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moon

通勤読書598 PTAって

「七人の敵がいる」加納朋子

主人公ほど仕事もできないし、
頭もよくないけれど、
私が初めてPTAに対して持った思いと
ほぼ同じことが書いてあった。

そして、あの頃を思い出して、
「やっぱり嫌だよなぁ」と思った。

学童保育の役員を皮切りに学年役員、
学校の地域役員、スポーツクラブの役員。

毎年毎年、よくもまぁというくらい回ってくる。

楽しんでやりましょう!なんて言われても
楽しくないんだものと
とことん後ろ向きだった私は
主人公とは思いは同じでも真逆を向いてたなぁ。

シフトの休みはすべて役員のためにとることになり
自分の休みを取れるのは3か月に1回くらいだった。
そしてどれだけ役員をやっても
先生同士、母親同士の力関係を掴めず、
まったくもって向いていなかった。

ホントに申し訳ないくらい、いい思い出はない。

しかし、不思議なもので
役員のお役目が回ってくるのはほとんど長男の時だった。
くじを引いても、じゃんけんしても
当たりを引く。

小中高の12年間、娘の役員をやったのは小学校でたったの一回。
息子は小学校で4回、中学校1回、高校1回。

一番イヤだったのは
うちの子どもがまったく興味を示さない地区運動会の手伝い。
一番面白かったのは、中学で課題図書を読んで
中学生と感想を述べあう、読書会だった。

でも、役員すると学校の細部が見えてくるのは事実だった。

あ、全然本の感想でなかった。
いや、陽子さんのような人は
いたら面白いけど、一緒には役員やりたくないなぁ。。
ということで。

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七人の敵がいる (集英社文庫)
加納朋子
集英社

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