祝杯をあげる日の為に~パニック闘病記~

病気を克服し完全社会復帰をするまで
もがき苦しむ日々の記録

ダメ人間

2011年05月09日 | Weblog
最近何もやる気が起こらない事が多い
やるべきことはたくさんあるのに
無駄に時間を過ごしてしまい自己嫌悪に陥る
仕事すら後回しにしてしまう
自分にイラつき焦りそして悲しい

このブログすら気が重い
気力を振り絞ってパソコンに向かっているが
症状に大きな変化はなく毎度毎度ワンパターンを繰り返す
意味のないブログなんてやめてしまった方がいいのかもと
今はそういう気分


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娘との衝突で

2011年04月08日 | Weblog
震災後初のブログ更新
実は二月下旬に仕事のプレッシャーから精神状態が急降下し
かなり落ち込む日々が続いていた
何もかも嫌になり涙が出そうになる日もあった
それでも仕事をなんとかこなし少し上向いた頃あの大震災がおこった
多くの人が困難な状況の中
パニック障害者の独りよがりでネガティブなブログなど
全く更新する気になれなかった

今回更新する気になったのはいろんな意味で心境の変化があったからだ
特に気難しい年頃の娘とちょっとした対立を起こしたのが大きい
これまで気を使ってどこか居心地の悪い生活を送ってきたが
あまりにも理不尽な娘の言動についにキレたのだ
と言っても大した喧嘩でもないが親として当然の態度をとったまでで
普通の親なら当たり前の事が今までできなかっただけなのだ
それが今回ものすごく冷静に渇を入れる事ができた
(あまりにも情けない表現になってしまうが)
とりあえず今までため込んでいた鬱憤を少し晴らす事が出来て
心のモヤモヤが少し晴れたような気がする
それ以来ここ数日娘と会話をしていない
別に悲しくも寂しくもない
むしろ清々している
娘もこちらの空気を読んでか近付こうともしない
とりあえずこのままがいい
堂々としていられる事がなんと気持ちの良い事か
久しぶりに思い出させてくれた出来事だった。

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ところであの震災の連日の報道で
直接の被災者でもないのにPTSDに陥った人がいると知った
当然こういった人々の事を理解することができる
その一方でやはりというか「心が弱すぎる」と
非難する人も多くいたようだが
それには大変な怒りが湧いた。
しかしその事は自分自身の心の弱さをあらためて実感する事となった。
そして被災者の方々の我慢強さを見せつけられるたびに
私がもしその立場だったら・・・
もしあの薬が・・・
・・・などとは今の私にはとても想像できるレベルにない

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先日身体検査を受けた
今回もまた心拍数が速いと言われた
私はいつも緊張している

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恐怖の免許更新

2011年02月25日 | Weblog
パニックを再発させた数年前から免許更新時に対しとても不安があった
何が不安かというと手続き後免許作成する間に狭い部屋に集団で閉じ込められ
ビデオなどを見せられる講習のことだ
集団で狭い部屋に身動きとれない状況は私のタイプのパニックには最悪の状況である
因みに前回の書き換え時は一度目のパニックをすでに克服していて
正常な生活を送っている時期であったからまったく問題はなかった
そんなとき考えたのは「パニックが治っていて本当によかった」だった

一応これまでゴールド免許所持者であったので
本来なら講習は30程度で済むはずだった
しかし数ヶ月前私名義の車で家族がある違反をしてしまい
所有者である私の責任となってしまい
優良者講習(30分)ではなく一般講習(1時間)を受ける羽目に
更にゴールドで無くなった事にも追い討ちのショックを受けた

いつものようにデパス一錠で乗り切る事は出来ると思いつつも
数年前より異常なほどこの講習に恐れを感じていたので
結果的に短時間で2錠のデパスを飲んで講習に臨んだ

まぁなんとか無事に乗り切る事は出来たものの
短時間で2錠のデパスはやはり強烈な眠気を起こす
現在もこのブログを打ち込みながら
頭の中はほとんど霞がかかっている状態だ

正直文面が成立しているかどうかなど今の私には判断がつかない
とりあえず記事を投稿後
机につっぷして眠りに落ちる事間違いなしだろう


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半睡眠ポケット

2011年02月15日 | Weblog

不規則な生活を続けると
交感神経と副交感神経の切り替えやバランスが悪くなり
自律神経に支障をきたすというのを耳にした事がある
パニック障害は自律神経の異常に大きく関わっていると思うが
今回のテーマはいささか関連性があるかどうかは疑問だ
ただ細やかながら長年抱える悩みなのであえて綴ろうと思う

