MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

キーパーグローブと「檻(おり)」

2011年01月26日 | FAMILY
 学校の部活でサッカーをしている次男。
誕生日のプレゼントは「キーパーグローブがいい!」とリクエスト。
 先日、スポーツ用品店に行って一緒に選んで買ってきました。
 子ども用・練習用から何万円もするプロ仕様のものまで、いろいろあるものですね。もちろん、「子ども用で練習用・しかも特価」を選択。

 その次の日、母から電話があって「誕生日プレゼント」の話題に……。
 「キーパーグローブにしたの」と話したら、
 「キーパーグローブって?」と、母。
 「ほら、サッカーのゴールキーパーがはめる手袋」

 「ああ、檻の中に入ってる人ね」 
 「………。」
 母の声の後ろから、「檻じゃなくて、ゴールっていうの!!!」と姉のあきれたような声。


 私もサッカーが分からないほうだけど、母には負けました。

 さて、昨夜のサッカーアジアカップ、日韓戦。
 子供を寝かしつけて起きてきたら、まだ試合中。
 ドキドキして見ていられないので、また布団に戻りました。
 今朝、ニュースを見て「あの展開では絶対最後まで見ていられなかった!」と思ったのでした。
  日本の試合でなければ、見ていられるのですけどね。
 私のこういうところは、本当に母そっくり。母もテレビから逃げ回るタイプ。変なところが似たものです。
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鮮やか!かるたクイーン

2011年01月24日 | いろいろ
 子どもの付き添いで「かるた大会」に行ってきました。

 昨年も参加した大会で、今年は昨年よりも札を覚えて善戦したのですが、初心者の大会とはいえ、それぞれ年長者が相手なので予選敗退。それでも、自分の1年間の進歩が分かったようで満足気でした。

 そして、大会には当日発表サプライズ&スペシャルゲストで、「競技かるた」の永世クイーン・楠木早紀さんがいらっしゃってビックリ!

 希望した小学生との対戦では、鮮やかな技を見せてくださいました。
 本当に、歌が詠まれると同時に手が、体が動くのですね。
 目の前・3メートルほどの近距離で観戦させていただいたのですが、テレビで見ていたよりも一段と速く感じました。
 一枚取られるたびに、思わず拍手とため息が……。

 次男のところへ札が飛んできて、長男がクイーンに手渡すという場面もありました。
 「当たると痛い!」と次男。「畳の上の格闘技」とも言われるそうですからねぇ。

 百首の歌を覚えること。
 対戦中に畳の上の札を覚えること。
 札の位置で作戦をたてること。
 耳で聞きとること。
 身体を瞬時に反応させて、札を取ること。
 そして、礼儀と感謝……。

 なんとも、すごいスポーツです。
 年の初めに素晴らしい技を見せていただいて、なんだか「ありがたい」気持ち。
 子どもたちにも、「競技かるた」の凄さが伝わった良い一日でした。

歌が詠まれるときには、利き手(札を取る手)の指は猫の手みたいにまるめておくと、すばやく動かせるんだそうですよ。
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向かい干支

2011年01月22日 | HAPPYなもの
 「向かい干支(むかいえと)」ってご存知ですか?

 私も今年になるまで知らなかったのですけれど、「裏干支(うらえと)」「逆さ干支(逆干支)(さかさえと)」とも言うようです。

 1月9日の毎日新聞の書評欄、人形師の辻村寿三郎さんの書かれた『好きなもの』という文の中に、「各人に生来欠けている部分を補ってくれる存在だと、教えられました」とあるのをみて、すぐ自分の向かい干支を調べてみました。 

 十二支を時計のように円形に並べて、自分の干支が12時の位置のときに6時の位置、真向かいにくるのが「向かい干支」。
 (つまり、自分の次の干支から数え始めて6番目の干支が「向かい干支」です)

 「辰」の向かい干支は「戌」。
 我が家の戌年生まれは、娘。たしかに、私のうっかりを補ってくれるようなしっかり者です。(笑)

 向かい干支には江戸時代から「後方を守る」「守り干支」といって、「向かい干支の小物を持つと出世する」など縁起担ぎがあるそうです。
 私もまた今年から厄年にはいりますし、犬のものを何か買ってみようかな。


<それぞれの向かい干支は?>
 子年生まれ の向かい干支は 午年
 丑年生まれ の向かい干支は 未年
 寅年生まれ の向かい干支は 申年
 卯年生まれ の向かい干支は 酉年
 辰年生まれ の向かい干支は 戌年
 巳年生まれ の向かい干支は 亥年
 午年生まれ の向かい干支は 子年
 未年生まれ の向かい干支は 丑年
 申年生まれ の向かい干支は 寅年
 酉年生まれ の向かい干支は 卯年
 戌年生まれ の向かい干支は 辰年
 亥年生まれ の向かい干支は 巳年

