雨上がりの空に2本の虹が架かっていました。
虹を見つけると、まずほとんどの方が微笑み、
大抵の人が“幸せ”や“希望”を感じると思います。
滅多に見ることができない“稀さ”にその期待度は高まり、
流れ星の如く祈り、願いさえもしてしまうという神秘的な現象。
2重にかかる虹を“副虹”とか“福虹”ともよぶそうですが
プリズムやら光彩やら、
そこに科学的説明が加わると醒めてしまいそう。
虹の元には財宝が埋まるという迷信や、
天界につながり神との契約や
証をあらわすとも伝わる光のアーチ。
出現のその偶然性を、
吉祥の“兆し”に見立てたくもなります。
夜空にかかる
“月の虹”というのもあるのだそうです。(R)