自民党はまだ態度を決められないのか？〔ＴＰＰ〕

〔記事追加のお知らせ〕

麻生太郎氏がＴＰＰについて発言した記事を追加しました。

麻生太郎さんがＴＰＰについて発言（111117）2011-11-20 18:19:46
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/94a9c359fc8e2a69b9b3f76fdcd2ca98

〔「民主党政権の外交的失敗だ」TPP問題で谷垣総裁〕(10/22 11:50)

TPP＝環太平洋経済協定について、自民党の谷垣総裁は、野田政権が来月上旬という短期間で交渉参加の結論を出す方針について「外交的失敗だ」と厳しく批判しました。

　自民党・谷垣総裁：「（TPPに）反対って言ってるんじゃないんですよ。こんなね、情報が少ないなかで、慌てて入っていくのは外交的な失敗じゃないか」
　一方、復興債の償還期限で民主党が15年を主張していることについて、谷垣総裁は「次の通常国会で社会保障に必要な消費税の増税の議論ができるのか」と疑問を呈しました。そのうえで、消費税を引き上げる際には「民主党のマニフェストには書かれていないので解散しないといけない」と強調しました。

http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/211022014.html

自民党の谷垣総裁が民主党の外交を批判したようですが、ＴＰＰについては賛成も反対も
明確にせず、「拙速に結論を出さなきゃいけないから失敗だ」というちょっと理解できない
コメント。

自民党を代表して賛成も反対も言うことが出来ないのでしょうか。

ちょっと前、テレビ東京の番組での発言が新聞社によって捻じ曲げられて報道されたという
ことがあり、余計に慎重になってしまったのでしょうか。

大手新聞社が「谷垣総裁がＴＰＰに前向き」と見出しを打ったのは明らかに行き過ぎでしたが、
テレビ東京の番組で谷垣氏は

「全然協議をしなくていいのか、協議をしながら国益にかなうかどうかを判断して
　いかなくてはならない」

と話しているわけですから、「捏造報道だ」とも言い切れないような気もします。

ＴＰＰはネガティブリスト方式（除外リストに載せないものは全て自由化）ですから
交渉参加を決断する前に「国益にかなうかどうかを判断する」なんてとても決められるとは
思えません。

自民党内では反対派が多数派になっているらしいから、「ＴＰＰには反対だ」と言ってしまってくれ。

TPP議論について大手新聞社の捏造が酷すぎる件


TPP議論について大手新聞社の捏造が酷すぎる件


以下　三橋貴明さんのブログより

〔情報戦争　TPPとマスコミ　前編〕2011-10-17 06:54:46

　さて、TPPと言いますか、TPP関連の報道ですが、凄まじいことになっています。本日と明日と、二日続けて本「情報戦争」について取り上げたいのですが、まさしく、
「ここまでやるか！」
　と叫びだしたくなるほどの偏向報道、イメージ操作の繰り返しになっています。特に酷いのが新聞で、珍しく「テレビの方が新聞よりは、まだまとも」というおかしな状況になっています。
（略）
　現在、自民党内ではTPP不参加派が多数派を占めています（実は、そうなんです）。上記のテレビ番組も、自民党内に反対派が多いことを受け、左下に「党内分裂？　TPP参加の行方」という煽りテロップを出しています。現実には、自民党が割れるほどTPP賛成派の数は多くないのです。
（略）
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11050073711.html

新聞各紙の報道内容は、上記の三橋さんのエントリーに掲載されているので、そちらを
ご覧下さい。

自民党の中では反対派が多数を占めていても、元総理、執行部の議員の口からは
「交渉には参加すべき」という声しか聞こえてこない。

安倍晋三元首相　野田政権を斬る -５


ＴＰＰの話は５：５０ぐらいから

〔安倍元総理〕

日本としてどうしても受け入れられない線を引いて交渉すべき。

【麻生太郎】J-NSC 公式オフ会 in 福岡【Part3】ガンバロー!


