春休みのデッサン室

春休みのだれもいないデッサン室。
ぼんやりしながら北九州のあれこれ、デッサンしてみましょう…

会議は踊る

2010年01月18日 | こころにビタミン
昨年の12月30日に1933年オーストリア作品の映画「未完成交響楽」をアップしましたが
これも同時代の1931年にドイツで制作されたオペレッタ映画です。

音楽のお話は私の知識と体験を織り込んで提供していきたいと考えています。
あれこれ思いつくがままにまかせて、という流れが基本的になるのだろうと予測していますが
できるかぎり1930年代から40年代あたりを中心として進んでいきたいと思います。

確か「未完成交響楽」もそうだったと思いますが、この「会議は踊る」も昔NHKテレビで
OnAirされたのを見たんだろうな、かすかに記憶しています。

ヨーロッパはナポレオンの時代のウィーン会議を題材にした映画です。

身分の違う乙女とロシア皇帝とのロマンティックな巡り会い、淡くせつない恋を描いたオペレッタ映画です。
この音楽は、中高年の方なら耳にしたことがあるはず。
詳しくはWikipediaをご覧ください。

Lilian Harvey - Das gibt\'s nur einmal


このシーンは当時の映画表現の手法として、画期的なものだったそうです。
ほんと、見ていればそんな雰囲気が十分うかがわれますね。

「未完成交響楽」にしても、この映画にしても制作された時代のドイツ、ヨーロッパは
ナチスの時代ですね。
今の私は、これらの映画に関わった人々の人生がなんだか気になってしまいます。

今から考えると戦後(若い人には死語かもしれませんね)の日本には
いろんな文化が、どっと流入してきたんですね。
なんて言うか…感慨!?っぽい感情がわいてきます。

さぁ!ここのブログでは音楽の話題もジャンジャンやっちゃいます。
どうぞご期待のクリックを景気よく、えいっとお願いします。
人気ブログランキングへ  ありがとうございます

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バンに再会/1月8・11日 | トップ | 葛原の野鳥たち »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
音楽は知ってます (Tiller)
2010-01-18 18:57:04
こんばんは~
この音楽にはなじみがありますが、映画は記憶にありませんでした。

ミュージカル映画って沢山あるのですね~
そして歴史も古いですね。
このころの日本は・・・
あ~
一番肝心な国民の生活とは関係ないところで、政争している・・・
そういうところはいつの時代も変わらないですね。

Tillerさんありがとう (春休みのデッサン室)
2010-01-19 10:37:06
お返事遅くなって申し訳ありません。

>ミュージカル映画って沢山あるのですね~
そして歴史も古いですね。

そうですね。これは「オペレッタ映画」ていうらしいです。
オペラのちょいくだけたものみたいですね。

>このころの日本は・・・
あ~
一番肝心な国民の生活とは関係ないところで、政争している・・・
そういうところはいつの時代も変わらないですね。

言わないでください。
がっかりします。
川にも、公園にも、田んぼにもゴミのポイ捨て、投棄はいつの時代ににも…

いろんな欲や汚いものもいつの時代も…

それが人間の歴史なのでしょうか?
しょんぼり…
今晩は! (ゆめ吉)
2010-01-19 20:21:13
音楽はな~んとなく聴いた事あるような・・・。
映画を観てると、その時代の背景なんかが見えて来るような・・・。
若い頃は、映画館でよく観てましたが最近はねぇ。
テレビで放映があるのを待ってる私ですわ。
ゆめ吉さんありがとう (春休みのデッサン室)
2010-01-20 10:42:21
若い頃は感受性が豊か(未熟)でしたから
ロマンティックな映画などはボウゥ~として
見入っていました。

今から考えるとはなはだ陳腐な物語なのですけどね。
時代も素朴で素直だったのかもしれません。
ですが、現代はややこしすぎて
もうちょっと素直でピュアな方がいいのかもしれません。

コメントを投稿

こころにビタミン」カテゴリの最新記事