H23/06/17 参院震災復興特別委・森まさこ【被爆検査 衰弱死について】
この答弁、とんでもないです。自民党がこれをやったらどれだけ非難された
ことでしょう。
森議員の質疑をテレビはどれぐらい伝えてくれるでしょうか。
内閣改造や税と社会補償の一体改革なんかやらなくていいからこれを放送しろ!
なぜSPEEDIを見せてくれなかったのか 森まさこ 2011.6.17
〔1分45秒~ 特定避難勧奨地点〕
森 「希望すれば避難できるが希望しなければ住んでも良い。補償金額も不明。
指定されずに自主避難した場合は補償されない」
※何?早目に避難していた人は補償されない?本当かよ
森議員は6月3日にも菅政権が故意に住民を被曝させたことを追及していますが、
今日もその点を追及します。今日はテレビでの中継があったので、少しでも多くの方が
目にしていることを祈ります。
菅が責任者である原子力災害対策本部が指示して出させたSPEEDIの試算結果を提示。
〔4分~ 文科省は試算結果をなぜ公開しなかった?〕
森 「菅総理、なぜこれを知らせなかった?」
(なぜか高木がしゃしゃり出て答弁)
高木 「放射性物質の放出情報が無かったから。私たちは先ずはモニタリングが必要
だと考えた。モニタリングの場所を決めるために参考にした。
(政府はSPEEDIを使って試算していたが)もともとモニタリングの参考
資料と考えていて、公開は想定していなかった」
※ふざけた話です。計測をするために試算しただけ。効率良い計測が出来ればそれで良い
かのような話。計測のためにシステムがあるのではない。住民を守るためのシステム
だろう。住民を被曝させては元も子もない。
住民の健康よりもモニタリングが大切なのか!
高木はモニタリングが大事だと言っていますが、先日の佐藤議員の質問に対してモニタリングの
結果を見落としたから高い線量の地域が分からなかったと答えています。
これは厚労省も同じで、測定結果を知らなかったと言い張っています。
〔5分40秒~ 技安センターの数土理事長に当時のことを質問〕
森 「保安院は技安センターにSPEEDIの計算を指示したか」
数土 「はい、その通りです」
森 「計算結果を保安院に送りましたか?」
数土 「はい、その通りです」
森 「文科省はSPEEDIの計算を指示したか、そして計算結果を文科省に送った?」
数土 「その通りです」
森 「このように保安院、対策本部、文科省はSPEEDIの計算を指示していた
勝手に送られてきたものに気づかなかったという言い訳は通用しない!
(3月11日~16日の間にSPEEDIは87回も使われています)
SPEEDIの予測は正確だった。
資料には、原子力災害対策本部が予測を指示した目的も『ベントの影響確認のため』
と書いてある
(菅が自分の視察前にSPEEDIの予測結果を確認していたという話もあります)
文科省も指示していたが、1号機の爆発の前に爆発を予想した予測図を7枚も
作らせている
資料中の解説文には『1号機の仮想事故時の放出量の10倍の量が13時から
連続して2時間放出される場合について計算』と書いてある。
この後15:30に1号機は爆発。予測図とほぼ同じ結果となった。
爆発を予想していながら、なぜ教えなかった!?」
高木 「あくまでも放出原情報が得られない中で出した仮定のものだ。内部の参考資料
として利用した」
森 「総理、文科相と同じ考えか?」
菅 「文科省が内部資料として扱ったと言っているのだからそうだと思います」
森 「あなたは対策本部長なんですよ?、海江田大臣、同じ考えか?」
海江田「事実として私たちの手元に資料は届かなかったのです」
※本当にふざけた話だ。知らなかったですむと思っているのか。結果として被曝させた
ことに対する謝罪も無く、言い逃ればかり。
今でも同心円の避難は続いているし、線量が高いまま放置されている場所もあるだろう。
政府は法律違反 森まさこ 2011.6.17
森 「菅総理、改めて聞くが、試算結果を保安院と文科省が持っていたのに避難民に
見せなかった、避難に使わなかったのは法律に則った正しい対処だと思うか」
菅 「当時、私と経産相のところには届いておらず、私はどんな試算結果なのかを
知りませんから、避難指示に使うべきかどうかは判断できなかった」
森 「あなたは防災訓練にも出ているんですよね。法律にはこう書いてある。
前回の予算委員会でも指摘したが、原子力災害対策基本法の国の防災対策の
指針には、事故発生直後の初期段階においては放出源情報を特定するのは
困難であるため、単位放出量又はあらかじめ設定した値による計算を行なう。
と書いてある。
防災基本計画に基づいて国民の生命、財産を守るのが総理大臣の仕事なんですよ
法律違反じゃないか!
