城取り合戦

学童保育＋学習塾＝滞在型学習スペース　“ママ・サポート”の日々

　城が見えて俄然やる気が湧き、速度はあがっていきました。それに伴い、ぼやけていた城影もだんだんと鮮明になり、それが更に速度をあげるという好循環を生み出して見る間に城は急接近!!。　しかしながら“超人部隊・先鋭隊”のなかでも徐々に隊列が伸びはじめましたが、先を急ぐ気持ちを止められるはずもなく、“城で待つ”と言い残し先を急ぐ。すると右手に利根川の土手が見え始め、“超人予備軍”の姿を必死に探すもみあたらず、このあたりで勝利をほぼ確信。真っ青な空に映える鉄コンクリート製の白亜の関宿城に初めにたどりついたのは中学生をはじめとする数人。それからぽつぽつとラストスパートで置いて行かれた超人部隊の残りが到着。

　超人部隊の最後尾は未だ到着しない間に1・2年生中心の“超人予備軍”が利根川の土手沿いをひと塊りになって続々と到着。一人の落後者も出すことなく、隊列が伸びきることもなく、聞けば2年生が1年生をしっかりフォローしてくれていたとのこと。昨年の春のイベントでは悪天候の元で泥べったんになりながら、自分のこと以外考える余裕もなく、必死に筑波山を登っていた今年の2年生。その時のことを思い出すと隔世の感がしたことはいうまでもありません。

　利根川組が全員ゴールして・・・・・・・しばーーーらく経ってから、超人部隊の最後尾到着したことも報告させていただきます。


　お城でそれはそれはうまいお弁当を平らげた後、次の目的地“清水公園”へ出発！

　参加者の約半数が“名誉の水没”を遂げ、十分に清水公園を満喫し帰路につきました。

　今年の一年生もやってくれそうです！乞うご期待!!


　

城取り合戦①

学童保育＋学習塾＝滞在型学習スペース　“ママ・サポート”の日々

　4月4日に新年度初めてのママサポ企画“関宿城争奪戦”を敢行いたしました。

　ママサポを１・２年生組とそれ以外の二手に分け、それぞれ利根川沿い・江戸川沿いのサイクリングロードを関宿城めざして
徒歩行軍するという単純極まりない企画なのですが、距離のハンディと降車の順番で“丁度良い具合”に到着時間をとんとんにするように画策いたしました。

　しかしながら低学年組・約8km（一説にはどうも10kmぐらいあったようですが・・・）、高学年組・約14kmというなかなかの距離に生徒たちよりむしろ先生たちの方がしり込みしているような感もありましたが、子供達には距離感などはあろうはずもなく、快晴の空の下“関宿城”に早く着くことだけを考え、まるではじかれたように飛び出していきました。

　小生は当然のごとく“超人部隊”を率いて江戸川サイクリングロードを北上いたしましたが、早々に自分でもその遠さに目眩が
・・・。“見晴らし最高!!”にも関わらず、どれだけ歩いても一向に“城の影”さえ見えてこないのです。以前車で行ったときには、確か文明が途絶えたその先にぽつんと鉄筋コンクリート製のお城が鎮座しておられたことが思い出され、子供たちから“まだつかないの？”とか“この道であってるの”などと聞かれるたびに、“文明が途絶えた先に城はある。まだお店や家がたくさんあるからまだまだ着かない！”と言い放ちながら歩を進めました。昨年の企画で登った筑波さんをはるか右手に仰ぎ見ながら、川のカーブを超える度に“今度こそは城が見えるか!!”と期待し、裏切られを幾度となく繰り返しました。


　そこで利根川サイクリングロードをの“超人予備軍”に電話をかけると、どうも見えている建物（送電線やごみ処理場の煙突）は同じらしいことが判明。しかも猛烈な勢いで走っているとのこと。これを聞いて途方に暮れつつあった“超人部隊”にも火が付き、再び猛烈に走りはじめました。しかしながらこの時点で“超人部隊”の中では“絶対先に着く!!!”と言っている先鋭部隊と“春の土手歩きを楽しむ会”の間には約3kmもの差がついてしまっていました。

　ですが後ろを振り返っている暇などなく、先鋭部隊はひたすら先を急ぎ、ついに春霞の彼方に関宿城の姿を確認!!。
いやがおうにもいあがるテンション!!!そこまで息が続くわけもないのに思わず全力疾走を開始してしまいました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく