MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

冬至の七福菜(冬至七種)

2005年12月22日 | 季節
 今さっき、スーパーに行ったら、野菜売り場に大きなポスターが!

「冬至には『ん』の音が2つある食材を7種類食べると「運」「根」「鈍」にあやかり出世するという言い伝えがある。
 (「根」は根気、「鈍」は器用貧乏の反対。)」

『大辞泉』によると、「運根鈍」は「成功するには、幸運と根気と、鈍いぐらいの粘り強さの3つが必要であるということ。」
「運鈍根」ともいうそうです。

 そこで調べてみると、『冬至の七福菜(とうじのしちふくさい)』というものがあるそうで、
   ・なんきん(南瓜=かぼちゃ)
   ・にんじん(人参)
   ・なんばん(南蛮=ネギまたは唐辛子)
   ・れんこん(蓮根)
   ・きんかん(金柑)
   ・いんげん(インゲン豆)
   ・ぎんなん(銀杏)
  で、7つ。

 それに加えて
   ・はんぺん
   ・きんとん
   ・かんてん(寒天)
  だとか。

 別名『冬至七種(とうじななくさ)』ともいうようです。
 この「七種(ななくさ)」は、7種類ということ。
 やっぱり「7」は縁起が良い数字なんですね。
(「七草がゆ」の「ななくさ」を思い浮かべてしまうのは、私だけではないですよね?)

 我が家では、「なんきん」と「にんじん」と「なんばん(ネギ)」を食べようと思います。

<追記>
 かんらん(甘藍=キャベツ)もだそうです。冬のキャベツも美味しいですもんね。
 うどんも、饂飩(うんどん)で、「ん」の字2つ!
 娘は「ワンタンは?」と言ってます。

 こじつけでもいい、担げる縁起はたくさん担いで、来年もよいことたくさんありますように!

<追記 その2:2017.12.21.>
 「フランスパン」も、「ん」2つ。
 今年は「なんきん(かぼちゃ)」のグラタンと、「にんじん」のマリネ。「れんこん」のホットサラダ。
 フランスパンを添えて、洋食の冬至メニューにしようと思います。

<追記 その3:2019.12.22.>
 今年、生協のチラシを見てみたら「運盛り【うんもり】」という言葉が書いてありました。
「冬至に『ん(運)』のつくものを食べて運を呼び込む『運盛り』。昔ながらの縁起担ぎです。」
 「運盛り」って言葉は初めて聞きました。私の持っている「広辞苑」「大辞泉」「大辞林」「日本語大辞典」には載っていませんでしたが、いつからの風習なんでしょうね。
 言葉遊びでもあり、冬場にしっかり栄養をとるための言い伝えだったのでしょうね。
 
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