いつの頃からか私は睡眠状態と覚醒状態の間に閉じ込められる事があり
この状態を勝手に「半睡眠ポケット」と命名した
おそらく医学用語(?)などで正式名があるのかもしれないが
今の時点では詳しく調べる気などさらさらない

私の言うところの「半睡眠ポケット」
「半睡眠ポケットにはまる」とはどういう状態かというと
ぶっちゃければレム睡眠(身体が眠っているのに脳が活動している状態)の事だ
ただ私の中では一般的なレム睡眠状態より
若干覚醒状態に近いのではないかと感じている

具体的に言うと
周囲の音や会話がハッキリわかるのに
しゃべる事(返答)が出来ない目をあける事が出来ない
体を自由に動かす事が出来ない
自分の意思で覚醒する事や
逆に一般的な睡眠状態に落ちる事も出来ない
息が苦しい
少し気持ちが悪い・・・などだ

最近ではこの状態から抜け出すために
少しだが首を振ったり呻いたり指を動かしたりする事が出来るようになった
(家族はこの様子をかなり気味悪く見ているようだ)
ただ結果から言うとそれらの努力は無駄になる事が多く覚醒できない
大抵の場合抜け出すのを諦め
寝るも起きるも自然(リラックスさせる)に任せるしかない

家族や知人に聞いてみても半睡眠ポケット体験はないという
世間でいわゆる“金縛り”というものが語られる事があるが
その一種なのだろうか?

今思えば昼寝をした時に起こりやすい気がする
そしてつい最近の半睡眠ポケットに陥った前日までは
仕事の締め切りに追われ24時間以上(時には36時間近く)
睡眠をとらない状態が何日も続いていた
もしかしたらここらへんに原因があるのかもしれない

結果として不規則な生活は万病につながるという事か
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評判の悪い病院

2011年02月12日 | Weblog
私の住む街に比較的評判の良い病院がある
仮にこの病院を○病院と表現し
対照的に評判の悪いある病院を●病院として今回のブログを綴っていきたい

これは○病院に務める職員から聞いた話である
先日●病院に3か月程入院していた患者が
●病院の専門外の外科手術を受けるため○病院に一時的に転院してきた
○病院側は約束としてその外科手術終了後に
元々の病気を診る専門医のいる●病院に戻る事を前提にしぶしぶ受け入れを承諾したという
しかし患者の家族は二度と●病院に戻らせたくないと○病院に懇願し続けた
何故ならその患者は難病を抱えていたとはいえ●病院に入院する直前まで
趣味の卓球をするくらいの元気さがあったというのだが
●病院に入院後程なく寝たきり状態になり○病院に転院する頃にはほとんど植物人間化していて
3ヶ月間で一度も入浴をさせてもらえないなどひどい扱いを受けていたからだ
看護師らの態度も誠意のないものだったようで
その話の詳細を聞いていた私も不愉快な気分になってきてしまうほどだった
(その後この方は亡くなられたとのこと)
この酷いエピソードは●病院にとってほんの一例だそうだ
(どこの病院でも近隣の病院の評判などを知る機会が多いらしい)

因みにこの●病院とは私の通う心療内科のある病院の事だ
私自身も以前このブログで●病院の某医師に対しての不満を吐露した事があったし
数年通院し続けてあまり良い病院ではないだろうと肌で感じていた

私はこれまで数か所の心療内科に足を運んだ経験があるが
人気のある病院は遠方からも患者が集まり待合室は超満員で
予約をしていても長い時間待たされるのが当たり前だった
●病院は完全予約制とはいえ土曜日でも
いつもガラガラである事は評判の悪さを物語っていると言えよう

しかし今の私にとってそれはかえって好都合だ
どんな評判の良い心療内科に行ったとしても
(私にとっては)治療過程にそれ程違いはないだろうと確信している
ただデパスさえ速やかに処方してもらえればそれで満足なのだ

