雲ひとつない青空が広がる小春日和のような一昨日(11/13)、新宿御苑で開催されている《菊花壇展》を観て参りました。新宿門を入りますとすぐに大菊飾り(写真下右)が目に入りました。
順路に沿って庭園内を進み、最初の懸崖作り花壇(一段目のいちばん左)に着きました。青竹としゅろ縄で組まれた竹軸上家に飾られています。野菊が懸崖の岩間から垂れ下がっている姿をあらわしています。回遊式日本庭園内に上家(うわや)といわれる建物を設け、7つの菊花壇それぞれに赴きあふれる菊を独自の様式で飾りつけられています。最後の大菊花壇(四段目のいちばん右)まで美しい菊を感嘆しながら観て歩きました。(花壇名は拡大した写真に付いています)
菊は毎年苗から育てるため、栽培は毎年すべて一から出直すそうですから、その年の気候や手のかけ方、技術、品種によって出来あがりが異なり、そこに面白さがあると同時に難しさもあり育てるご苦労もあることでしょう。
菊花壇展は明治から大正にかけて赤坂の仮皇居で菊を鑑賞する会が催されたのが始まりで、その伝統が今日まで受け継がれているのは素晴らしいことですね。新宿御苑は都心にいることなど忘れてしまうほど静かで、四季おりおりの自然を楽しむことができます。紅葉で彩られる日ももうすぐでしょう。
露地花壇(三色の菊)
順路に沿って庭園内を進み、最初の懸崖作り花壇(一段目のいちばん左)に着きました。青竹としゅろ縄で組まれた竹軸上家に飾られています。野菊が懸崖の岩間から垂れ下がっている姿をあらわしています。回遊式日本庭園内に上家(うわや)といわれる建物を設け、7つの菊花壇それぞれに赴きあふれる菊を独自の様式で飾りつけられています。最後の大菊花壇(四段目のいちばん右)まで美しい菊を感嘆しながら観て歩きました。(花壇名は拡大した写真に付いています)
菊は毎年苗から育てるため、栽培は毎年すべて一から出直すそうですから、その年の気候や手のかけ方、技術、品種によって出来あがりが異なり、そこに面白さがあると同時に難しさもあり育てるご苦労もあることでしょう。
菊花壇展は明治から大正にかけて赤坂の仮皇居で菊を鑑賞する会が催されたのが始まりで、その伝統が今日まで受け継がれているのは素晴らしいことですね。新宿御苑は都心にいることなど忘れてしまうほど静かで、四季おりおりの自然を楽しむことができます。紅葉で彩られる日ももうすぐでしょう。
露地花壇(三色の菊)