壊れるくらい、あなたが好きでした。
昨日は木枯らし1号が吹く中、映画を見に行ってきました。
どうしてさわやかなおでかけができないのだろう・・・と
でかけるたびに思います。
ふだん、ひきこもりでおでかけなんてそんなにしないのに。
月曜だとauユーザーは映画が安くなるので月曜を狙っていきます。
「ミックス」も気になったのですが
「ミックス」は長女も行きたがるかもしれないと思い、
「ひよっこ」ロスでもあるし有村架純ちゃんのほうを見にいくことにしました。
(ヤスハルもこの映画にでてたんだー、知らなかった!)
内容が若干重い、という話でしたが
重いというよりはなんかいろいろと深く考えさせられる映画でした。
【登場人物】
・工藤泉(有村架純) ヒロイン。高校時代の恩師の葉山先生に想いを寄せつつも別の人と交際。
・葉山先生(松潤) 泉の高校の演劇部の顧問。既婚者。妻と別居中。
・小野くん(坂口健太郎) 泉の交際相手。泉の想いが葉山先生にあることを知る。
三者三様の恋愛模様。
あらすじはこちらにて。
恋愛って結局は究極の自己愛なのかな、って思いました。
どうしてもその人のいちばんになりたくて
でもなれなくて
行き場のないやりきれない想いを抱え込み、
自分を追い込み、その人を追い込み壊れていってしまう・・・。
いちばんになれないのかと思うと
自分のこと、全否定された気がするんですよね。
人としての弱さや汚さが
この映画にすべてこめられていてすごいです。
もし本当にその人のことが好きなら
相手のいちばん望むことをかなえるのが筋というか理想ですよね。
でもそれができない。
離れられない。
どうしても自分が中心になってしまう・・・。
だからこそ苦しんだり悩んだりするんですよね、人間って。
そういう人間くささがとてもいとおしいです。
親の子に対する愛情とか子の親に対する愛情とかとは別物ですよね。
いちばんでありたい、とは思うけれど
兄弟がいると平等にいちばん、って思いますもんね。
特別ないちばんではなく。
葉山先生はずるい。
ずっと謝ってばかりで肝心のことばをくれなくて。
すべて中途半端。
でもこういう弱くてダメな人にひかれてしまうんですよね。
結局葉山先生にとってのいちばんって
泉だったのか妻だったのか・・・。
葉山先生がテリィ(「キャンディキャンディ」懐!)に重なります。
自分のために足を失ったスザナを見捨てずキャンディとの別れを選んだテリィに。
泉が知らない男の人にあとをつけられ携帯で助けを求めるシーン。
小野くんの「こういうときにだけ助けを求めて。」という冷たく怒った調子のことば。
小野くんも壊れていってたんだね。泉のことが好きすぎて。
小野くん、携帯の履歴見せろといったり、
泉の手紙を勝手に見たりとかいろいろとやらかしてます。
どうしても抑えきれない嫉妬の表れなんですよね。(気持ちはわからなくもないけどひく)
そのあと充電切れで電話がつながらなくなります。
小野くん、そのあと何度も電話したようだけど。
途方に暮れる泉の向かった先は葉山先生の自宅。
「連絡くれれば迎えにいったのに・・・。」という葉山先生の優しいひとこと。
泉の代わりに私が泣いておきました。
弱っているときにかけられる優しいことばの破壊力のハンパなさ。
このシーンはすごく好きでした。
小野くんのもとから
葉山先生のいる病院へ裸足でもどっていくシーンもすごく好きでした。
「先生が呼んでいる気がして・・・。」
泉も小野くんもただひたすら自分に正直だったんですね。
葉山先生だけが正直になれない。
立場が邪魔しているから・・・?
それとも自分で自分の気持ちがわからない・・・?
「ナラタージュ」とは「ナレーター」+「モンタージュ」だそうです。
「問わず語り」と訳してほしかったな。
とても心に残る(というか引きずる?)映画でした。
*許されない、けれどすべてを捧げた恋――。
あなたは一番好きだった人を思い出す。*
思い出したかどうかはヒミツです。(笑)
画像は秋色アジサイ。「みなづき」という名前でした。
映画の帰りにお花屋さんで買いました。
花瓶に挿しておいても
ゆっくりと自然にドライになるそうです。
かわいい♪
風に吹かれながらだったので持ってかえるのかなりタイヘンでしたが。
抱えてかえりました。
昨日は木枯らし1号が吹く中、映画を見に行ってきました。
どうしてさわやかなおでかけができないのだろう・・・と
でかけるたびに思います。
ふだん、ひきこもりでおでかけなんてそんなにしないのに。
月曜だとauユーザーは映画が安くなるので月曜を狙っていきます。
「ミックス」も気になったのですが
「ミックス」は長女も行きたがるかもしれないと思い、
「ひよっこ」ロスでもあるし有村架純ちゃんのほうを見にいくことにしました。
(ヤスハルもこの映画にでてたんだー、知らなかった!)