↑２月末ごろ　２４分２０秒ごろ～ＴＰＰについて発言

〔麻生元総理〕

ルールが出来る前に交渉に参加しないとだめ。

〔石破茂〕「交渉に入って情報をとれ」（2011年9月25日　フジ　新報道2001）

〔石原伸晃〕

「一度参加を検討すると言ったＴＰＰの交渉に、参加もしないということはあり得ない。」
（2011年9月25日　読売テレビ　ウェークアップ）

石原伸晃に続いて石破も「ＴＰＰ交渉に参加すべき」〔新報道２００１ 110925〕
2011-09-25 13:19:09
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/fd1c50234ee55b61c387ca7aecddd63a


安倍元総理は「米国の医師や弁護士が入ってくるようなことは無い」と言うが本当でしょうか？
東谷さんの話を聞くとそうでもないことが分かります。

青山さんはお休みで東谷暁さんが再登場！ TPP隠された真実を暴く！2011-10-20 06:31:36
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/af705ba66d5070a70a75ea7eca6baf34

米韓ＦＴＡの毒素条項はこちら↓に掲載

米韓ＦＴＡで日本の対韓黒字が増える？2011-10-14 22:39:50
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/c1628cf11439dd6df98fddfc34fd4ce0

自民党もグズグズしていないで、さっさと党の意見をまとめないといけないでしょう。
もう遅すぎるような気がしますが・・・。やはり日米関係の修復が頭にあるのでしょうか。

ただ、麻生総理が言う「米国は牛肉が邪魔でＴＰＰには入れない」と言う話や、山田としお議員
がメルマガに書いた記事が気になります。

やはりＴＰＰは日米関係修復のために日本側から持ちかけた話なのでしょうか？
元々の目的が売国ならば止まるはずが無いのかも・・・。

三橋貴明さんのブログより

〔誰がTPPを望んでいるのか？　前編〕2011-10-07 09:17:15

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11040501677.html

『「山田としお　メールマガジン　No.239」から引用（http://www.yamada-toshio.jp/index.php ）
（前略）私が、米国を訪ねてわかったのは、日本がTPP参加で大騒動していることと、米国がもっと冷静でいることとの違いでした。経済産業省と経団連等が極めて意識的にマスコミを使ったり、外国にまで言わせたりして、意図的に動いているということです。そのことをよく承知して、国民的な議論を進めなければなりません。

（中略）　

　1つは、アメリカは日本のTPP参加を期待していないこと。米国では、TPPの政策位置は低いし、農産物は目一杯日本に買ってもらっている。これは、訪米で、何人からも言われました。
　2つは、日米首脳会談では、オバマ大統領は、TPPのことを口にしていないらしいこと。野田総理の方から、「しっかりと議論し、出来るだけ早期に結論を出したい旨伝えた」という一方的なものだったらしい。
　このことは、牛肉について、オバマ大統領が言及し、それに野田総理が答えて、「双方が受け入れ可能な解決に向け、協議を継続していくことを確認した」となっており、この返答をオバマ大統領が了としたという。
　このように、TPPと牛肉の書きぶりと扱いが異なることです。もしかすると、日米共に、牛肉問題を、TPPを先送りするために使うのではないのかと考えたりします。さっそく野田総理が帰国後、駐日米国大使のルース氏が、野田総理と鹿野大臣を訪ねて、牛肉輸入の扱いを申し入れたらしい。
　3つは、TPP参加問題は、日本側の自作自演ではないのかということ。確かに経済と雇用はオバマ大統領の大きな課題だが、むしろ、日本側の方が、沖縄の普天間での失敗を取り返し、尖閣諸島での中国との失敗を取り返すために、米国のご機嫌をとるための提案だったのではないのか。
　そこへ、産業空洞化ということで、言い訳を探し、TPPを見つけ、日本農業を攻撃する、それで責任を農業に転嫁するという謀略を誰かが絵を描き、場合によると、日米の官僚かOBとかが共同で策謀したものに、菅総理が「開国」で乗っかったということでないのか。
　4つは、この構図を野田総理は把握し、11月のTPP参加は念頭にないのではないのかということ。何故かというと、災害対策や原発問題もあり、国内での検討が全く遅れてきていることや、農産物の関税の論議以外の各種テーマ（金融、共済、投資、サービス、政府調達等々）の情報が一切表に出されておらず、検討のしようがないこと等がある。
　5つは、9カ国によるTPP全体の論議が遅れており、そう簡単に整理できる事情にないこと。
　ましてこれらに日本が入ったとなると、問題の複雑さ等からものすごい論議が起こり、時間もかかり、混乱を呼ぶ可能性が大きい。（後略）』

ＴＰＰってどうなっているの？〔１０/９読売報道を追加〕2011-10-09 19:01:19
http://blog.goo.ne.jp/moja_gd/e/64b9cddcbbd6582f4d0b1f5d02441eb9