ママ・サポートの日々

千葉県流山に誕生した学童保育と学習塾が一体になった”滞在型学習スペース”の日々の保育記録

方針転換

2023-11-17 09:12:32 | Weblog
学童保育+学習塾=滞在型学習スペース “ママ・サポート”の日々

 転換するのはお預かりの方針ではありません。

 創設当初から松ヶ丘教室では市の家庭菜園を借りて(これは離れた場所にあったためだいぶ前に辞めてしまいましたが)、
南流山教室とおおたかの森教室の庭では教師の庭で営々と畑をやってきました。

 当初からできた❝野菜をご家庭に持って帰っていいただく❞ という方針の元、多収穫が可能な作物・収穫までの期間が比較的短い作物をメインに作ってきましたが、
これでは栽培する作物も限られてしまい、また収量にこだわる栽培になってしまうことに長年苛まれてきました。

 そこで今更ながらですが、方針転換!

 ❝作った作物を教室で調理して食べる❞ことにしました。

 これでマンネリ化しがちだった作物の種類も増やすことができ、手間はかからないが収穫までに時間がかかる作物も育てることも可能になります。

 一昨日材料と大き目の鍋を購入し、年間を通じて活躍する機会のほぼなかったカセットコンロを掘り出し、
火曜・水曜で十二分な量の里芋を収穫し、準備万端整いました。

 本日はママ・サポート初の芋煮を行います!!

 

 

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秋の気配

2023-10-16 09:16:21 | Weblog
学童保育+学習塾=滞在型学習スペース “ママ・サポート”の日々

 ようやく暑さも納まり、夏休みの出来事を書くために重い筆を取ろうかという気持ちになった十月中旬。

 まずはママ・サポートの夏休みイベントは、全て晴天の下に行われたことをご報告させていただきます。

 三度の合宿の内、二度は台風がうろうろしているなかで行われましたが、怖くなるぐらいに晴天に恵まれ、
(むしろ雨雲が我々を避けているのではないかと勘違いしてしまうくらい、頭上には常に❛晴れ間❜がありました。)
高波が懸念されましたが、海にも全日入ることができました。

 このほかにも、笑っちゃうくらいたくさんのカブトムシを捕まえたり、親水公園に日参して浸水したり、ビショビショマンでずぶ濡れになったり・・・。
ただただ暑さに怯えて室内にこもるのではなく、その間隙をついて十二分に夏を楽しむことができました。

 本日は運動会の代休で朝からのお預かりがあります。

 出勤時、富士見橋から見事に冠雪した富士山が見えました。
*初冠雪のニュースの映像よりかなり白くなっていました。

 秋の気配どころか冬の気配を遠くに感じた朝でした。

 



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スポット預かり

2022-10-02 12:28:19 | Weblog
学童保育+学習塾=滞在型学習スペース “ママ・サポート”の日々

 ママ・サポートは夏休み・春休み以外、題記のサービスは行っていないのですが、
今回初めて9月1か月間のみの短期のお預かりをさせていただくこととなりました。

 その子だけ何故特別に?

 なぜならその子は人間ではないのです。正体はオオカマキリの雌。
正確には子ではなく成虫です。

 九月の初めに子供達から飼っていいかと打診されたのですが、
カブトムシやクワガタと違って条件なしにOKとはいいがたく、小生が出した条件は以下の2点。

・必ず生きたエサをあたえること(自分たちで捕まえてきて)

・9月いっぱい飼ったら逃がしてあげること(虫かごのなかでは子孫を残せないから)

 ネットでは鶏肉やらヨーグルトを餌として飼育するとかいう情報があるらしいのですが、
ここはやはり生餌でしょうということで、早速餌の捕獲へ!!

 セミやら週種類のバッタを捕獲し、それらが入る飼育ケースにオオカマキリを投入。

 猛烈な勢いで獲物にアタックするカマキリ!!!
一日目はあっという間にバッタ4匹と小さめのセミを二匹をたいらげましたが、
どう見てもいささか体の大きさに比して食べ過ぎ感があり、調べてみると・・・。
カマキリは獲物がいればいくらでも食べてしまい、
最終的には自分のおなかがパンクしてしまうのだとか。
*自然界はそんなに頻繁に餌にありつけるわけではないようです。

 その日からカマキリは別の飼育ケースに入れられ、餌をカマキリの飼育ケースに入れる
という方法に切り替えました。子供たちも量を考えながら餌を与えるようになったようです。