パニック障害を一度は完治させた経験からして
私レベルの症状なら治すのは病院ではなく自分自身の生活や行動にあると思っている

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葬式

2011年02月03日 | Weblog
親戚に不幸があった
故人は家内の従姉ながら交流も多く仲が良かったのでとても悲しい出来事である

パニック持ちが通夜と告別式の両方に出席する事となった
葬式のような場で私の病気をちらつかせる事だけは絶対に避けたいという理由から
通夜の日はもっとも危険な時間帯を想定して事前にデパスを服用
更に念のため3時間後に2錠目を服用した

多くの弔問客の方々は長い読経の時間帯には祭壇に注目しているのだろうが
やはり親戚席は多くの目に晒されているようであまり居心地がいいとはいえない
そして私はそんな中にもかかわらず意識が朦朧としはじめた
普段の私はそれほど親しくない人の葬式でも涙を流してしまうくらいナイーブな方なのに
今回は泣くどころかウトウトとする失態を演じてしまったのだ

帰りの運転を家内に任せ同乗する遠い親戚に遠慮することなく車内で眠りこけ
帰宅後も爆睡してしまった
デパスを飲む間隔があまりにも短かったと反省

翌日の告別式ではその失態を繰り返さないようと朝早めに1錠だけ飲んでなんとか焼香を乗り切った
だが火葬場に行くタイミングで効くように2錠目を飲む予定が狂い
服用できないまま満員のマイクロバスに乗る事になってしまった
パニック発症後に公共の乗り物に乗ったのは数年前で乗車率の低い電車に乗ったのが最後だった
正直不安だったがこの時はデパスもまだ効いていたので開き直って乗り込むしかなかった
結果として火葬場が5分ほどの距離だったのも幸いし身動きできない状況も難なくクリアすることができた

これにホッとした私は少々気を緩め過ぎ火葬を待つ間
叔父に勧められるままアルコールを口にしてしまった(近年ほとんど飲んではいない)
これが災いし残念なことに帰りのバスではパニックの症状が少々見え隠れし始めた
5分ほどの距離が非常に長く感じてしまったのは言うまでもない
人の多く集まる葬式において人知れずパニック障害の葛藤に翻弄される自分って本当に滑稽だ
否、それ以前に野辺送りで自分の体調の心配ばかりしていた事が非常に残念な事だと思う

若くしてこの世を去った従姉の冥福をあらためてお祈りしたい
合掌。


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便通も影響している

2011年01月12日 | Weblog
デパスを飲んでいない状態だといまだに家族と食事をとれない事がある
特に数日便通が滞った時は顕著だ
おなかに溜まっている分胃が圧迫される
その感覚を敏感に感じ取り食べ物を受け付けなくなる

年齢的な事もあるのかもしれないが
ほんの数年前までかなりの快便の方だったのに・・・
これも椅子に座りっぱなしの仕事が少なからず影響しているのだろう
晴れた日の一時間程度の散歩と数時間の立ち仕事のアルバイトだけでは
私の体は運動不足を解消できないようだ

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緊張(心療内科)と安らぎ(缶コーヒー)

2011年01月08日 | Weblog
私が日常生活を平穏に送る為の要ともいえるデパスが残りわずか6錠となった(超不安)今日
数ヵ月ぶりの心療内科へ行ってきた
完全予約制の為時間変更はできない(これを逃したらデパスを切らしてしまう)
心療内科はある意味心の拠り所となるべき場所のはずだが
私はこの病院に行くにもデパスを服用しなければならない
というよりむしろ他の病院以上に緊張してしまうのだ(昨年11月に行った整形外科病院では全く問題なかった)

何故ならこの心療内科病院に初めて訪れた時の事
初対面の神経質そうな雰囲気をだす医師(当時の担当医)を目の前にパニック発作を起こし
強く恐怖が植え付けられてしまったからだ
さらにその医師は印象通り陰湿で最後はとても傷つける言葉を浴びせてきて
すっかり私は委縮してしまった経験が蘇るからと思われる
それでもあえてその病院に通うのは地理的に通いやすさと
その病院の穏やかそうな院長先生の存在があるからだ
(現在の主治医はその穏やかそうな院長先生)

とはいっても信頼しきっているわけでもない
結局はデパスさえ処方してもらえればいいのである
今までいくつかの心療内科に通ってきたが
数時間待ちの人気の病院であろうとガラ空きの病院であろうと
現在の私の症状レベルではたいして変わらないと思っている
だからなるべく通院しなくていいように一度に多めの薬を処方してもらう方が都合がいい
今までは一回の処方に90錠で満足していたが
次回からは最大処方量の240錠をお願いしてみるつもりだ

毎回わずか1分程度ながら何とか緊張の問診が無事に終わると
その解放感から祝杯として缶コーヒーを飲む事を慣例としている
この時の気分は最高だ!きっと脳に気持ち良い時の記憶が焼き付いているのだろう
何度も!何度も!何度も!禁コーヒーを試みてきたが
これだからやはり缶コーヒーだけはやめることができていない
この時ばかりはカフェインなどお構いなしだ
今の私にとって缶コーヒーの味は祝杯の美酒と同じ味がする!のかも・・・?

