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2021年08月03日 23時53分11秒 | 気になった画像・映像(2021年 YouTube他)

抵抗力を下げる危険も!風邪は「市販薬では治らない」驚きの理由- VenusTap(2015年2月8日20時40分)


風邪が大流行するこの季節。「風邪っぽいな」と思ったら、ひどくなる前にと早い段階から市販の風邪薬を飲んでいる人も多いだろう。

生活情報リサーチサイト『TEPORE』が35,236人を対象に行った「風邪について」のアンケートでも、54.4%の人が「市販の風邪薬を飲んで治す」と回答している。

しかし、この市販薬には“風邪を完治させる効果がない”ということをご存じだろうか? しかも、正しく使わないとその効果を得られないどころか、治りにくくなることすらあるという。

今回は、市販の風邪薬の効能を踏まえた風邪の効果的な予防法を、厚生労働省の情報などを元にご紹介していこう。

■市販薬はムダな成分が多すぎる?

市販の風邪薬のパッケージを見てみると“風邪の諸症状の緩和”と書かれている。このことからわかるように、市販薬の目的は、“風邪の症状を抑える”ことであり“風邪を治す”のではない。

そもそもウイルスが原因の風邪は、市販薬によって無理に症状を抑えるよりも、本来身体に備わっている自己治癒力を用いてウイルスを排出する方が早く治る場合もあるのだ。

また、一言で“風邪”といっても症状はその時々によって違う。しかし市販の風邪薬は、熱やせき、吐き気や頭痛などの幅広い症状に対応した成分が配合されている。そのため、症状が出ていない関係のない成分まで一緒にとることになり、結果的に副作用が出たり抵抗力を下げてしまったりすることにもなりかねない。

病院で処方される風邪薬も、市販薬と同じく風邪を完治させる効果は少ないが、個々の症状に合わせた必要な成分の薬だけを処方されるため、辛い症状を和らげながら自己治癒力を高めて、効果的に風邪を治すことが出来るのだ。

■やっぱり手洗い&うがいは重要だった

風邪やインフルエンザなどの予防には、手洗いやうがいが非常に効果的なのは周知の事実。これらを含め、今一度風邪の予防法についておさらいをしておこう。

(1)うがい

うがいに関してはその効果がたびたび議論されているが、ある研究によると、水でうがいを行った場合と、うがいをしなかった場合では、うがいをしたほうが風邪の発症率が40%も低いとの結果が出たそう。帰宅時はもちろん、休憩時間など外出をした際には、こまめにうがいを行うことが大切だ。

(2)手洗い、消毒

通勤時の電車の手すりやつり革はもちろん、ドアノブやエレベーターのボタンなど、無意識のうちに他人が触ったものに触れている。そのため、こまめな手洗いやアルコール消毒で手についたウイルスを洗い流す必要がある。

(3)適度な加湿を行う

空気が乾燥するとウイルスに感染しやすくなる。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などで適切な湿度(50~60%)を保つことが効果的。

(4)睡眠を十分にとる

睡眠をとることで自己治癒力を高め、風邪を治すことが出来る。睡眠中は代謝が活発になるので、免疫力が上がって身体の中の風邪ウイルスを退治することが可能に。

症状が辛い場合は、放っておくと他の病気を発症してしまう可能性もあるため、速やかに病院に行くことをお勧めする。

病気になったときに、どの市販薬を使用するのかは自己判断にゆだねられてしまう。市販薬を使うなら、その効果や効能について十分理解した上で使用し、効率よく風邪を治してほしい。
http://news.infoseek.co.jp/article/venustap_1161697

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【憲法改正】民主・岡田代表「安倍首相との議論危ない」 枝野氏は緊急事態条項に「議論の余地ある」
2015年2月6日 22時23分 
産経新聞   
 

 憲法改正をめぐり、民主党の岡田克也代表と枝野幸男幹事長との間に6日、齟齬(そご)が生じた。

 枝野氏はCS番組で、憲法に規定されていない緊急事態条項の創設について「建設的な議論をする余地はある」と述べた。具体例として大震災時の対応を挙げ、「衆院選、参院選が半月後に迫っているときに東日本大震災のようなことが起こったら選挙ができるか」と指摘した。憲法は衆参両院の任期を定めているが、非常時の対応を明記していない。

