As I like it

気の向くままに。。。 ダンス・バレエの関連トピックが一番多いかも。 by nao@momojrt020327

チケットが取れない~

2006年06月30日 | Ballet
世界バレエフェスのガラ公演のチケット。。NBSの優先申し込みもe+のもはずれてしまった。。。 う~ん。。ギエムの白鳥が見たかったのにぃぃぃぃ。フェリのジュリエットも見たかったなぁ。 デュポンとルグリのソナチネも良さそうだなぁぁぁぁ。。。。ルグリはオネーギンも踊っちゃうのね。。。。。。。。

明日電話受付だけど、こういうのかけ続ける根性がないのよねー。。ほんとに残念だけどしかたないなー。

モーリス・ベジャール・バレエ団『愛、それはダンス・・・』

2006年06月23日 | Ballet
BEJART BALLET LAUSANNE『愛、それはダンス・・・』
2006年6月23日(金)18:30開演/ゆうぽうと簡易保険ホール

フルにベジャール・バレエ団を観るのは初めてです。ベジャールは漫画の「SWAN」にも出てきたぐらいのモダン・バレエの先駆者。モダンは苦手。。とは言え一度見ておくべきでは。。と自分にいろいろ言い聞かせ。

さて、開幕前に出演者変更のご案内。ベジャール・バレエ団に目当てはいないので、どうでもいいや。。と思いつつ聞いていたら、「ブレルとバルバラ『いつ戻るか教えて』」がジル・ロマンに! さらに第1部の最後にジル・ロマンのソロ「エレガンス」を追加するとのこと! さすがに私でもジル・ロマンは知っているので、これはうれしいサプライズ♪

さて、ペジャール作品のダイジェスト的な演目構成ですが、一貫して「ロミオとジュリエット」の愛の物語をテーマにして、個別の演目をつないでいたのはおもしろい構成でした。 以下は感想を持ったものについて。。

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春の祭典
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
ルイザ・ディアス=ゴンザレス – ティエリー・デバル
全員
ものすごいパワーで、圧倒されました。ボレロに近い作品ですね。

ロミオとジュリエット
音楽:エクトール・ベルリオーズ
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー

ダフニ・モイアッシ – バティスト・ガオン
オード・ブレトルズ – フランソワ・モウデュー

ヴィットリオ・ベルトリ、ステファン・ブリ、ドメニコ・ルヴレ、
那須野圭右、ウィリアム・ペドロ、ヘクトール・ナヴァロ、
ウェン・シーチー、オスカー・シャコン
ジュリアン・ファヴローとカテリーナ・シャルキナの美しいことといったら。。。もう。。シンプルな白の衣装で十分なのです。。。踊りもすばらしい! 
この前半の「ロミオとジュリエット」はバルコニーのシーンにあたるようです。うーん。どうなんでしょ? クランコともマクミランともノイマイヤーともとっても違う。。。もちろんですが。。。言葉がうまくみつかりません。が、二人が恋に落ちて高まっていくのは強く伝わってきました


ヘリオガバルス
音楽:チャドの伝統音楽
カルリーヌ・マリオン – ヴィト・ルチアーニ
セリーヌ・シャゾ – ニール・ジャンセン

わが夢の都ウィーン
音楽:アントン・ヴェーベルン
     ルース・ミロ – ヴィクトル・ヒメネス‐リヒャルト・ホイベルガー
  
さすらう若者の歌
音楽:グスタフ・マーラー
ウェン・シーチー – アレッサンドロ・スキアッタレッラ

ギリシャの踊り
音楽:ミキス・テオドラキス
カトリーヌ・ズアナバール – マーティン・ヴェデル
ステファン・ブリ – ウェン・シーチー – バティスト・ガオン
那須野圭右 – ヴィットリオ・ベルトリ – パスカル・アルベリコ

あれ?東京バレエで見たのと随分違うような。。。???