内容が若干重い、という話でしたが
重いというよりはなんかいろいろと深く考えさせられる映画でした。
【登場人物】
・工藤泉(有村架純) ヒロイン。高校時代の恩師の葉山先生に想いを寄せつつも別の人と交際。
・葉山先生(松潤) 泉の高校の演劇部の顧問。既婚者。妻と別居中。
・小野くん(坂口健太郎) 泉の交際相手。泉の想いが葉山先生にあることを知る。
三者三様の恋愛模様。
あらすじはこちらにて。
恋愛って結局は究極の自己愛なのかな、って思いました。
どうしてもその人のいちばんになりたくて
でもなれなくて
行き場のないやりきれない想いを抱え込み、
自分を追い込み、その人を追い込み壊れていってしまう・・・。
いちばんになれないのかと思うと
自分のこと、全否定された気がするんですよね。
人としての弱さや汚さが
この映画にすべてこめられていてすごいです。
もし本当にその人のことが好きなら
相手のいちばん望むことをかなえるのが筋というか理想ですよね。
でもそれができない。
離れられない。
どうしても自分が中心になってしまう・・・。
だからこそ苦しんだり悩んだりするんですよね、人間って。
そういう人間くささがとてもいとおしいです。
親の子に対する愛情とか子の親に対する愛情とかとは別物ですよね。
いちばんでありたい、とは思うけれど
兄弟がいると平等にいちばん、って思いますもんね。
特別ないちばんではなく。
葉山先生はずるい。
ずっと謝ってばかりで肝心のことばをくれなくて。
すべて中途半端。
でもこういう弱くてダメな人にひかれてしまうんですよね。
結局葉山先生にとってのいちばんって
泉だったのか妻だったのか・・・。
葉山先生がテリィ(「キャンディキャンディ」懐!)に重なります。
自分のために足を失ったスザナを見捨てずキャンディとの別れを選んだテリィに。
泉が知らない男の人にあとをつけられ携帯で助けを求めるシーン。
小野くんの「こういうときにだけ助けを求めて。」という冷たく怒った調子のことば。
小野くんも壊れていってたんだね。泉のことが好きすぎて。
小野くん、携帯の履歴見せろといったり、
泉の手紙を勝手に見たりとかいろいろとやらかしてます。
どうしても抑えきれない嫉妬の表れなんですよね。(気持ちはわからなくもないけどひく)
そのあと充電切れで電話がつながらなくなります。
小野くん、そのあと何度も電話したようだけど。
途方に暮れる泉の向かった先は葉山先生の自宅。
「連絡くれれば迎えにいったのに・・・。」という葉山先生の優しいひとこと。
泉の代わりに私が泣いておきました。
弱っているときにかけられる優しいことばの破壊力のハンパなさ。
このシーンはすごく好きでした。
小野くんのもとから
葉山先生のいる病院へ裸足でもどっていくシーンもすごく好きでした。
「先生が呼んでいる気がして・・・。」
泉も小野くんもただひたすら自分に正直だったんですね。
葉山先生だけが正直になれない。
立場が邪魔しているから・・・?
それとも自分で自分の気持ちがわからない・・・?
「ナラタージュ」とは「ナレーター」+「モンタージュ」だそうです。
「問わず語り」と訳してほしかったな。
とても心に残る(というか引きずる?)映画でした。
*許されない、けれどすべてを捧げた恋――。
あなたは一番好きだった人を思い出す。*
思い出したかどうかはヒミツです。(笑)
画像は秋色アジサイ。「みなづき」という名前でした。
映画の帰りにお花屋さんで買いました。
花瓶に挿しておいても
ゆっくりと自然にドライになるそうです。
かわいい♪
風に吹かれながらだったので持ってかえるのかなりタイヘンでしたが。
抱えてかえりました。