 一方、岡田氏は記者会見で「枝野氏の考えも分かるが」と前置きした上で「まず入り口が大事だ。安倍晋三首相の憲法観を修正してもらわないと」と述べ、安倍政権下で憲法論議はしないとの考えを改めて表明。「首相は今の憲法を非常に低く見ている。そういう首相の下での憲法論議は非常に危ない」とも語った。
http://news.livedoor.com/article/detail/9759931/
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5年で10%超カットも… 給料激減で地方公務員が生活破たんか
2015年2月6日 6時50分 
DMMニュース   
 
「就職できれば一生安泰」──そんな風にいわれた公務員だが、今や昔のことのようだ。地方公務員の給与が、ここ10年ほどの間で激減しているのだ。

 2013年(平成25年)の地方公務員給与実態調査によると、一般行政職の平均年収は633万8000円(勤続22.1年)で、5年前と比べて47万2000円も減っている。さらに10年前と比べると78万5000円も減っているのだ。

 警察職では、平均年収732万1000円(勤続20.1年)で、5年前の81万8000円減、10年前の148万7000円減。さらに教育職(小中学校)では平均年収679万5000円(勤続22.5年)で、5年前の92万4000円減、10年前の103万6000減と、特に下落ぶりが目立っている。
年収300万円未満を理由に彼女にもフラれる
 西日本の某市の上級職採用試験に合格し、市役所で勤務している男性(25歳)は自身の境遇についてこう話す。

「勤続4年目になるのに、月の手取り給与は今でもギリギリ20万円です。外食なんて高嶺の花なので、職場の仲間との飲み会はもっぱら家飲みです。ただ、田舎なので夜11時過ぎるとバスもない。かといってタクシーにも乗れず、1時間近くかけて歩いて帰るのが習慣です。ちなみに隣接した政令都市に就職した大学の同期に聞けば、ぼくの給与と2割近い開きがある。自治体によって、地方公務員の給与格差はかなり大きいと思います」

 また、この男性によると、薄給のあまり婚活も満足にできないという。

「SNSで知り合って2か月ほど交際していた女性に、収入について告げた途端、『え!? 大人の男の人なのにそれだけしかないの!』って絶句され、音信不通になりました……。公務員と結婚して安定した家庭を築きたかったんでしょうけど、年収300万円台と聞いて『話が違う』と思ったんでしょうね」

 しかし、もっと苦しいのは既婚者の方だ。中部地方の公立中学校教員の男性(38歳)は話す。

「公務員というだけで、昔はいくらでもローンが組めたんですよ。というより、どこの銀行も『ぜひうちで組んでください』という感じだった。新婚だった12年前、月の手取りは25万円程度だったんですが、『公務員の方は年齢とともに順調に収入が増えるので、最初は苦しくても思い切ったほうが、資産形成上、有利です』などという行員の言葉に乗せられ、頭金ほぼナシで4000万円を借り入れてマンションを購入しました。こうして毎月15万円の返済を30年間続けることとなった。しかし、実際に給与が順調に増加したのはそれから3年程度で、30代になってからは給与はほぼ平行線状態。子どもの教育費も嵩んできて、ローンが苦しくなっていく一方でした。一昨年、震災復興のための地方交付税削減でさら給与がカットされたことを機に、泣く泣くマンションを売却しました。今は、家賃9万円の賃貸マンションに住んでいます」
妻に嘘をつき、こっそりアルバイト
 一方、生活苦の中、禁止されている副業に手を染める公務員も少なくないようだ。関東某県県庁の土木管理課に務める男性(40歳)は話す。

「子供2人を私立のエスカレーター校に入れた5年ほど前は、今くらいに年収が700万円くらいになっているだろうと思っていたんです。それが実際、蓋を開けてみればギリギリ600万円です。5年前までは選挙の際の投票所運営の仕事や、臨時の清掃作業など1日あたり3~4万円の手当がもらえ、いい小遣い稼ぎになっていた。でも、今は単なる休日出勤扱いで時給換算されているので、せいぜい1万円ちょっと。こうした誤算が少しつづ積み重なったことが、今の生活の苦しさの元凶です。このまま子供たちを卒業させるのは厳しくなってきた。また財布を握る妻からの月の小遣いは3万円で、とても足りない。去年から土日には妻に『昇級試験の勉強』と嘘をついて、こっそりアルバイトをやっています。日当5000円のキャバクラの送迎なんですが、いつかバレるのではとヒヤヒヤしながらやっています」

