【福島原発5、6号機も廃炉を=枝野官房長官】
枝野幸男官房長官は30日午後の記者会見で、東京電力福島第1原発の5、6号機について「客観的状況は明らかだ。社会的な見方ははっきりしている」と述べ、1~4号機に加えて、隣接する5、6号機も廃炉とすべきだとの見解を示した。(時事通信)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/fukushima_nuclear_plant/?1301478517
【14基の原発新増設、見直し…太陽光など重視へ】
政府は29日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、2030年までに少なくとも14基の原発の新増設を目標に掲げた「エネルギー基本計画」を見直す方針を固めた。
新たな基本計画は、原発重視から太陽光などクリーンエネルギー重視へと転換する考えで、14基の原発建設計画の中断や大幅延期は避けられない情勢だ。
菅首相は29日の参院予算委員会で「太陽光などクリーンなエネルギーについて、日本のエネルギー政策をどうするべきか改めて議論が必要だ」と答弁。海江田経済産業相は閣議後の記者会見で「基本計画は、これまでと同じような形ではいかない。政府全体でエネルギー政策をどうするのか話をしなければいけない」と強調した。
(2011年3月30日05時37分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110329-OYT1T01112.htm?from=rss&ref=rssad
計画停電が続いたまま気温が高くなれば、バタバタと倒れる人が続出しそうですね。
電力の復旧はいつになるのでしょうか。
昨日の池上彰の番組では、計画停電は来年いっぱい続くといっていましたが、
その一方で地震で止まっている火力がすぐに動くから大丈夫だという意見もありますし、
柏崎を動かせばいいという意見もあるようです。
柏崎原発がフル稼働しているのかどうか、ちゃんと確認していませんが・・・。
政府は原発の新増設を見直し、自然エネルギーへの転換を考えようとしているみたいですが、
現実味がありません。太陽光や風力発電に期待する人も多いようですが、全然だめでしょ。
もっと安価で安定するものじゃないと。
もし、太陽光発電や風力発電がそんなに有望なものなら、設備メーカーが自前で設置して
発電事業を立ち上げているはず。
そうなっていないのですから、コストの問題は解決できませんし、安定した電力を供給できる
とも思いません。
このブログでも過去に新エネルギー、新発電を題材に記事を書いたことがありますので、
ちょっと振り返って紹介してみます。
安くて安定した電力を早急に求めるなら、火力、原子力を復旧させるのが手っ取り
早いのは間違いないでしょう。
武田邦彦さんが言うように、安全な原子力が実現できれば良いのでしょうが、世間の信用を
失った原子力の拡大は難しいでしょう。
ここ一週間ほど「ちょっとぐらい放射能が漏れても健康には影響ありません」と連呼している
テレビ局ですが、いざ原発再開ということになれば、手のひらを返して「原発危ない」と
騒ぎ出すに決まっています。どういう神経しているんでしょうかねぇ。
もし世界中が原発を止めたなら、原油、石炭価格が上昇して負担がどれぐらい増えるか
わかったものではありませんし、
原発の技術があり、ウランを日本の海から採取する研究も進んでいるのに手放すなんて
もったいない選択はありえないんじゃないでしょうか。
【国産ウランとメタンハイドレート】
原子力を止めて火力に切り替えたとしても、原油、天然ガスが高騰すればエネルギーコストは
ずいぶん増えてしまうでしょうね。
早急に自前で用意できるエネルギーを確保しなくてはいけません。
さっさと海を掘ってもらわないといけませんね。
当ブログ関連記事・・・メタンハイドレートや海からウランを採取する技術はこちら
藻が石油をつくる?(日本が資源大国に)2010-12-15 21:45:05
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/a106776fc3f99631ffe2d6489a692dcb
【海水からウランを集める方法】
原子力発電の燃料になるウランは全量を海外に頼る。一部でも“国産化”できないか、と考えたのが海水からウランを集める方法。技術的に可能で、最大の課題のコストも大幅に削減できることが最近の研究で分かった。
東京新聞(既にリンクは切れていました)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/science/CK2009080402000143.html
引用元:海水からウランを集める方法 - (゜∀゜)ゞカガクニュース隊
http://scienceplus2ch.blog108.fc2.com/blog-entry-603.html
しかし、化石燃料を燃やせばCO2削減論が出てきて今度はこれが足かせになるでしょう。
今からダムを作って水力発電を増やすとしてもずいぶん先のことになりそうですが、
比較的早く水力発電を稼動させるなら、こんなものがすでに製品化されています。
【マイクロ水力発電】
太陽光パネルや風力よりずっと安定した発電ができそうじゃないですか?
