おもいっきり久しぶりのになってしまいました・・
今日はもう22日じゃあないですかっ
一月はいっちゃって、二月は逃げて、三月は去る・・・
そのとおりです
これ、去年も書いたような・・・まぁ、いいですゎ許してくださんせ。
実は、ちょっと忙しかったんです。
って、目が回るほど・・・とかではないんですが、
頭の中がくたびれました
3日の日におばあちゃんの具合が悪くなって、
入院してました。
結果から言うと、17日に元気に退院したんですけど・・・
心臓が弱まって、心不全を起こし、肺に水が溜まったのでした。
呼吸するたびヒュウヒュウと胸のあたりが音をだして、
ハァハァした感じで苦しそうでした。
脈拍が120以上あり、これは成人が運動しているのと同じです。
かなり負担だったと思いますが、
本人はさほどぐったりした様子はなく、
自分がなんでいつもと違うところにいるのか、ということの
ほうが気になっていた様子でした。
病名の欄には、「心不全・心房細動」と書いてあり、
検査結果と胸の写真を見せてくれながら、
主治医の先生が、詳しく説明してくださいました。
まあ、歳を考えると何が起こってもおかしくないので、
と言われて、ああ、そうか、と納得はしますが、
やっぱり、ドッキリしますねぇ・・・
おばあちゃんは、入院に慣れていないので・・・
点滴や、酸素チューブ、導尿チューブなどが
体に付けられて、気になって気になって仕方がなかったんでしょう。
しょっちゅういじって、看護師さんをこまらせていたようで。。。
導尿チューブは入院して2-3日ではずしてもらいました。
で、トイレはベットの脇に置いてあるポータブルトイレで。
よっこいしょ、とおばあちゃんを移動させて・・・これが結構大変でした。
点滴も何回かいじって抜けたので血だらけになったり・・・
点滴が外れるまでの大変な時、何日か病院に泊まりました。
おばあちゃんのベットの隣に簡易ベットを置いてもらって・・・
しかし、寝るわけにいきません。
おばあちゃんが動くたびにチューブを
いじらないようにしなければならないし、
「トイレ」と言えば、またよっこいしょ、ですから。
手を握って、ウトウトするのみでした。
入院した次の日の夜中3時過ぎに、看護師さんから、
「看護師の数が足りないもんで・・・みていただけます?今、来られます?」
と電話があったときは、ちょっとビックリしました。
病院に入れば安心、などと考えたこちらが甘かったのかもしれませんが・・・
たくさんいらっしゃる看護師さんもいろいろで、
夜泊まったときも、
「何回でもコールで呼んでもらっていいですよ」と言ってくれた人もいれば、
点滴がピーピー鳴った時呼んだら、2分ぐらい経ってようやく来て、
「お世話かけます」「ありがとうございます」とこっちが言っても、
な~んにも言わずに、
ただやることだけやってブリブリ(そういう風に見えちゃいましたねぇ)
去っていく人もいました。
「こんにちは」「お世話になってます」と挨拶しても
にこにこ気持ちよく接してくれる看護師さんだとホッとしました。
挨拶しても、ニコともせず、
プ~ンって感じに(そういう風に見えちゃうんですよねぇ)されると、
妙に悲しくむなしくなりました。
自分はいいけれど、見てもらっているおばあちゃんも
なにか感じているはずだし・・・
お年寄りってそういうこと敏感ですから・・・
早く退院しなければ、おばあちゃん、がんばるんだ、と
念じていましたねぇ・・・
それが、ある時をきっかけに、看護師さんたちの’あたり’が
やわらかくやさしくなったんですよね。
自分では、たぶんと思いあたることがあったりもするのですが、
確信できないので、ここに書くのは控えますが・・・
入院して点滴が外れるまでは本当に毎日頭が痛く、
いつまで自分が続くか・・・と不安だったのですが、
点滴が外れて、おばあちゃんが普通に寝られるようになった時は、
「あ~神様~!」と拝みましたねぇ。
退院の時も主治医の先生がとても詳しくまた説明してくださり、
本人にもやさしく語ってくれました。
「あんまり、か~っとしちゃいけないよ、喧嘩とか・・」
「先生、わたし、生まれつきカッカしちゃう性格なもんで・・・」
平気で言ってました、おばあちゃん。
「わたしは、いったい何の病気だったんです?」
「心臓がね、ちょっと悪くなっちゃったのね」
「あ~ら、そうだったんですか」
・・・・
退院した夕方には、もう入院したことはすっかり
忘れてました。
それで、いいんですけどね。
とりあえず、元気になったので、またいつものとおりな
’おばあちゃん’でいてもらいたい、と思っております。
退院時には・・・
やさしかった看護師さんはもちろん、
プ~ンの看護師さんも、ニコニコと「よかったですね」と
言ってくださり、すべてを忘れて、心から
「ありがとうございました。ご迷惑かけました。」と
言ってきました。
この入院で、
グループホームの施設長さん(ケアマネージャーであり看護師長さん)が、
とっても親身になって色々してくださり、
本当に心強く、感謝してもしきれないという感じでして。
グループホームのスタッフの方々も毎日
おばあちゃんの顔を見に行ってくださり、
「早くかえってきてほしいわぁ」との言葉が
本当に嬉しく、どんなに心の支えになったことか・・・
そして、今まで、施設長をはじめとしてホームのスタッフの方々とは
とても親しんで仲良くしてもらっていたんですが、
この入院でますます、信頼と親近感が強くなったことは確かで、
入院は決していいことではなかったのだけれど、
プラスに考えていこうと思いました。
あ~本当に色々なことがあるのだな、と
つくづく思うこの頃。
色々あっても、すべてのことは、人がやっていること。
ほんの些細なことが人の気持ちを左右しますねぇ。
道が決められていても、どんな気持ちで通過できるかは、
人と人との係わり合いが大きく影響するのだ、とも
つくづく感じた2週間でした。
そして、その’人’は、どんな人でもどんなことがあろうとも、
心臓が止まっては、おしまいなんだということです。