毎年Jマートの屋上で見ていた花火大会、せっかくだから今年は現地まで行ってみることにした。
店の閉店が20時なもので、肝心な最後の尺玉連発が見られないんだもの。
近い会場はとっても混んでいるだろうから、電車に乗って川を渡ってしまう。
(近所の花火のはずが県境を越えてまで行くなんて・・・。)
案の定、車窓から見る河川敷は人で埋め尽くされてちょっと怖いくらい・・・。
稲田堤の駅を降りて、人の流れに乗って川の土手を目指し15分くらい歩く。
途中から花火が始まっちゃったよ。
梨園の間を抜けて、目の前に広がる多摩川に出る。
さすがにこちら側も一杯人がいるけど、あちら程ではないからちょっと安心。
でも座る場所はもう無いので土手の道端で立って見ている。
足元には、車にひかれちゃって乾いている大きなかえるちゃん、あはれなり・・・。
ぷぅはカメラと三脚を持参、やる気ですな。
ちょうど多摩川打上現場と布田打上現場のあいだあたりに立てたようで、両方の花火が眼前に広がる。
なかでも布田からの花火は大型が多く迫力満点。
南からの風が少し強くて形が流れてしまうけど、煙に邪魔されずきれいに見える。
花火写真は難しいですな。
レリーズが無いのでシャッターを手押しの上、どの位の時間シャッターを開けていれば良いのか、どうもよくわからずすべて適当~になってしまった。
だけど、デジカメのすごい所はその場で見て確認できること。
下手でもバンバンとって感覚を掴む。
フィルムカメラじゃこうはいかないもんなぁ。
花火のドーン、ドーンという音はお腹に響いて心地よい。
けれど、それは平和だからこそ。
こんなに美しい花火を作り出す火薬が、一方で人々を傷つけることに使われている。
今朝もエジプトのシャルム・エル・シェイクでテロがありたくさんの人が亡くなった。
悲しいよね。
火花を見て爆音を聞いて、ただ楽しんでいるのが申し訳ない。
ラストの尺玉50連発、大スターマインの錦冠、銀冠を見てテロが無くなるよう、亡くなった方の冥福を天に祈った。