アレポ
音楽:シャルル・グノー
ダリア・イワノワ
ウィリアム・ペドロ
女性全員

ブレルとバルバラ
音楽:ジャック・ブレルとバルバラ

行かないで  エリザベット・ロス
いつ戻るか教えて  ジル・ロマン(ほんとはティエリー・デバル)
ヴァルス  全員
愛しかない時  ルース・ミロ – ヴィクトル・ヒメネス
エレガンスをもって  ジル・ロマン

この作品が一番良かったです。 エリザベット・ロス、ジル・ロマンの二人は舞台の上での存在感が格段に違いました。

ルミ
音楽:クドシ・エルグネル
男性全員
ギリシャ彫刻のような白のふんわりした衣装まとった男性が、横一列になってラインダンスのように踊ったのにはちょっと目が釘付けになりました(笑)

カスタ・ディーヴァ
音楽:ヴィンチェンツォ・ベリーニ
女性全員


ロミオとジュリエット
音楽:エクトール・ベルリオーズ
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー

二つの大戦の間
音楽:チェイク・イマム
オスカー・シャコン – ステファン・ブリ

バレエ・フォー・ライフ
音楽:クイーン「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
エリザベット・ロス
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー
ヴィットリオ・ベルトリ – バティスト・ガオン – ニール・ジャンセン
クイーンの歌。。というよりはフレディの歌の中で私も大好きな曲ですが。。う~ん、どういう解釈でああいうダンスになるのかな? ちゃんとプログラム買えばわかったのかな。ま、ともかく黒い衣装を着たエリザベット・ロスが象徴的なダンスをする奥で引き裂かれるロミオとジュリエット。。。

バレエ・フォー・ライフ
音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト「ピアノ協奏曲第21番」      
カルリーヌ・マリオン – ティエリー・デバル
レティシア・レスカ – ステファン・ブリ
かなり奇抜な色使いの衣装を着た男女のペアがダンスを繰り広げる奥から出てきたのはストレッチャー(病人を搬送するベッド)と看護士。。。。 なんともモーツアルトがどうしてこうなるの??

そしてもっと先へ
音楽:ヨハン・シュトラウス
パスカル・アルベリコ


音楽:U2
男性全員
クイーンからU2。。ベジャールさんは今80歳を過ぎていらっしゃって、この作品を制作した時だってすでにかなりのお歳だったと思うのですが、なんとも若々しいセンスをお持ちの方なのですね~ ダンス・ミュージカルを見ている気分になりました。

春の祭典
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
全員
1番目の演目と同じですが、中心(いけにえ)となっているのは「ロミオとジュリエット」です。道ならぬ恋はここで終わりを告げたのです。うまい構成です。

バレエ・フォー・ライフ
音楽:クイーン「ショー・マスト・ゴー・オン」
全員
これは演目というより、カーテンコールのためのものでした。真ん中にジル・ロマンがいましたが、ベジャールさんがいらしたら、きっとベジャールだったんだろうな~と思いました。実際に過去の映像ではそのようですね。

熱心なファンの方が感涙しながら花束を渡していました。スタンディング・オベーションもかなりみられました。私は。。う~ん。まだまだ勉強不足なようで。。。。。。

Kバレエ ジゼル

2006年06月16日 | Ballet
Kバレエカンパニー 「ジゼル」
6月16日(金) Bunkamuraオーチャードホール

ジゼル: ヴィヴィアナ・デュランテ
アルブレヒト: 熊川哲也
ヒラリオン: スチュアート・キャシディ

6人の村人たちの踊り: 荒井祐子/輪島拓也、神戸里奈/副 智美/ピョートル・コプカ/アレクサンダー・コーウィー
ミルタ: 長田 佳世
モイナ: 柴田有紀
ズルマ: 松岡梨絵

今回も舞台・衣装はピーター・ファーマー。Kバレエは儲かっているのですね? 惜しみなくて良いです。

第一幕
いきなり王子マントに身を包んだ熊川@アルブレヒト登場。大喝采。あれ?思ったより大きい人なのね?と思ったら、マントを脱いだ白タイツ姿では、やっぱり思い違いだった。。と。。(失礼)