 最近、全国で、教員や警察を始めとする地方公務員の不祥事が相次いでいるが、その背景には給与低下によるモチベーションやモラルの低下があるのかもしれない。

 かつては「楽して儲かる」と、やっかみの声も聞こえた公務員の待遇だが、そんな彼らさえもアベノミスクの恩恵をまだ受けられないでいる。一般庶民へのトリクルダウンは、一体いつになることやら……。
http://news.livedoor.com/article/detail/9756109/

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「首相、今の憲法低く見ている」…岡田氏が批判
2015年2月7日 9時21分 
読売新聞   
 

 民主党の岡田代表は6日の記者会見で、安倍首相の憲法観について「今の憲法を非常に悪くというか、低く見ている。『さげすんでいる』というと言い過ぎかもしれないが、そういう首相の下での憲法論議は非常に危ない」と批判した。

 首相が過去に「日本国憲法はGHQ(連合国軍総司令部)の素人が8日間で作り上げた代物」と発言した点を問題視し、改正議論に容易に応じない考えを示したものだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/9760689/

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枝野氏、首長選で「我々も自民党もお互い苦労」
2015年2月7日 22時36分 
読売新聞   
 

 民主党の枝野幹事長は7日、奈良市内で記者団に、4月の統一地方選で行われる10道県知事選と5政令市長選について、「首長の場合、行政マネジメント(管理)能力を持ち、なおかつ選挙に手を挙げてくれる人(の発掘)が難しくなっている。我々も自民党も、お互い苦労している」と述べ、与野党の相乗りによる候補擁立はやむを得ないとの考えを示した。

 民主党は、統一地方選を党再建の節目とする考えだが、与野党対決の首長選となるのは大分県知事選など一部にとどまる見通し。
http://news.livedoor.com/article/detail/9762303/

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「北方領土の日」CM 予想以上にブーイングが多かった理由
2015年2月7日 20時50分 
日刊SPA!   

「そこは日本なのに。今、日本人が住むことができない場所。ほら、こんなに近いのに……。北方領土は日本固有の領土です」

そんなナレーションとともに、真っ白いキャンバスに見立てた画面には、北海道本島から見てわずか16km程度しか離れていない国後島の稜線と、それを眺める少女がパステル鉛筆でササッと描かれる――。

今年は例年にも増して、2月7日の「北方領土の日」を知らせる政府広報を多く目にしたのではないだろうか。2009年の鳩山政権時におこなった「事業仕分け(行政刷新会議)」により、大幅な予算カットを余儀なくされた政府広報番組が軒並み姿を消したため、このように同種の政府広報が繰り返しテレビで流されるというのは久々のような気もする。

 今年が戦後70年の節目に当たるだけでなく、現在、安倍政権が推し進めている対ロシア外交の先を見据えて、このタイミングで北方領土問題を広く国民の間に啓発することが目的であることは容易に想像できるのだが……。残念ながら、このCMに対する評判がすこぶる悪いのだ。

「国民の愛国心煽る目的しか考えられない。キナ臭くなってきたよ…」

「北方領土は日本の領土です! とかいうCM怖いよ」

「北方領土は日本のものです。ってCM初めてみた。少しぞっとした。静かに何かが始まってる感じ」

「最近『日本の領土なのに日本人が住めない土地があります』ってCMが流れてる。一瞬『福島?』って思ったのは我が家だけではあるまい。北方領土についての政府公報と分かってげんなり。北方領土に『住みたい』人がどんだけいるんだよ。まず生きてる国民が住みたい場所に住めるようにしてから言え」

ツイッター上には、安倍政権に向けてのものだろう。こんなにべもない批判的なつぶやきが溢れており、なかには、北方領土の問題そのものを知らないとおぼしき層の“批判ツイート”もちらほら散見された。現在、四十路を越えたオジサン世代からすると、昭和50年代にテレビのブラウン管を通して流れていた、あの昭和チックな“イガグリ坊主”の少年が出てくる色褪せたCMを思い出した程度だが、今を生きるネット世代の反応を見ていると、改めて、北方領土問題の“風化”が年を重ねるほどに加速しているのを見せつけられた思いだ。

