愛しみを持って描かれていました。

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会場に流れていたビデオのインタビューに応える画伯。

「達成感?、達成感があるとしたら死ぬ時だろうね。達成感に到達しないからこそ、もっと美しい絵が描きたいと日々精進しているのだと思うよ」、と。

そういえば、やはり日本画家の小倉遊亀さんが2,000年105歳で天寿を全うする直前、パリ個展(1999年)の成功を記念した凱旋の展覧会を東京で開いた際の言葉も凄かった。

「力不足は致し方ない。勘弁して貰おう。これで精一杯だ」・・・

数々の受賞暦を持つ100歳を越える大御所に、力不足を許して欲しいなんて言われたら、もう何人とて返す言葉などある筈もない。

芸術家ってのは本当に凄い!

因みに私は小倉遊亀とともに、上村敦之氏の祖母・松園の残した美人画がとっても好き。

おまけの時間までもが素敵な一日でした。

   

素敵な時間は、「よおし! 仕事頑張るぞ」と活力に繋がるんですよねえ。

   

日本橋老舗リレーツアーのHPはこちら。↓

http://www.ninben.co.jp/meguri/index.html

平成24年10月から12月のコース表はこちら ↓

http://www.ninben.co.jp/meguri/shinise/schedule/shinise1210-12.pdf

普段ご無沙汰しております友人知人の皆様、興味がございましたらご一報下さい。

日程の都合が合えばご一緒したいと思います。

因みにランチでお隣さんになったお二人はもう十数回参加しているというリピーターさんでした。日本橋、奥が深いんでしょうね。


明野ひまわりフェスティバル

2012年09月07日 | お出かけ日和

明野ひまわりフェスティバル(茨城県筑西市)に行って来ました。

行きは良い良い帰りは怖い・・・!!

激しい雷雨に見舞われました。

前方には次から次へと稲妻の閃光が、後方には雷の轟音が鳴り渡るなか、ハンドルを握る手がこわばりました。

茨城県人はそんな悪天候でも車のスピードを落とさないんです。

2車線の左を緊張しながら運転する私の車に、右車線の車が容赦なく大量の水飛沫を浴びせて追い越して行きます。

まるで自動洗車機の中にいるみたい!!

後部座席には友人が2人、あ~責任重大!

どこかに避難したいにも、国道294号線の両サイドは稲刈りを待つばかりの田圃がずっと続くばかりです。

1時間弱走行してやっとマックにたどり着き、雨足が緩むのを待って再び帰路に着きました。

やれやれです。

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YouTube: 磯山さやかの旬刊!いばらき『ひまわりフェス』(24年8月31日放送)

4.4haの黄色い花畑。

八重ひまわり、キバナコスモスなどが100万本ですって!!

お花を楽しんだ後、駐車場を借りた“宮山ふるさとふれあい公園”内のアグリショップ(婦人部の農産物直売所)で観音そばをいただき、新鮮野菜を買いました。

そしてすぐ近くの“あけの元気館”に寄って、温水プールと温泉入浴でたっぷり時間を費やして・・・

因みに明野は平安時代の陰陽師・阿部清明の生誕の地として伝承されています。

和風・洋風の露天風呂があり、和風の露天風呂は「清明の湯」と名前がついています。

とにもかくにも午後から雨と知っていたのですが、うっかり長居し過ぎた結果が雷雨の襲来でした。

まあ、無事に帰ってきましたので良しとしましょうか。

楽しい一日でした。

フェスティバルは9月9日(日)まで開催。

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バックに筑波山。あいにくの曇り空

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ひまわりの後方はキバナコスモス畑