十条事象、十五条相当の場面では、単位放出量の図形を使うことになっている。
放出源情報が無くてもいいんですよ!防災訓練やっただろ?
その後の段階でも予測図形を使うことになっている。それをもとに避難の対策を
行なうことになっているじゃないか!
国が法律を違反し、国民に被害を与えたら国賠法の対象になりますよ。
一義的には東電の責任だと言っている場合じゃない。子どもに対して責任をとれ!
総理、責任を認めるか?」
(委員長の柳田、手も上げていない高木を指名)
高木 「(時間稼ぎ)もちろんシュミレーションをすることは可能です。それも含めて
私たちは内部の参加資料として使わせていただいた」
菅 「文科省は文科省として、保安院は保安院として対応した。その当時は、こういう
試算結果が出ているということは、残念ながら私に伝わっていなかった。
こういう情報が伝わっていなかったことは原災本部の本部長として私も責任を
感じております。こういうことが無いよう、今後きちんと対応して行きたい」
森 「シミュレーションが出来ることは分かっている。それに従って避難指示をする
ことは決まっている。防災訓練やっているだろう?
〔6分~ IAEAに提出する資料について〕
海江田大臣、保安院が自ら指示して予測図を出させていたことは認めますね?」
海江田「今、判明しました」(知らなかったって言いたいらしい)
森 「保安院のホームページに載っているから確認して下さい。それでは
IAEAへの報告資料をご覧下さい。この資料にはこう書いてある
SPEEDIで推測し、避難に活用すべきであった。これはおかしい。
推測はしていたじゃないか。推測していたが活用しなかったと書くべきだ」
海江田「私たちのところに情報が届かなかったのは反省をしなければいけないが、
活用できなかったのは事実で、それを書いたものだ」
森 「予測図を隠蔽して被曝させた。推測していたことまで隠蔽するのか。正確に書け!
これじゃ虚偽報告じゃないか。訂正しろ」
海江田「いかようにも書き直すが、今の時点で分かっていることを報告してくるつもり」
森 「総理、このような虚偽の報告がされていることの責任は感じないか?」
菅 「方向性が違ってますか?森さんが言っていることが書かれていると思う」
森 「推測していたのに知らせなかったことを反省してもらいたいのだ。訂正を求める」
菅 「私が何かしろということですか?どういうことですか?
どこがどう間違っているのか、もう一度指摘してください」
森 「予測していたのに住民に知らせなかったと書くのが正しい」
本当に言ってもらいたいことが出た質疑でした。
武田邦彦さんも言っておられるように、菅内閣は傷害罪に問われても当然ですし、殺人未遂を
問われてもおかしくないでしょう。
森議員だけでなく、福島瑞穂も繰り返し追及していますが、菅たちが故意に住民を被曝させたことは
確実です。
しかし、共犯者であるテレビ局はだんまりで、菅の責任を追及する気は無いようです。
国民を被曝させる選択をするような奴らに政治をやらせていてはいけません。
この答弁、とんでもないです。自民党がこれをやったらどれだけ非難された
ことでしょう。
森議員の質疑をテレビはどれぐらい伝えてくれるでしょうか。
内閣改造や税と社会補償の一体改革なんかやらなくていいからこれを放送しろ!