そもそも北方領土とは、北海道の根室半島沖に連なる歯舞群島、色丹島、国後島、および択捉島を指し、現在もロシアに不法占領され続けている島々のこと。第2次世界大戦末期、日本がポツダム宣言を受託し連合国に「無条件降伏」することが決まった1945年8月15日のわずか3日後、それまで外国の施政下にあった歴史はなく、日本人によって開拓され、日本人が住みつづけたこれらの島々は、ソ連軍の不法な侵略に屈することになる。8月18日、千島列島最北端の占守島にソ連軍が上陸したのを皮切りに、8月31日にかけて島づたいに南下し、最終的に千島列島の南端であるウルップ島までを不法占拠。加えてソ連軍は別働部隊も駆使して、8月28日に択捉島を、9月1~5日には国後島と色丹島、さらには歯舞群島のすべてを占領し、これ以降、四島は今もロシアの実効支配下にあるのだ。

ツイートのなかには、上に挙げたように「北方領土に『住みたい』人がどんだけいるんだよ」といった少々乱暴な物言いもあったが、当時、択捉島以南の4島で暮らしていた人たちは実に1万7290人にものぼる。島民の半数はソ連軍の侵攻によりサハリンでの抑留生活を余儀なくされるなど多くの人が亡くなったが、故郷に帰ることを夢見る島民は今なお6596人(2013年末時点)もいるのだ。

毎年2月1日~28日は「北方領土返還運動全国強調月間」に指定されており、2月7日には全国各地で多くのイベントが催された。内閣府のホームページにも「北方四島の1日も早い返還実現のためには、国民の皆さん一人ひとりがこの問題への理解と関心を深めることが重要です。2月は北方領土返還運動全国強調月間として、全国各地で講演会やパネル展、キャラバン、署名活動など様々な広報・啓発活動が展開されます。皆さんもこの機会に、北方領土問題について考えてみてください」と書かれている。

ただ、近年「領土教育」の拡充もはかられているものの、現実の世界に目を向けると、まだまだロシアとの返還交渉を支えるだけの国民全体の「総意」となっているとは言いがたい状況なのだ。

2月12日には、モスクワで日ロ外務次官級協議が開かれる予定だ。ウクライナ情勢を受け孤立化を深めるプーチン大統領との首脳会談を逸早く開催し、北方領土問題の解決に向け、政府には全力で取り組んでもらいたいものだ。
http://news.livedoor.com/article/detail/9762169/

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自公与党、批判封殺のため最高裁への圧力発覚 政界に激震、国会で追及へ発展か- Business Journal(2015年2月8日06時00分)

 最高裁判所の元裁判官で明治大学法科大学院教授の瀬木比呂志氏が、1月16日に上梓した『ニッポンの裁判』(講談社現代新書)において、衝撃の告発をしている。1月29日付当サイト記事『与党・自公、最高裁へ圧力で言論弾圧 名誉毀損基準緩和と賠償高額化、原告を点数化も』でも報じたが、自民党と公明党による実質上の言論弾圧が行われているというものだ。

 2001年、当時与党であった自民党は、森喜朗首相の多数の失言を受けて世論やマスコミから激しく批判され、連立与党の公明党も、最大支持母体の創価学会が週刊誌などから「創価学会批判キャンペーン」を展開されるなど、逆風にさらされていた。そのような状況下、自公は衆参法務委員会などで裁判所に圧力をかけ、裁判所がそれを受けて最高裁を中心に名誉棄損の主張を簡単に認めるように裁判の基準を変え、賠償額も高額化させ、謝罪広告などを積極的に認めるようになった。

 両党が森内閣や創価学会への批判を封じるために最高裁に圧力をかけたという事実はもちろん、最高裁が権力者である自公与党の意向を受けて裁判における判断基準を変えていたことも、民主主義の大原則である言論の自由、また三権分立をも根底から脅かす、大きな問題である。

 また、名誉棄損の基準が歪み、それを悪用した恫喝訴訟が民事でも刑事でも蔓延しており、大きな社会問題となって各方面に影響が広がっている。瀬木氏の告発を報道する国内メディアが相次ぎ、海外の報道機関も取材に訪れていることから、さらに騒動は拡大する見通しだ。時の政権が実質上の言論弾圧をしていた事実が明らかになったことで、政界にも動揺が走っている。

●政界に広がる反響

 前回記事は瀬木教授の最高裁内部の実態の告発を中心としていたが、政界での事実経緯を振り返るため、今回は当時の議会での動きを振り返ってみたい(以下、肩書はいずれも当時のもの)。

 森政権や創価学会が世論から批判を強く浴びていた01年3月、法務大臣の高村正彦氏(自民党)は参院法務委員会で、「マスコミの名誉毀損で泣き寝入りしている人たちがたくさんいる」と発言した。これを受けて故・沢たまき氏(公明党)は「名誉侵害の損害賠償額を引き上げるべきだと声を大にして申し上げたい」と、同月の参院予算委員会で損害賠償額の引き上げについて、まさに“声を大にして”要求。魚住裕一郎氏(同)も同年5月の参院法務委員会で「損害賠償額が低すぎる」「懲罰的な損害賠償も考えられていけばいい」と強く要求した。

 そして同月の衆院法務委員会で、公明党幹事長の冬柴鐵三氏が大々的にこの問題を取り上げて「賠償額引き上げ」を裁判所に迫った。これを受けて最高裁民事局長は「名誉毀損の損害賠償額が低いという意見は承知しており、司法研修所で適切な算定も検討します」と回答した。

 つまり、自民党と公明党の圧力によって最高裁が名誉棄損の基準を変えていたのだ。そして裁判所が安易に名誉毀損を認めるようになり、その結果、不祥事を起こし追及されている側がそれを隠ぺいするために、また性犯罪者が告訴を取り下げさせるために、告発者や被害者を名誉毀損だとして訴える“恫喝訴訟”が頻発するようになった。

 このような経緯について、現役の国会議員からも与党に対して批判の声が上がっている。衆議院議員の落合貴之氏(維新の党)は、告発に驚きを隠さない。

「実質的な恫喝目的で名誉棄損を悪用するケースや、公益通報者を保護しないケースなど、多様な陳情が寄せられています。その原因が、与党の自民党の圧力にあったという告発に大変驚いています。恫喝訴訟の問題については、国民を適切に保護するために、また被害者の方々が保護されるように、議員としてしっかりと取り組んでいきたいと思います」

 一方、都内の区議会などでも反響が上がっている。世田谷区議を務める田中優子氏(無所属)は、次のように語る。

「性犯罪者側が、被害者女性や支援者を訴えている恫喝訴訟問題などに強い憤りを感じていました。しかし、その元が与党による最高裁への圧力だと聞き、大変驚いています。司法がこんな状態では、いったい国民は何を信じればよいのでしょうか。このような問題は区議としても注視して、被害者が適切に保護されるように尽力していきます」

 このように本問題については、政界でも国会から地方議会に至るまで、多くの議員から批判の声が上がっており、今後国会での質問主意書などで取り上げられる可能性も高い。

 これは現在の安倍政権ではなく、過去の自民党・公明党の問題であるが、安倍政権が過去の与党の問題に対しても毅然とした対応をできるのか、今後の動きに注目が集まっている。
http://news.infoseek.co.jp/article/businessjournal_111091

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【貧困ビジネス最前線】生活保護費ピンハネ対策に乗り出した政府の思惑- DMMニュース(2015年2月8日07時50分)


 貧困層や低所得者から金銭を搾取する「貧困ビジネス」が横行している。昨今、社会問題化しているのは、無料低額宿泊所(生活困窮者に無料もしくは低額で提供される簡易住宅や宿泊施設)による生活保護費のピンハネだ。

 ホームレスなどの生活困窮者は、野宿などをしていて住所不定のため、生活保護の受給を申請しても、行政側から生活保護の対象として認定されにくいという問題がある。

 ホームレスが生活保護を受けづらいという状況に目をつけた心無い個人や団体は、善意のボランティアを装って、ホームレスに声をかけ、アパートの部屋や食事などを提供してやる。住所が決まって生活が落ち着いたところで、ホームレスに生活保護を申請させる。無事、行政側の審査が通って福祉事務所から保護費が支給されるようになると、保護費の大半を、住居を提供した個人や団体がピンハネしてしまうのだ。 

 もちろん、すべての無料低額宿泊所がこのような「貧困ビジネス」に手を染めているわけではないが、無料低額宿泊所に悪質業者が多く紛れ込んでいることは間違いのない事実である。