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あらゆる体調不良の起因は仕事にあり

2011年01月07日 | Weblog
嘔吐恐怖を持つ者にとって胃の不調は不安要素の一つである事は言うまでもないが
実は私は胃の不調だけでなく食道にも問題を抱えている
それは最近CMなどでも目にすることも多くなった「逆流性食道炎」または
「非びらん性胃食道逆流症」と呼ばれる疾患であると思われる
この症状は20年以上前から慢性化していてあまり不調という実感がなかったりするのだ
原因としては食後すぐ机に向かい胃を圧迫するような姿勢で長時間の仕事をしてきた事にあると思う

胃の調子が良い時でもこの食道の症状は常にあって
特にパニック障害になってからはゲップが出る時に
嘔吐を連想してしまいパニック症状に拍車をかけてしまうのだ

以前から治したいとは思いつつもいまひとつ真剣さがなく
そのまま放置状態にある
ただ一度だけこの食道の不調が2~3年治まっていた時期があるのだが
それは本業のデスクワークがうまくいかず
机から離れ工業系の製造工場でアルバイトとして働いていた時で
この期間は長時間立ち仕事をしてほとんど机に向かう事がなかったのである
つまりそれなりの運動量と食後の姿勢によって治すことが可能だと考えられる
ただ現時点では本業のデスクワークが生きていくためにとても大きなウエートを占めているだけに
なかなか前向きに改善していくという考えにならない
パニックの不安をあおる症状なので絶対排除しなければならない病気なのに
なんとしたことだろうか・・・

私の本業は結果的にパニック障害を引き起こし食道の炎症を起こし
さらにあらゆる体調不良を引き起こしている
自分の体には本当にあっていない仕事なのだとつくづく思うのだが
私の仕事は子供のころからのあこがれの職業で
なお且つこの仕事に就く為に長年辛酸をなめてきた
そして長年続けられている事を誇りに思っている
多少体を犠牲にしてでもかじりついていくしかないのだ
結局これからもさまざまな体調不良と長い付き合いになっていくのであろう

そういえばパニック障害を抱える人たちのブログを辿ってみて
私と同じようにこの食道の疾患の悩みを綴っている人が結構多い事に驚いた。

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今更ながら思う事

2011年01月07日 | Weblog
普段の昼間の私は自宅で仕事をしている為薬(デパス)は飲まないが
夜アルバイトに出かける時に一錠服用する毎日だ
飲んでいない時の私は平穏と不安の狭間にいる感じ
気持ちがいい状態ということはあまりないが
ちょっとした事で憂鬱になったり不安になったりすることが多い
胸の奥で常に小さなドキドキ感があるような気がする

バイト先では服用している状態であるが
多くの人と接触したりするもデパスのおかげで普通でいられる(普通ってなんだ?)
時としてテンションが上がってふざけたい気持ちになる事すらある(ほろ酔い気分に近い?)

最近の私は単なる目的なしの外出時にも念の為デパスを飲むようになったが
特に緊張する場面(人と接触)がないとテンションが異常に高いように思う
ウキウキと高揚した気分
何か怖いものがなくなったような
何でもできるような気がするのだ
但しここでいう何でもとは電車に乗ったり満席のレストランで食事をしたりという
普通の人たちにはあたりまえの生活の事なのだが・・・
という事はパニック発症前の私はデパスを飲んでいる時と同じ状態だったのだろうか?
普段服用しない時のやや沈滞気味の気分と服用後のテンションの上がった時の気分
果たしてどちらが本当の自分なのか?

最近服用回数が増えたためそろそろ薬が切れる
わずか10錠しかないデパスを見るととても不安になる
明日は久しぶりに心療内科に出向き
デパスを処方してもらう日だ
こんなことですら憂鬱と楽しみが混在する私は変な奴だと思う。

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