自転車組み立て、時差ボケ調整も終わり、自転車走行日となった。自転車を積み込みいざ出発。
でもその前に、タホ川=テージョ川の岸辺にある古都トレドを観光しなくては。
わんさか観光客の居る細い石畳の道をビンディングシューズで歩いて、
トレドの大聖堂に到着。
かつては修道女が副業で作ったという、餃子じゃなかった、マジパンも
今や菓子屋の大量生産、ご当地土産だ。
観光地に付き物のエルグレゴの住んでいたと言われる家。でもウソらしい。
ローマ時代の橋。日差しが出てきた。
さて、そろそろ、ドン・キホーテに倣い、コンスエグラの風車に向かって突撃しますか?
目標はあの丘の上。
馬でも自転車でもなく、車にて到着。幸い時間帯が少し早く、これでもまだ観光客は少ない。
しっかり集合写真を撮り。
緑と赤茶けた色のラマンチャの平原に広がる、これから走るあの直線道路を見ながら、ゆったりと眺望360度のピクニックランチを楽しんでいたら、十数台の大型バスでトレド観光を終えた中国人観光客来襲。即座に撤収して、走行開始。
曇り空のところどころから日差しがのぞくものの、気温は十度台で寒く、厚手のアンダーアーマーがちょうどよい。
少し荒れ気味の道をしばらく走って
あれまーさっそくパンクだ。
ラマンチャは内陸で標高が高いゆえか、まだ気温が上がらず、ブドウも新芽が出ていない。
一方、麦畑はもうすぐ収穫を迎えそうで、緑がまぶしい。
どこまでも続く平らな直線道路を駆け抜ける。
2年前南仏で見たのよりもすごいと言われている、ラマンチャの赤いアマポーラ/コクリコを期待していたのだが、残念ながら、麦の刈入れ後の数週間後のようで、まだ蕾が多い。
走行一日目、トレドの観光もあったので、コンスエグラからマラゴン直前までのたった 27kmを走ったのみで、今日の宿、Fuente Tarayに車で向かった。Fuente Tarayはできたばかりの畑の中の民宿/長期滞在ロッジ/パーティー会場。
広い敷地にダイニングもオープン形式だ。
今日の走行地図と場所リンクのグーグル地図。