なぜSPEEDIを見せてくれなかったのか 森まさこ 2011.6.17
〔1分45秒~ 特定避難勧奨地点〕
森 「希望すれば避難できるが希望しなければ住んでも良い。補償金額も不明。
指定されずに自主避難した場合は補償されない」
※何?早目に避難していた人は補償されない?本当かよ
森議員は6月3日にも菅政権が故意に住民を被曝させたことを追及していますが、
今日もその点を追及します。今日はテレビでの中継があったので、少しでも多くの方が
目にしていることを祈ります。
菅が責任者である原子力災害対策本部が指示して出させたSPEEDIの試算結果を提示。
〔4分~ 文科省は試算結果をなぜ公開しなかった?〕
森 「菅総理、なぜこれを知らせなかった?」
(なぜか高木がしゃしゃり出て答弁)
高木 「放射性物質の放出情報が無かったから。私たちは先ずはモニタリングが必要
だと考えた。モニタリングの場所を決めるために参考にした。
(政府はSPEEDIを使って試算していたが)もともとモニタリングの参考
資料と考えていて、公開は想定していなかった」
※ふざけた話です。計測をするために試算しただけ。効率良い計測が出来ればそれで良い
かのような話。計測のためにシステムがあるのではない。住民を守るためのシステム
だろう。住民を被曝させては元も子もない。
住民の健康よりもモニタリングが大切なのか!
高木はモニタリングが大事だと言っていますが、先日の佐藤議員の質問に対してモニタリングの
結果を見落としたから高い線量の地域が分からなかったと答えています。
これは厚労省も同じで、測定結果を知らなかったと言い張っています。
〔5分40秒~ 技安センターの数土理事長に当時のことを質問〕
森 「保安院は技安センターにSPEEDIの計算を指示したか」
数土 「はい、その通りです」
森 「計算結果を保安院に送りましたか?」
数土 「はい、その通りです」
森 「文科省はSPEEDIの計算を指示したか、そして計算結果を文科省に送った?」
数土 「その通りです」
森 「このように保安院、対策本部、文科省はSPEEDIの計算を指示していた
勝手に送られてきたものに気づかなかったという言い訳は通用しない!
(3月11日~16日の間にSPEEDIは87回も使われています)
SPEEDIの予測は正確だった。
資料には、原子力災害対策本部が予測を指示した目的も『ベントの影響確認のため』
と書いてある
(菅が自分の視察前にSPEEDIの予測結果を確認していたという話もあります)
文科省も指示していたが、1号機の爆発の前に爆発を予想した予測図を7枚も
作らせている
資料中の解説文には『1号機の仮想事故時の放出量の10倍の量が13時から
連続して2時間放出される場合について計算』と書いてある。
この後15:30に1号機は爆発。予測図とほぼ同じ結果となった。
爆発を予想していながら、なぜ教えなかった!?」
高木 「あくまでも放出原情報が得られない中で出した仮定のものだ。内部の参考資料
として利用した」
森 「総理、文科相と同じ考えか?」
菅 「文科省が内部資料として扱ったと言っているのだからそうだと思います」
森 「あなたは対策本部長なんですよ?、海江田大臣、同じ考えか?」
海江田「事実として私たちの手元に資料は届かなかったのです」
※本当にふざけた話だ。知らなかったですむと思っているのか。結果として被曝させた
ことに対する謝罪も無く、言い逃ればかり。
今でも同心円の避難は続いているし、線量が高いまま放置されている場所もあるだろう。
政府は法律違反 森まさこ 2011.6.17
森 「菅総理、改めて聞くが、試算結果を保安院と文科省が持っていたのに避難民に
見せなかった、避難に使わなかったのは法律に則った正しい対処だと思うか」
菅 「当時、私と経産相のところには届いておらず、私はどんな試算結果なのかを
知りませんから、避難指示に使うべきかどうかは判断できなかった」
森 「あなたは防災訓練にも出ているんですよね。法律にはこう書いてある。
前回の予算委員会でも指摘したが、原子力災害対策基本法の国の防災対策の
指針には、事故発生直後の初期段階においては放出源情報を特定するのは
困難であるため、単位放出量又はあらかじめ設定した値による計算を行なう。
と書いてある。
防災基本計画に基づいて国民の生命、財産を守るのが総理大臣の仕事なんですよ
法律違反じゃないか!