<関連リンク>
ジュサブロー館へようこそ
 辻村さんの人形を展示している「ジュサブロー館」のホームページ。「作品インデックス」の「花うさぎ」のページで、向かい干支についての思い入れが語られています。
辻村寿三郎公式ホームページ
コメント (2)
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京都市でもヒブ・肺炎球菌ワクチン無料化

2011年01月19日 | FAMILY
 娘の肺炎球菌ワクチンの予防接種に行ってきました。

 じつは、先週の火曜日(平成23年1月11日)から京都市でも子宮頸がん予防ワクチン・ヒブワクチン・小児用肺炎球菌ワクチンの無料接種(任意の予防接種)が始まったのです。
 ヒブワクチンは自費接種していたのですが、肺炎球菌ワクチンは未接種だったので「これは良い機会!」と早速電話予約をして接種してきました。

 きっかけは「きょうと市民しんぶん 平成23年1月号」
2面に「ワクチン無料化」の記事が載っていたのです。
 市内に住民票のある人、外国人登録をしている人が対象だそうで、それぞれ、協力医療機関に予約が必要です。(下記ホームページに協力医療機関一覧のpdfファイルあり)

 自費接種だと非常に高価なワクチンで、1回につき7,000円~1万円ほどするワクチンが無料になるのですから非常にありがたいことです。乳児は免疫ができにくいので接種回数も多く、それぞれのワクチンで多いと4回。(初回接種3回+追加接種1回)
ヒブワクチンも肺炎球菌ワクチンも受けようと思うと、かなりの金額になります。正直に言って、自費接種のままでは一番感染の危険性の高い乳児期の接種(生後2カ月~)に二の足を踏んでしまうと思います。

 我が家の3人の子どもたち。上の二人は「ワクチン承認」の前に接種年齢(感染の危険がある年齢)が過ぎてしまいましたし、下の子も「1回接種」でよい年齢になっていました。
 たしかに発病する子どもの数は少ない病気かもしれませんが、重症化すると危険な病気だそうです。だれにでも感染の可能性があるのなら、全ての子どもがワクチンを受けられる時代になってほしいと思います。

<参考リンク>
京都市が実施する定期の予防接種について - 京都市情報館
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『小さいおうち』と『ちいさいおうち』

2011年01月17日 | BOOKS
直木賞などの受賞作は、受賞してから図書館に予約すると長い間待つことになります。
それでも、興味を引くあらすじのものは予約をいれるのですが、今回やっと順番が回ってきて読んだのが、

『小さいおうち』中島京子
(第143回直木賞受賞作)


前年度受賞作の『鷺と雪』(北村薫)と同じく昭和初期・第二次世界大戦前が主な舞台となっている物語です。
大半は、老女の回顧録のような手記の形をとっていているのですが、読み終わった後で不思議に思うぐらい読みやすい。(笑)

主人公が語るのは、「愛おしい時間」「愛おしい人たち」「愛おしい場所」。そして、秘密。
なんとも小さい世界のようで、なんとも充実した世界。
物も情報もあふれかえっている現代では考えられないほどの簡素な生活の中に、心豊かな時間が流れているようで羨ましくなります。

さて、この本。
有名なバージニア・リー・バートンの絵本『ちいさいおうち』と同じタイトルで、初めは驚きました。
(直木賞受賞作のほうは「小さい」が漢字ですが)
絵本は小説の中にも、ちらっと登場するのですが、2冊を並べてみると、装丁の中心・丸の中の絵の色合いを似せているのですね。まるで、着物と帯を合わせているような感じです。

両方の作品に共通するのは、「時代が変わっても大切な物は変わらない」ということでしょうか。


写真の中の『ちいさいおうち』は右綴じ、中の活字は縦書きです。(昭和52年発行の第23刷)
現在発行されているものは「左綴じ、横書き」の、原書(「THE LITTLE HOUSE」)に近い物になっているようです。
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「ん」もOK! しりとり

2011年01月16日 | FAMILY
 かれこれ1年以上、娘がずーっと大好きなのが「しりとり」。

 タクシーの中でも、お風呂の中でも、「しりとり」。
 「眠れなーい」と言っては、布団の中でも。
 一昨年の大みそかは、年が明けるまで私と私の姉と3人で布団の中で、「年越ししりとり」でした。
 もう、すっかり語彙が増えて、なかなか終わらないんです。

 実は、娘用の特別ルールなんです。

・「ん」OK! 
 「にんじん」だったら、次の人は「じん」から始めます。
・同じ単語でもOK!
 もちろん大人は、同じ単語はダメ。
・大人も難しい単語は使わない。
 子どもが分かる単語、または説明してわかる単語だけ。
・物語の登場人物や地名など、固有名詞もOK。子どもは「文」でもOK。
 たとえば、「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」なんていうのでもよいことに。
 