 月日は流れ、先週の火曜日。
公園で特大のショウリョウバッタを捕獲。
大きさはほぼカマキリと変わらない大物です。

 もうおそらく最後のごちそうとなるであろうショウリョウバッタをカマキリのケースにいれてから数分後、
バッタの抵抗むなしく最後の晩餐が始まってしまいました。さすがに時間がかかり、お迎えに来たお母様方の
目に留まることとなったのですが、どなたもキャーとさけぶでもなく、目を背けるでもなく、
カマキリの容赦ない食べ方と底抜けの食欲に驚かれていたようでした。
 
 食べ終わった後のカマキリのおなかははちきれんばかり、
木曜日は食事は抜きとさせていただきました。

 さあいよいよ火曜日はお別れです。迫力満点の捕食シーンを見せてくれてありがとう!

 自然に帰っていい人(雄)を見つけて立派な卵をたくさん産んでください。
雄のはしくれとして、いい人が食べられてしまわないことを心から祈っています。
 
 
 

 

 

 

 






 
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マイクロトラバース  完結編

2022-05-01 16:55:31 | Weblog
学童保育+学習塾=滞在型学習スペース “ママ・サポート”の日々

少し間が開いてしまいました。申し訳ありません。

 前回投稿の翌日、我々はついに初石41公園全園を自分達の足だけで踏破することに成功しました!!

最後の公園は常磐道の北側にできた新興住宅地の端にあるやや大型の不等辺五角形の形をした42号公園。

 かなりの時間をかけ、体力を使い、踏破を成功させた子供たちの顔には、ありありと “やり遂げた感” が満ち溢れていました。
*個々の公園がどうであったかは本稿では割愛させていただきます。是非ご自身の足で確かめてください。

 旅の中で、公園で遊んでいる子達と一緒にドッチボールをしたり、東武野田線に無邪気に手を振って汽笛を鳴らしてもらったり無視されたりと、
公園探しだけではない楽しみもいろいろとありました。

 そんな中で子供たちの明らかな成長がみられた場面がありました。最終回の二回前だったでしょうか、
公園を見つけて例によって駆け出す子供たち。

 公園の中にはスプリング遊具が設置してあり、(かなりの数の公園に、この類の乗っかって前後左右にゆらす遊具が設置してありました。)
子供たちはそこにいつものように殺到しました・・・と思ったら蜘蛛の子を散らすように遊具から離れて滑り台へ・・・。

 「どうしていつもみたいに乗らないの?」という小生の問いに、一人の子が遊具に貼ってあるシールを指さしました。
そうその遊具の対象年齢は3~6歳までだったのです。今までシールの存在に気が付かなかったということも理由の一つでしょうが、
この度の中で早生まれの子含め全員が7歳になり、その7歳のプライドがスプリング遊具に乗ることを良しさせなかったのです。

 また子供たちの足も相当に鍛えられたようで、お楽しみ会の1・2年生リレーではおおたかチームが1年生のみで見事優勝!!。

 最初のシーズンの挑戦は終わりました。ですが、旅の途中でいくつか新しい宅地を造成しているところに出くわしました。
詳しいことはわかりませんが、最近はある一定数の住宅を建てる際には、公園を造らなければならないルールのようなものがあるように感じられました。
今後43号・44号公園ができる可能性は高いと考えられます。

 新しい公園ができたらもちろん踏破しに行きます。我々の挑戦は続きます!!


 

 

 



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マイクロトラバース

2022-03-23 19:14:26 | Weblog
学童保育+学習塾=滞在型学習スペース “ママ・サポート”の日々

グレートトラバースという番組をご存じだろうか?
あるプロアドベンチャーレーサーが、人力で日本100・200・300名山を人力踏破に挑戦する企画で、
つい先ごろコロナによる停滞期間を経て無事、全山踏破を成し遂げた。

これを何十分、いや千分の一にした挑戦が、初石とおおたかの森で行われていることをご存じだろうか?