 無料低額宿泊所に悪質業者が多く参入するのは、無料低額宿泊所の法的な位置づけが、白黒がはっきりしない「グレーゾーン」になっているからにほかならない。
2年間で約1億6996万円を荒稼ぎした業者の例 
 本来、無料低額宿泊所は、社会福祉法に基づく届け出制の施設なのだが、無届けでも処罰されることがないため、無届け業者はかなりの数に上る。厚生労働省の調査によると、2010年の時点で全国1802施設のうち、1314施設が無届けであった。

 家賃についても規定があいまいになっており、2003年に設けられたガイドラインでは単に「無料または低額」と規定されているに過ぎない。実際の家賃の設定は事業者の判断にゆだねられている。家賃は低めに設定しておきながら、それに「管理費」や「運営費」を上乗せすることで、実態としては相当に割高な家賃になっているケースもある。

 このように無料低額宿泊所が法的に「グレーゾーン」のままになっていることが、悪質業者の参入を招いている側面がある。

 では、「貧困ビジネス」に手を染める無料低額宿泊所の実態はどうなっているのか。2014年10月、さいたま市などで無料低額宿泊所を運営していた男が所得税法違反の容疑で逮捕された。この男は2009~2010年の2年間で約1億6996万円を荒稼ぎしたにもかかわらず、所得を316万円と申告し、所得税6183万円の支払いを免れていた。

 この男の運営していた施設の実態が明らかとなっており、これをみれば、入居していた人がいかに劣悪な居住環境に置かれていたがわかる。

 ある男性は、今回摘発された事業者が運営するさいたま市内の住宅街にある一戸建ての無料低額宿泊所に入居した。この男性はベニヤ板で3畳のスペースに仕切られた6畳一間の部屋に住まわされたという。出てくる食事はカップ麺やレトルトばかりであったと証言している。家賃が4万7000円、食費・光熱費が約6万円、入居者には生活費として毎日500円と月に1度5000円が渡されるだけだった。

 生活保護費の支給日になると、入居者は車で最寄りの福祉事務所に連れて行かれ、約12万円の生活保護費を受け取る。その後、コンビニエンスストアに連れていかれ、生活保護費が入った袋ごと事業者に回収されていた。
宿泊所の平均的な床面積はなんと9㎡! 
 こうした状況下、政府は2015年度から生活保護費のうち家賃に相当する住宅扶助の上限額を引き下げることを決定した。「貧困ビジネス」のうまみをなくすことが狙いだ。

「貧困ビジネス」に手を染める無料低額宿泊所は、利益を最大にするため、ひとつの部屋に複数人を押し込むなど劣悪な居住環境にしたうえ、住宅扶助の上限額に近い高めの家賃を設定することが多い。

 実際、厚生労働省が2014年8月に実施した、生活保護受給世帯の居住環境についての調査結果によると、調査対象となった無料低額宿泊所の73%が住宅扶助の上限を超える家賃(家賃÷住宅扶助の上限≧1.0)を設定していた。しかも、無料低額宿泊所の平均的な床面積は9㎡と、平均的な民営借家(30㎡)に比べて極端に狭い間取りとなっていた。

 住宅扶助の上限額を引き下げれば、施設運営業者の採算が悪化することになり、最終的には無料低額宿泊所の事業から排除できるという理屈だ。

 ただし、住宅扶助の上限を引き下げると、(撤退する事業者が増えることで)無料低額宿泊所が不足気味となり、生活困窮者が住居を確保することがますます困難になるという本末転倒な結果を招く恐れもある。

 やはり、無料低額宿泊所による「貧困ビジネス」の横行に歯止めをかけるには、届け出を義務付けるなど無料低額宿泊所に対する法的な規制を整備・強化し、きちんと行政の管理下に置くことが先決なのではないか。
http://news.infoseek.co.jp/article/dmmnews_916060

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政府の「シリア渡航阻止」に賛否両論 「事前に言う必要あったのか」の声も- J-CASTニュース(2015年2月8日17時54分)

   シリアへの渡航を計画していた男性カメラマンに対し、外務省が2015年2月7日、これを阻止するため旅券を返納させた問題が波紋を広げている。

   「渡航の自由」「表現の自由」への侵害として批判が相次ぐ一方、外務省の対応を支持する声、あるいは事前に渡航を宣言していたことなどに疑問を呈する向きもある。

朝日新聞インタビューなどでシリア行き表明

「これは報道の自由とか、取材の自由とか、表現の自由とか、渡航の自由とか......に関わる問題じゃないんですか? 基本的人権の問題でもありますし。権利を奪うことになるんじゃないんですかって(外務省の職員に言ったが、職員は)『そんなことよりも、まず日本人の生命の安全が第一です』と」(FNNニュースより)