多数設置した場合にはメンテ費用はかかるでしょうが、太陽光ほどではないでしょうし、
場所もとりません。なかなか良いものだと思いますがどうでしょうか。
当ブログ関連記事・・・リンク先に画像あり
マイクロ水力発電に注目2010-04-11 10:04:21
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/b4445331bdb62e6fbff09a1061634b6a
マイクロ水力発電 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイクロ水力発電(まいくろすいりょくはつでん)は、100kW以下の小規模で建設費・
運用費の安い水力発電であり、中小河川や用水路などの小さな高低差を利用した
水力発電である。現在日本は、大型のダム開発適地はほとんど残っていないため、
今後の水力発電の開発手段として期待されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB
〔製造している会社はこちら〕
株式会社北陸精機では、富山県立大学環境システム工学科との共同開発により、
この水という地域資源を活かす『マイクロ水路発電機/パワーアルキメデス』を
製品化しました。
マイクロ水力発電機<パワーアルキメデス>
http://www.s-hokuriku.com/archimedes.html
しかし、もっとも成功してほしいのがこれですね。
【藻から石油を作る】
自前で用意できて、バイオ燃料だからカーボンフリー。うまくいけば無限に調達できます。
一時、勝谷誠彦が「たかじん」でよく話していましたが、最近はちっとも取り上げなくなりました。
その後、開発は進んでいるのでしょうか。
【生産能力10倍 「石油」つくる藻類、日本で有望株発見】2010年12月15日7時0分
藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。チームは工業利用に向けて特許を申請している。将来は燃料油としての利用が期待され、資源小国の日本にとって朗報となりそうだ。茨城県で開かれた国際会議で14日に発表した。
http://www.asahi.com/science/update/1214/TKY201012140212.html
当ブログ関連記事・・・リンク先に動画があります
藻から石油が出来る(動画で解説)2010-12-19 00:13:04
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/e45f1755b92a9cb1054bb0f13ec25f7f
いずれにしても時間はかかりそうですが、うまくいけば日本が資源大国になる話が
いくつもあります。
日本の底力はすごいんです。希望を持ちましょう!!
枝野幸男官房長官は30日午後の記者会見で、東京電力福島第1原発の5、6号機について「客観的状況は明らかだ。社会的な見方ははっきりしている」と述べ、1~4号機に加えて、隣接する5、6号機も廃炉とすべきだとの見解を示した。(時事通信)
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/fukushima_nuclear_plant/?1301478517
【14基の原発新増設、見直し…太陽光など重視へ】
政府は29日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、2030年までに少なくとも14基の原発の新増設を目標に掲げた「エネルギー基本計画」を見直す方針を固めた。
新たな基本計画は、原発重視から太陽光などクリーンエネルギー重視へと転換する考えで、14基の原発建設計画の中断や大幅延期は避けられない情勢だ。
菅首相は29日の参院予算委員会で「太陽光などクリーンなエネルギーについて、日本のエネルギー政策をどうするべきか改めて議論が必要だ」と答弁。海江田経済産業相は閣議後の記者会見で「基本計画は、これまでと同じような形ではいかない。政府全体でエネルギー政策をどうするのか話をしなければいけない」と強調した。
(2011年3月30日05時37分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110329-OYT1T01112.htm?from=rss&ref=rssad
計画停電が続いたまま気温が高くなれば、バタバタと倒れる人が続出しそうですね。
電力の復旧はいつになるのでしょうか。
昨日の池上彰の番組では、計画停電は来年いっぱい続くといっていましたが、
その一方で地震で止まっている火力がすぐに動くから大丈夫だという意見もありますし、
柏崎を動かせばいいという意見もあるようです。
柏崎原発がフル稼働しているのかどうか、ちゃんと確認していませんが・・・。
政府は原発の新増設を見直し、自然エネルギーへの転換を考えようとしているみたいですが、
現実味がありません。太陽光や風力発電に期待する人も多いようですが、全然だめでしょ。
もっと安価で安定するものじゃないと。
もし、太陽光発電や風力発電がそんなに有望なものなら、設備メーカーが自前で設置して
発電事業を立ち上げているはず。
そうなっていないのですから、コストの問題は解決できませんし、安定した電力を供給できる
とも思いません。
このブログでも過去に新エネルギー、新発電を題材に記事を書いたことがありますので、
ちょっと振り返って紹介してみます。
安くて安定した電力を早急に求めるなら、火力、原子力を復旧させるのが手っ取り
早いのは間違いないでしょう。
武田邦彦さんが言うように、安全な原子力が実現できれば良いのでしょうが、世間の信用を
失った原子力の拡大は難しいでしょう。
ここ一週間ほど「ちょっとぐらい放射能が漏れても健康には影響ありません」と連呼している
テレビ局ですが、いざ原発再開ということになれば、手のひらを返して「原発危ない」と
騒ぎ出すに決まっています。どういう神経しているんでしょうかねぇ。
もし世界中が原発を止めたなら、原油、石炭価格が上昇して負担がどれぐらい増えるか
わかったものではありませんし、
原発の技術があり、ウランを日本の海から採取する研究も進んでいるのに手放すなんて
もったいない選択はありえないんじゃないでしょうか。
【国産ウランとメタンハイドレート】
原子力を止めて火力に切り替えたとしても、原油、天然ガスが高騰すればエネルギーコストは
ずいぶん増えてしまうでしょうね。
早急に自前で用意できるエネルギーを確保しなくてはいけません。
さっさと海を掘ってもらわないといけませんね。
当ブログ関連記事・・・メタンハイドレートや海からウランを採取する技術はこちら
藻が石油をつくる?(日本が資源大国に)2010-12-15 21:45:05
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/a106776fc3f99631ffe2d6489a692dcb
【海水からウランを集める方法】
原子力発電の燃料になるウランは全量を海外に頼る。一部でも“国産化”できないか、と考えたのが海水からウランを集める方法。技術的に可能で、最大の課題のコストも大幅に削減できることが最近の研究で分かった。
東京新聞(既にリンクは切れていました)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/technology/science/CK2009080402000143.html
引用元:海水からウランを集める方法 - (゜∀゜)ゞカガクニュース隊
http://scienceplus2ch.blog108.fc2.com/blog-entry-603.html
しかし、化石燃料を燃やせばCO2削減論が出てきて今度はこれが足かせになるでしょう。
今からダムを作って水力発電を増やすとしてもずいぶん先のことになりそうですが、
比較的早く水力発電を稼動させるなら、こんなものがすでに製品化されています。
【マイクロ水力発電】
太陽光パネルや風力よりずっと安定した発電ができそうじゃないですか?
