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通勤読書 472 親と子のストーリー

「祈りの幕が下りる時」東野圭吾

やっぱり、いい、加賀恭一郎。
母と子、父と子の愛情が悲しくも優しい話。
小学生で家を出て行った母親のことを恨みもせず、
きちんと理由があると考える加賀少年って、どれだけ大人なんだろう。
母親のことをきちんと理解してるのがおどろきでもあるし、悲しい。
「中学の教師が教え子と恋に落ち、やがては妻を捨て、
学校も辞めて逃避行か。あまりに浅はかだな。
そんな男のどこに惹かれたんだろう」
と、母親の好みも理解しているなんて!!!
そしてそんな教師がダメダメすぎてちょっと笑えた。

加賀恭一郎は警察官になる前に
2年間教師もしていて、ちょっとうれしかった。

加賀恭一郎が好きなのにシリーズをあまり読んでいない私。
さて、読むとするか!!!!

 

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祈りの幕が下りる時
東野圭吾
講談社

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