その名も❝マイクロトラバース 初石41公園全園人力踏破の旅❞。
初石に散在する41の公園を一切の交通機関・自転車を使わずに自分の足だけで踏破する前人未到の挑戦だ!!。
挑むのはママ・サポートおおたかの森教室の児童達!!・・・・・。

そもそもなんでこんな馬鹿げた挑戦を始めたかと言えば、春先に教室の近傍に41号公園を発見してしまったことにはじまり、
夏~秋の狩猟採取期間も寒さのために終了。冬になり、調べると1~42号公園があることを知り(2号公園はもう無いようです。)
これらを全部踏破しようという運びとなったのでした。

その挑戦も、いよいよ明日でフィナーレを迎えます。残すところあと2園‼。
その内容は踏破後にご報告させていただきます。





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202

2021-09-29 10:49:16 | Weblog
学童保育+学習塾=滞在型学習スペース “ママ・サポート”の日々

ずいぶんと真が開いてしまいましたが、事細かに当方の活動を紹介すると、思わぬ方向から矢玉が飛んできて❝炎上❞と
なりかねませんので、しばらく更新を❝自粛❞させて頂いておりました。

さわやかに夏を走り切り、もう9月の終盤。天気のいい日にはバッタ捕りに出かけたり、蒲の穂を爆発させたりと、のらりくらりと延長となった夏休みを
楽しんでいたところ、ある日バッタポイントの近くの用水路で、我々の足音に驚いてぴちぴちと跳ねる大量のザリガニを発見!!

通常は虫取り用の網しか持参していないのですが、今週の月曜日はターゲットをザリガニに絞って、魚取用の網を持って出撃!!
出発前に❝目標は100匹!!❞と伝えると、一瞬たじろぐ子ども達・・・。

到着して早々、水深が浅くこれまでの用水路と勝手が違うためなかなか数が伸ばせない子ども達。
*おおたかの森の子ども達は、教室オープン当初から小生のスパルタ、もとい英才教育を施されており、狩猟採取の腕前はかなりのものになっているのです。)

しかしながら足で稼いで多少水深のある場所を発見すると、そこから始まる猛チャージ!!

すくっては泥を洗い流し、網の中身を出して動くものをかたっぱしからバケツの中に入れる作業を黙々と繰り返し、
いったん獲物を網の中に出して、バケツにきれいな水を汲んできて、数えながらバケツの中に入れることしばし・・・。
合計188匹。子ども達にたずねる。❝200匹いっちゃう?❞ 答える間もなく網をつかんで用水路へ駆け出す子ども達。

結果202匹のザリガニの捕獲に成功! 元居た場所に逃がし、停めてある車に向かい歩き始めると、ある子が❝先生走っていい?❞と聞いてきたので、
❝どうぞ。❞と小生。夕闇迫る中を網を片手に走りだす子ども達!。夏休み延長を締めくくる素晴らしい一日でした!!。











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大ジャンプ‼

2020-10-08 12:26:33 | Weblog
学童保育+学習塾=滞在型学習スペース “ママ・サポート”の日々

今週は行けていませんが、今秋は週2~3回の頻度でバッタ捕りに興じています。
狙いはもちろん緑色のトノサマバッタです。

南流山の中央公園の端の草むらでバッタ捕りをしている子ども達を見て、
久しぶりに大物を取りに行くかということになり、車に乗るだけの人数を載せてトノサマポイントへ行くことと相成りました。
*昔は西平井あたりの造成が済んだ空き地にいっぱいいたのですが、今は家が建ってしまい、
見つけても一っ飛びで人家に入ってしまい捕まえるのは困難でしょう。

ポイントへ着くと、まずは手短な草むらにイナゴやクサキリがうじゃうじゃいて、それを嬉々として捕まえる子ども達、
しかし簡単にたくさん取れすぎるため、早々に飽きてしまい、「もうイナゴとクサキリは虫かごに入れるな!」と言い出す始末。

やはり簡単に手に入るものは価値がなくなるのも一瞬なんですね。

すると突然足元の草むらから大きな奴がとびだしました。「トノサマだ!!。」網を持って後を追う子ども達。
しかしながらジャンプというより飛翔という方がはるかにふさわしい飛びっぷりに、子ども達が追いつけるわけもなく、
二・三度飛ばれると侵入できない深い草むらの中へ飛び去ってしまうのでした。

簡単に捕まえられるのは圧倒的に茶色の個体が多いのです。まあ同じトノサマなのですが、やはり緑の方が❝かっこいい❞のです。
*茶色い仮面ライダーだったら人気はでなかったであろうことは想像に難くありません。

何度か通う間に、同じ場所でも全く取れない日もあり、せっかく追い立てた獲物を鳥に横取りされたりと、
行くたびに考えさせられたり、驚いたりすることがあり、取れても取れなくても楽しい秋の日の夕暮れを楽しんでいます。

先週末、新しいポイントでついに緑の大きなトノサマバッタを捕まえました!!。
台風一過の来週、バッタ達が飛ばされてどこかに行っていないことを祈らずにはいられません。