   メディアの取材に、憤りを隠さず答えたのは、新潟市在住の杉本祐一さん(58)だ。

   杉本さんは30年来フリーのカメラマンとして活動、紛争地取材のキャリアも長く、2003年のイラク戦争時には、自ら「人間の盾」の一員となった経験もあるという。

   2012~13年には、ISIL(イスラム国)に殺害された湯川遥菜さんが活動を共にしていた武装組織「自由シリア軍」に同行し、シリアを取材した。本人のものとみられるYouTubeアカウントでは、目を撃ち抜かれ即死した市民の姿など、生々しい「戦場」を捉えた動画が確認できる。14年10月にもトルコからシリア入りを目指したが、戦闘の激しさからトルコ軍に拒まれ、果たせなかった。

   だが、杉本さんは諦めていなかった。朝日新聞(新潟版)は2015年1月25日朝刊で、杉本さんのインタビューに1000文字以上の紙幅を割いたが、その中で、「彼ら(※編注:アラブの人々)が苦しんでいるいま、何もしないで見ているわけにはいかない。私にできるのは撮影し、伝えること」と話し、2月中のシリア行きを宣言した。さらに地元紙・新潟日報にも、「27日に日本を出発」など、具体的なスケジュールを明かしていた。

ジャーナリストなどからは政府に批判相次ぐ

   今回の旅券返納は、旅券法19条の規定「旅券の名義人の生命、身体又は財産の保護のために渡航を中止させる必要があると認められる場合」に基づくものだ。一方で、日本国憲法では22条で「海外渡航の自由」を保障しており、上記の規定による返納命令は史上初、異例中の異例といえる。

   杉本さんの「渡航宣言」を掲載していた朝日新聞は、いち早く8日付朝刊の1面でこの問題を報じ、「踏み込んだ対応は論議も呼びそうだ」との見解を示した。同日の「報道ステーションSUNDAY」(テレビ朝日系)でも、ジャーナリストの後藤謙次さんが、「渡航の自由を超えた『報道の自由』への配慮が、政府はどこまであったのかな、とそこが非常に気になりますね」と疑問を呈している。

   ツイッターでは、ジャーナリストの常岡浩介さんが、「憲法の自由権への直接制限ですから、ジャーナリストだけでなく、全国民、全人類への挑戦です」「今では中国にすら移動の自由があるが、日本はイスラム国への恐怖に駆られて9条以外の憲法も自主的に放棄し、北朝鮮並の不自由国になるのね。これこそ、テロへの屈服だよねえ」と激しい言葉で批判している。また、アジアプレス大阪オフィス代表の石丸次郎さんも、「恐れていた事態。このような取材者に対する強権発動は絶対に許されない」とツイートするなど、報道に携わる人々を中心に、反対の声が強い。 

「台風の時に増水した川の様子見に行くなって...」 

   一方で、ネット上では、冷淡な反応も多い。お笑いタレントのガリガリガリクソンさんが「台風の時に増水した川の様子見に行くなって親に習わんかったんかいな。自由と勝手は違うって先生に習わんかったんかいな」と皮肉ったツイートは、一定の支持を受けていた。

   そもそも事前にシリア行きを明かしていたことへの疑問の声もある。堀江貴文さんが、「この人スタンドプレーでしょ。黙っていけば返納命令はでない」と自らのサイトでコメントしたのを初め、ジャーナリストの安田純平さんも、外務省の対応を批判する一方で、自分の体験に基づいてこうつぶやいている。

「これは人によるけど、俺は出発前も滞在中もどこへ行くか、どこにいるかは帰国するか安全な場所まで出るまで公開しない。ネットで流れたら変な連中に知られて邪魔されたり危険なことになったりしかねないから。信頼できる人限定で取材過程を知らせるのは逆に安全対策になるけど、クローズドでやらんと」
http://news.infoseek.co.jp/article/20150208jcast20152227359

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人質殺害から1週間たたず…安倍首相が“夜の豪遊”もう解禁- 日刊ゲンダイ(2015年2月8日09時26分)