十条事象、十五条相当の場面では、単位放出量の図形を使うことになっている。
放出源情報が無くてもいいんですよ!防災訓練やっただろ?
その後の段階でも予測図形を使うことになっている。それをもとに避難の対策を
行なうことになっているじゃないか!
国が法律を違反し、国民に被害を与えたら国賠法の対象になりますよ。
一義的には東電の責任だと言っている場合じゃない。子どもに対して責任をとれ!
総理、責任を認めるか?」
(委員長の柳田、手も上げていない高木を指名)
高木 「(時間稼ぎ)もちろんシュミレーションをすることは可能です。それも含めて
私たちは内部の参加資料として使わせていただいた」
菅 「文科省は文科省として、保安院は保安院として対応した。その当時は、こういう
試算結果が出ているということは、残念ながら私に伝わっていなかった。
こういう情報が伝わっていなかったことは原災本部の本部長として私も責任を
感じております。こういうことが無いよう、今後きちんと対応して行きたい」
森 「シミュレーションが出来ることは分かっている。それに従って避難指示をする
ことは決まっている。防災訓練やっているだろう?
〔6分~ IAEAに提出する資料について〕
海江田大臣、保安院が自ら指示して予測図を出させていたことは認めますね?」
海江田「今、判明しました」(知らなかったって言いたいらしい)
森 「保安院のホームページに載っているから確認して下さい。それでは
IAEAへの報告資料をご覧下さい。この資料にはこう書いてある
SPEEDIで推測し、避難に活用すべきであった。これはおかしい。
推測はしていたじゃないか。推測していたが活用しなかったと書くべきだ」
海江田「私たちのところに情報が届かなかったのは反省をしなければいけないが、
活用できなかったのは事実で、それを書いたものだ」
森 「予測図を隠蔽して被曝させた。推測していたことまで隠蔽するのか。正確に書け!
これじゃ虚偽報告じゃないか。訂正しろ」
海江田「いかようにも書き直すが、今の時点で分かっていることを報告してくるつもり」
森 「総理、このような虚偽の報告がされていることの責任は感じないか?」
菅 「方向性が違ってますか?森さんが言っていることが書かれていると思う」
森 「推測していたのに知らせなかったことを反省してもらいたいのだ。訂正を求める」
菅 「私が何かしろということですか?どういうことですか?
どこがどう間違っているのか、もう一度指摘してください」
森 「予測していたのに住民に知らせなかったと書くのが正しい」
本当に言ってもらいたいことが出た質疑でした。
武田邦彦さんも言っておられるように、菅内閣は傷害罪に問われても当然ですし、殺人未遂を
問われてもおかしくないでしょう。
森議員だけでなく、福島瑞穂も繰り返し追及していますが、菅たちが故意に住民を被曝させたことは
確実です。
しかし、共犯者であるテレビ局はだんまりで、菅の責任を追及する気は無いようです。
国民を被曝させる選択をするような奴らに政治をやらせていてはいけません。
低濃度汚染水の海水への投棄や浜岡原発の停止が米国からの指示で行われたという発言もあった。
これらから今回の被曝は米国の指示のもと意図的に行われているのではないかと私は疑っている。
米国は以前から低線量被曝でのデータをほしがっていたがこれには大量の被爆者が必要であり今回を絶好の機会とみているのではなかろうかと。
そう考えたくなるほど今回の国民への被曝のさせ方は冷酷なやり方だ。 また米国が後ろ盾であればマスコミは騒げない。
クローズアップ現代は見ていないのでよく分かりませんが、菅政権には米国の指示を秘密裏に実行する能力なんてないように思えます。
そんなアホに指示なんて出せないでしょう。