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悲しみは突然に

2020-09-16 14:09:28 | Weblog
学童保育+学習塾=滞在型学習スペース “ママ・サポート”の日々

それはあまりに突然に、小生の目の前で起こった。夏の終わりに・・・。

8月30日(日)の昼過ぎ、午前中自宅の畑での農作業を終えた小生は、夕方短時間の釣りに出かけるべく松ケ丘教室にて釣り道具を積み込み、
ネットで釣果状況などを調べていた。

するとどこからかー❝ピー❞という音が立て続けに2回聞こえた。外からの音とは微妙に違ったが、鳥の鳴き声だろうとおもい特に気にも留めずに
検索を続けた。釣り場が決まり、出発のため玄関に近づくと再度❝ピー❞という音が耳に刺さった。 声の主は紛れもなく❝亀❞だった!。

金曜に水替えをしていたので水はそれほど汚れてはいなかったが、亀が珍しく陸にあがっており、様子が少しおかしいことに気が付いた。
目を片方だけ閉じてぐったりしている。釣りに行く前に水替えでもするかと水槽を持ち上げて驚いた。水が熱い!!!。

慌てて亀をもって外の水道に行き、水をかけると、時折手足が痙攣した。バケツに水を張り保冷剤を入れて冷やした。
力なく一・二度首を動かすも、程なくして首からは力が抜け、だらりと垂れてしまった。色々手を尽くしたが、程なくして帰らぬ亀となってしまった。

いつも冬場の低温には一方ならず気を使い、夏の日光浴での温度の上がり過ぎにも気をつかっていたのですが、
まさか室内で熱中症になるとは・・・。そいえばテレビで耳にタコが出来るほど室内での熱中症に注意してくださいって言ってたっけ・・・。

今回の亀はいつになくかわいがったし、亀も良くなついてくれた。
松ヶ丘の生徒・松ヶ丘勤務のスタッフや通りすがりの町の人も頻繁に水替えをおこない、亀を大事にしていたかを見ていたはずです。

どんなにかわいがっていても、ほんの一瞬のことで生き物は死んでしまうことを今更ながらに痛感したできごとでした。

亀の水槽のあった場所にはもう水槽はなく、ぽっかり空白が鎮座しています。次は何が空白を埋めてくれるのか、まだ想像するこもはばかられます。

*亡くなる3日前、スタッフが撮影した写真が遺影となってしまいました。頭と手を甲羅の中に引っ込めて、足だけを出した変な格好で写っていました。





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伝説~完結・下巻~

2019-12-03 19:15:21 | Weblog
学童保育+学習塾=滞在型学習スペース “ママ・サポート”の日々を超えて!

小生が自転車で向かった方角は西でした。申し訳ありません。

小生が向かった先は巨大な桟橋でした。実は前々から目をつけてはいたのですが、まあ何と言いますか、
白昼に入るのにははばかられるような張り紙が貼ってありまして・・・。

しかしこの際この桟橋を利用してもう一つ中継点を増やすしか横断成功の方法は考えつかなかったため、
大休止の間に下見に行ったのです。

恐らく手賀沼にたまったヘドロを浚渫し大型のダンプに乗せた場所であろう堅牢な鋼鉄製の桟橋。
メインの桟橋は水面からはかなりの高さがあるものの、船からの乗降のために水面近くにも桟橋があり、
そこまで階段で降りていくことも可能な作りでした。

行ける!! ここまでチームBに頑張ってもらえれば、ゴールすることができる!!!

手賀沼公園に急いで戻り、メンバーにもう一度中継することを告げ、チームAとともに徒歩で桟橋へ!。

桟橋の日陰でボートで釣りをしているおじさんににらまれながら、筏の到着を待ちます。
程なくして筏が視界に入るようになりました。心なしか第二区間の時よりも力強く桟橋に近づいて来るではありませんか!!。

桟橋に舟を着け乗組員交代!! いい仕事をしたチームBと小生は徒歩でゴール地点を目指します。

しばらくは筏と並行して歩いていたのですが、徐々に我々の方が先行しだし、ゴールの北柏ふるさと公園でその瞬間を
待つこととなりました。

大堀川の河口に向かうと・・・。見えた!!! 青空と水面の間で躍動しながら進んでくる筏とオヤジ丸だ!!!
陸上部隊が待つ方へぐんぐん近づいて来る。
必死さの中にもどこか余裕さえ感じられる漕ぎ手達の表情がはっきりわかるほど近づいてきて・・・!。