多数設置した場合にはメンテ費用はかかるでしょうが、太陽光ほどではないでしょうし、
場所もとりません。なかなか良いものだと思いますがどうでしょうか。
当ブログ関連記事・・・リンク先に画像あり
マイクロ水力発電に注目2010-04-11 10:04:21
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/b4445331bdb62e6fbff09a1061634b6a
マイクロ水力発電 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイクロ水力発電(まいくろすいりょくはつでん)は、100kW以下の小規模で建設費・
運用費の安い水力発電であり、中小河川や用水路などの小さな高低差を利用した
水力発電である。現在日本は、大型のダム開発適地はほとんど残っていないため、
今後の水力発電の開発手段として期待されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AD%E6%B0%B4%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB
〔製造している会社はこちら〕
株式会社北陸精機では、富山県立大学環境システム工学科との共同開発により、
この水という地域資源を活かす『マイクロ水路発電機/パワーアルキメデス』を
製品化しました。
マイクロ水力発電機<パワーアルキメデス>
http://www.s-hokuriku.com/archimedes.html
しかし、もっとも成功してほしいのがこれですね。
【藻から石油を作る】
自前で用意できて、バイオ燃料だからカーボンフリー。うまくいけば無限に調達できます。
一時、勝谷誠彦が「たかじん」でよく話していましたが、最近はちっとも取り上げなくなりました。
その後、開発は進んでいるのでしょうか。
【生産能力10倍 「石油」つくる藻類、日本で有望株発見】2010年12月15日7時0分
藻類に「石油」を作らせる研究で、筑波大のチームが従来より10倍以上も油の生産能力が高いタイプを沖縄の海で発見した。チームは工業利用に向けて特許を申請している。将来は燃料油としての利用が期待され、資源小国の日本にとって朗報となりそうだ。茨城県で開かれた国際会議で14日に発表した。
http://www.asahi.com/science/update/1214/TKY201012140212.html
当ブログ関連記事・・・リンク先に動画があります
藻から石油が出来る(動画で解説)2010-12-19 00:13:04
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/e45f1755b92a9cb1054bb0f13ec25f7f
いずれにしても時間はかかりそうですが、うまくいけば日本が資源大国になる話が
いくつもあります。
日本の底力はすごいんです。希望を持ちましょう!!
だとすれば、一時的に火力発電所を増強するのは致し方ないにせよ、石油・石炭・LNG等の資源に寄りかかりきりにならぬよう他の方法を模索するための研究開発に国として援助を行うことが絶対に必要と思われます
とは言え、この国ではそれが難しいこともまた現実です・・・
研究機関の大半(殆ど)は文科省の役人の天下り先になっていますし、それ以外の公益法人等でも問題があります
公益法人を立ち上げた方であれば経験がおありかと存じますが、手っ取り早く役所の認可を受けるためには、関連する省庁の天下り先になること(役員にOBを入れること)なのです
けれど、法人の資金の大半を無意味な官僚OBの給与として奪われてしまいますので、本来の目的使える資金が少なくなってしまうのです
また、NPO法人の設立自体はたやすいのですが、その9割以上は資金難に陥っています(私が経理を見ているNPO法人も火の車で、代表理事の給与すら支払うことができません)
認定NPOとなれば税制上の優遇措置を受けられますので、資金を集めやすくなるのですが、認定を受けるために役人を引き受ける事を条件とされた例もあるそうです
ちなみに、現在国税庁のHPに掲載されている認定NPO法人(税制上の優遇措置を受けられるNPO法人)の数は198しかありません(H23.3.16現在)
恐らく、現在のような非常事態であっても官僚の体質は変わらないであろう事を思うと暗澹たる気持ちになりますが、ご紹介いただいているように、民間企業で研究開発が行われているのですから、そちらに希望をつなぐしかありません
返信がおそくなってしまいました。すみません。
技術開発においても官僚組織が障害となるのですか。勉強になります。
動かぬ政治、足かせになる官僚ですか。
確かに暗い気持ちになりますねぇ。
それでも日本の力に期待したいものです。