 絵本や辞書など、絵を見せられるもので説明してもOK。
 説明して分かったようでも、後日実物を見かけたら「これが、この前『しりとり』で言ったのだよ」と説明するようにします。
 と、いうわけでスーパーなどでも語彙を増やす試みが続けられているわけです。
「ズッキーニ」とか「ルッコラ」など、大人が言ってもよい単語を増やすため、娘にいろいろと覚えてもらっている感じです。

 新幹線などでも時間つぶしにピッタリですし、本を読むときも知らない単語を覚える楽しみができます。
 「しりとりやろう!」と言われると、「えぇ~、またぁ?」と思わないわけではないですが……。
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雪が積もったら読む本 『けいてぃー』

2011年01月14日 | BOOKS
 今年になってまだ半月ほどだというのに、「朝、カーテンを開けると真っ白な景色」という日が3日もありました。
テレビでも、年末から雪のニュースが続いています。
 この週末も雪が降りそうな予報ですし、子どもたちは「雪マーク!」と喜んでいます。(大人は「雪だと大変だろうなぁ」と思うのですけどねぇ)

 雪が降る季節になると、我が家で人気急上昇するのが、

『はたらきものの じょせつしゃ けいてぃー』
 バージニア・リー・バートン文・絵 /石井桃子訳 福音館書店

 『いたずらきかんしゃちゅーちゅー』や『ちいさいおうち』のバージニア・リー・バートンさんの絵本です。

 主人公は「K.T.」と車体に書いてある赤いトラクター「けいてぃー」。
 夏はブルドーザー、冬は除雪車として大活躍するのです。

 原題は「KATY AND THE BIG SNOW」。
 直訳すると「ケイティーと大雪」といった感じでしょうか。

 この「けいてぃー」が、本当に働きものなんです。
 自分がするべき仕事を最後までやり遂げる喜び、人の役に立つ喜び、頼りにされる喜びを、思い出させてくれます。


 読んでいて、大人も心がすっきりするような絵本です。
 乗り物や地図の好きな男の子に、ぴったり。もちろん女の子にも。

 大雪などの自然災害があると様々な仕事が機能しなくなって多くの人々が困るということも分かる絵本ですから、天気予報の画面の雪マークを見たときに「どこかで困っている人がいるかもしれないね」と、雪国の人の生活に思いを寄せるのも良いと思います。
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浅間山・富士山・比叡山

2011年01月08日 | おでかけ
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

年末年始の帰省から戻ってきて、帰省荷物の段ボール箱を4つ片付けて、出しっぱなしだったクリスマスツリーを押入れにしまって、やっと一息つきました。

この年末年始は、クリスマスに娘が発熱し「帰省は無理かも!!」と心配したのですが、出発日を2日ずらして、なんとか両方の実家に行ってきました。

まずは浅間山が見える東信の私の実家へ。
寒さは厳しかったのですが、雪はほとんど積もっておらず、滞在中は毎日温泉へ。合わせると10人を超える大人数なので、家のお風呂よりも皆で温泉に行ってしまう方が楽ということもあって、ちょっと贅沢をしてきました。
東信(東信州)は温泉が多いので、毎日違う温泉地へ行けるのも魅力です。一番家から近いところは車で10分。雪が積もっていると大変ですけれど、今年は雪が少なくて山道の移動も問題なしでした。

年が開けて、次は夫の東京の実家へ。
こちらもお天気が良くて、ベランダから富士山が見えました。
木造平屋建ての長野の実家と違って、鉄筋コンクリートのマンションは暖房要らず。結局、滞在中に一度も暖房を使いませんでした。(スゴイ!)
夫の祖母はお二人ともお元気で、ひ孫の顔を見て喜んでくださいました。帰省する甲斐があります。

主婦歴・嫁歴も長くなって、勝手知ったる両方の実家。
すっかり台所の即戦力・家事の切り盛り役として、頼られるようになりました。
ほかの家族は、まだまだ小さい赤ちゃんがいるので、少し子どもから手が離れた私の出番です。
長男次男が小さかった頃は、私が助けてもらってたんですものね。

そして、先日。比叡山の見える京都の家へ戻ってきたら、ビックリ。
雪があちこちに残っていて、少し崩れたかまくらや雪だるまも。年末に20センチも積もったそうで、長野で雪遊びのできなかった子どもたちも驚いていました。昨日も雪が積もって、大喜びで雪だるまを作っていました。


今年は卯年。
ウサギのように、ピョンピョンと艱難辛苦も飛び越えていけるような強さを身につけたいものです。
皆さまの新しい一年も幸多いものとなりますように!
コメント (2)
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