デュランテはやはり遠目にも村娘はきつくなってるように思いましたが…って同い年らしいのですが。。激やせしすぎなのでは?? お顔がげっそり。腕はかなりガリガリ。。。

村人たちの踊りでは、センターの荒井さんと輪島さんが輝いてました。特に輪島さん!初?主役を務めた後の舞台で、のびのびと踊っていたように思いました。 しまった。芳賀君が降板になったのにがっくりきて、旅行を優先して見に行かなかった。。ごめんなさい。

狂乱の場。激やせデュランテの表情には鬼気迫るものが… 目がいっちゃってて、ほんとに怖かっです。でも、ほんとにジゼルの深い嘆きが激しく深く伝わってきました。熊川の嘆きや、ジゼルの亡骸に駆け寄ろうとするアルブレヒトをきっぱりと拒絶するジゼルの母の気持ちも伝わってきて、幕が降りた時には涙が出てきました。


第二幕

長田さんのミルタはとても良かったです!跳躍が軽やか~ ほんとに体重を感じない!! ミルタの厳格さも良く表現されてました。コール・ドも非常に良かったです。 列を作って左右からアラベスクですれ違うシーンでは、その優美さとフォーメーションの確かさに大拍手が。Kバレエのダンサーってほんとに容姿が抜群だし、レベルが高くなってきています。東バより好きです。

アルブレヒトは今度は黒の衣装に濃い紫のタイツ。ジゼルのお墓に供えるのは百合が定番なのですね~ お墓で後悔に崩れるアルブレヒト。そしてジゼルが姿を表します。 しばらく2人はお互いの姿が見えないかのように踊ります。名シーンの一つ。ジゼルのア・ラ・スゴンドでのバットマン・デヴロッペ。素晴らしいバランスと美しさ。それからジゼルが舞台と水平になるような高いリフト。熊川とのパートナーシップを感じます。

アルブレヒトのヴァリエーションではこれぞ熊川!なテクニックが炸裂!ピルエットが速くて正確。トゥールザンレールなんて余裕。カブリオール・ドゥヴァン(? 斜めに飛んで足を打ち鳴らすやつ)やジュテ・アントルラセ(回転しながら後ろに飛んでアラベスクのポーズで降りるやつ)が高い高い! やはり高いテクニックの持ち主であることを再認識。

ジゼルの全幕を見たのは久しぶりでしたが、堪能できました。 この夏に他のジゼルを2回観るので、比較が楽しみ♪

白金亭

2006年06月02日 | Okiniiri
白金にあるチャイニーズで友人とごはんを食べました。

行く前にその友人が、前回行った時に「お料理は申し分ないんだけど、まだオープンしたばかりなせいか、お客さんが少なくて、ちょっと気まずかった」とのことでした。

しかして予約の7時半に到着してみると。。。お客さんは一組だけ。しかも、我々とほぼ入れ違いでお食事終了で帰ってしまったので、結局我々のみ。。となってしまいました。一応金曜の夜なんですが。。。

お料理はほんとにおいしい! 中華。。というかヌーベル・シノワなのですが、油を極力抑えてあるとのことで、とてもさっぱりしているし、味付けもかなり薄味。 ふわふわのメレンゲの上に生の雲丹が乗せてあるもの、そして、↓のパパイヤをくりぬいて、中にふかひれなどの熱々スープが入っているものなど。。とにかく絶品! 



ディナーのコースが1万円ちょっと~という設定がいけないのでしょうか? チャイニーズというよりはフレンチレストランなような店構えがいけないのでしょうか? デートなんかには良いと思うのですが。。。

とってもおいしいので、もうちょっと繁盛してくれないと、もたない。。かも。。。と言うことで、品の良い中華をゴージャスにお召し上がりになりたい気分の方は是非白金亭をご利用になってみて下さい~