ついにゴール!!!!!。

到着時間は14時近く、航行距離は約8km。前週の縦断の散々な結果からは到底予想できなかった横断の成功・・・。

やり遂げた子供たちは恐らくまだ自分たちのしたことの凄さを十分には理解できていないと思います。
また、友達に自慢しようにも友達は手賀沼もしらないし、8kmという距離もピンとこないはずです。

今はまだ白紙の上に墨で書かれただけの❝伝説❞です。
時間が経つとこれが徐々に飴色に代わり、更に妖しい琥珀色に代わり❝真の伝説❞になるのでしょう。
まだまだかなり時間はかかりますが・・・。

子供たちへ
お疲れ様でした! 小生はあなた方が正直❝羨ましい❞。こんなとんでもない計画への参加を許してくれ、
自身も時間を使い、汗をかき、知恵を絞って何週も付き合ってくれる親御さんがいて。おまけに横断に成功して!
何年か先、お酒が飲めるようになったらぜひ❝横断❞を肴にしてお父さん・お母さんと一杯やってください!!。

お父様・お母様へ
楽しかったですね!! 子供と公園に来ていても子供を見ずにスマホばかりを見ている親御さんが多くみられる
昨今。ここまでガチにお子さんと向き合って遊んでくれる親御さんがいるとは正直思っていませんでした。
小生は自分の子供たちに❝横断❞をさせてあげることはできませんでした。本当に❝羨ましい❞です。

最後に、この計画に参加した全ての子供達、大人達の表情は誰がどこから見ても❝全力少年・全力少女❞
であったことを付け加えておきます。






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伝説~完結・中巻~

2019-11-29 19:20:39 | Weblog
学童保育+学習塾=滞在型学習スペース “ママ・サポート”の日々を超えて!

第二中継地点は手賀沼親水公園でした。申し訳ありません。

第一区の漕ぎ手(チームA)に比べると漕ぐ力では劣る第二区間の漕ぎ手達(チームB)でしたが、程なくして芦原の向こうにその姿を消しました。

陸上部隊は蓮の群生地にある展望台に移動します。

展望台は沼を横から見る形になるので筏が進んでいるのがはっきりと確認できます。
ゆっくりとですが確実に進む筏が突然止まりました。慌てて駆け寄るオヤジ丸!!
双眼鏡で見ても何が起こっているのかは全く確認できず・・・。

しばらくしてオヤジ丸にえい航されながら前進を再開した筏。
一体何が起きたのかをトランシーバーで確認すると、ASちゃんが落水したとのこと・・・。
出発前に子供たちにはしつこく❝手すりはあくまで飾りだから漕ぐときに体重をかけないように!❞
と言い聞かせていたのですが、言いつけを守らず体重をあずけた結果、手すりを固定していたロープが外れ落水したとのでした。

まあ水系のアクティビティーではお約束といったところでしょう。落ちた当人も至って元気でした。

第二中継地点はかなり遠浅で座礁の恐れがあるため沖目で筏を停め、
浅瀬を歩いて岸を目指します。

ここでチームAと交代。この時点ではここから手賀沼公園で休憩を取るものの、漕ぎ手は変えずにゴールを目指すつもりでいました。
小生もここからオヤジ丸に乗船し子供たちの周りを漂うことに!。

このころになると雲が取れ太陽が容赦なく照り付けます。
唯一の日陰であった手賀沼大橋の下が天国のようでした。

空と水面と鳥の鳴き声と時折跳ねる魚・・・。ふっと気を抜いて上を見ると、
空の方に向かって落ちて行ってしまうような錯覚にとらわれます。

漂うオヤジ丸の後方では、明らかに体力を奪われつつあるチームAの姿が見えます。
無駄口もたたかず、ひたすらに前進します。

手賀沼公園まではそれほどの距離もなく、ほどなく沼に突き出した展望台?が見えてきました。
そこにはMちゃんのお母さん・妹達・おじいちゃん・おばあちゃんの姿も!もちろんA御大も自転車で移動済です。

公園は護岸が階段状になっていて舟をつけることが容易です。
ここで水分だけでなくエネルギーもチャージするため大休止を取ることとしました。

小生はチームAに最後まで行けるか?と問いました。
二人はうなずいたものの、Aちゃんだけは首を横に振りました。

このまま続けると横断はうまくいかない・・・。
野生の感がそう告げました。そしてここまで来たからには何が何でも横断を成功させたいという
強い気持ちが沸き上がりました。

次の瞬間小生はA御大に自転車を借り受け、東に向かって駆け出したのです!!





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