久留米から東側にある田主丸というところに
世界で初めてゴマの焼酎を作った’紅乙女酒造’があります。
紅乙女酒造は、とても古い歴史があるのです。
しかも、焼酎(紅乙女では祥酎と記します)造りは道楽から、というような案内係の方のお話でした。
敷地内を歩いてそれは感じました。
どこもここも贅沢な雰囲気が漂う、なんかかわいらしい、というか
何かを製造しています、という感じがしないのです。
製造というよりつくってますよ、という・・・
贅沢につくっているからこだわりも沢山あるようです。
そして、日本だけでなく世界の贅沢な場所で愛されているようです。
いままでも何かをつくっているところを見学することも多々ありましたが、
ここは、楽しんで見学したという感じでした。
案内係のかた(紅乙女の武田鉄也と呼ばれているそうです)が、とても熱心に楽しく案内してくださり
さらに、社長さんも一緒にお話しをしてくださり、いい時間でした。
貯蔵庫はどこもぷーんと良い香りがします
ここは圧巻でした。
樽は、すべてフランス製
奥にみえるステンドガラスがとても優雅に見えます。
樽にサインが! 帝国ホテル・・・
そして、こちらは、リッツカールトン パリ!
リッツ パリでも紅乙女の祥酎が愛されているようです。
ここの甕は沖縄の甕
こんなところも ↓
「田舎や」と呼ばれる建物は、安土桃山時代のものです。
こんな釜もありました。
釜は、日本の東と西では、向きが違う、という面白いお話を聞きました。
お釜の右に映っている部分、作業するところが、
体裁を気にする東の地域では、壁側にあるそうです。
西の地域は、体裁より作業しやすい事が大事、と広いほう、つまり、誰からも見える方に
あるそうです。
ゴマの香りのする美味しい祥酎です。
これは、25度ですが、
38度のを試飲したら…流石にちょっとクラッときました(笑)
祥酎のほかにも、敷地内にある売店では色々販売しています。
ゴマはもちろん、ふりかけ、ドレッシング、きな粉など。。
今流行りの塩麹もありました。
http://www.beniotome.co.jp/
紅乙女酒造の敷地内には、たくさんの花が咲いていました。
春ですねー。
辛夷 (こぶし)
つばき
これはクリスマスローズ
山茱萸 (さんしゅゆ)
木瓜 (ぼけ)
連翹 (レンギョウ)