 安倍首相にテロの犠牲者への「哀悼」の気持ちはあるのだろうか。「イスラム国」による後藤さん殺害映像の公開から1週間と待たず、再び、夜な夜な会食に繰り出しているのだ。自身の不用意なスピーチが邦人殺害事件の引き金になったと批判される中、“豪遊”再開の無神経ぶり。トップとしての力量以前に人間性が疑われる。

 「日本は変わった。日本人にはこれから先、指一本触れさせない」

  安倍首相の勇ましい発言が飛び出したのは、3日夜のこと。自民党の鳩山邦夫元総務相を中心とするグループ「きさらぎ会」が都内ホテルで開いた「新年会」に出席。あいさつに立つと、人質事件に触れて冒頭のように言い放った。

  後藤さん殺害から、わずか2日後。日本だけでなく、国際社会が哀悼の意を表する中、親しい議員同士の“酒盛り”を催す鳩山元総務相の神経も疑うが、ノコノコ出かける安倍首相も安倍首相だ。しかも、悲劇的な結末を招いた政府の対応への反省や謝罪もなく、イスラム国に「指一本触れさせない」とたんかを切るなんて、完全に冷静さを失っている。

  この日、安倍首相は18日ぶりに東京・富ケ谷の私邸に帰宅。中1日をあけた5日、またもや新年会に顔を出した。自由民主法曹団が自民党本部で開催したものである。

 「会場にいる間、首相は終始ご機嫌で、何かつき物でも落ちたように笑顔を浮かべていました。中東歴訪から帰国した先月21日夜から人質事件の対応に追われ、公邸に連泊。睡眠時間も極端に減り、事件が長引けばダウン必至といわれていましたが、この日で衆参予算委の『内政・外交』の集中審議が終わったこともあり、解放感はひとしおだったのでしょう」(同席した自民党関係者)

  新年会を切り上げ、安倍首相が次に向かった先は九段下のホテルグランドパレス。ホテル内の日本料理店「千代田」で、読売グループの渡辺恒雄会長と約2時間、酒食を交えた。「千代田」の1人当たりの予算は軽く1万5000円を超える。人質殺害から5日後には早々とメディア幹部との“食べ歩き”を解禁。高級料理に舌鼓を打つとは、いい気なものである。

 「人質事件をめぐっては首相のカイロ演説など政府対応のマズさが、いくつも指摘されています。それでも首相は自分に火の粉は降りかかってこない、とタカをくくっているのでしょう。まだ人質殺害から日が浅いのだから、新年会や夜会合は自粛してもよさそうなもの。より緊迫度の高いテロとの長期戦を強いられた際、安倍首相はそのストレスに耐え切れるのか。このこらえ性のなさは、この国にとって致命傷となりかねません」(政治評論家の山口朝雄氏)

  犠牲者への哀悼より、ストレス発散を優先させる安倍首相に、テロの脅威から国民を守れるとは思えない。
http://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_239566

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介護「人手不足」を「外国人実習生=安価な労働力」で穴埋めする政府の“筋違い”- 産経ニュース(2015年2月8日17時58分)


 政府は、外国人労働者の門戸を介護現場にも広げようとしている。厚生労働省の有識者検討会は1月26日、外国人に日本で働きながら技術を習得してもらう「外国人技能実習制度」の対象職種に介護職を加えるよう促す中間報告書をまとめた。「安価な働き手」を確保してでも介護現場の深刻な人手不足を少しでも解消したい、という「苦肉の策」でもある。しかし、高齢者らを相手に日本語で会話する「言葉の壁」が問題視されるほか、国民の生活を支えるための日本の社会保障を外国人が支えることから、社会保障制度の矛盾になりかねないという批判も出ている。

 ■介護福祉士よりも低いハードル

 技能実習制度は、外国人の母国への技術移転を通じた国際貢献を目的としている。現在、農業や金属プレス加工、食品製造など約70職種を対象に約15万人を受け入れている。受け入れ上限は3年間だ。ここに対人サービスとしては初めてとなる介護職を平成27年度中に追加し、28年度に受け入れを始める見通しだ。

 実は、介護の現場ではすでに外国人が働いている。政府は20年度から経済連携協定(EPA)に基づき、締結先のインドネシア、フィリピン、ベトナムから介護福祉士候補者の受け入れを始めている。

 ベトナムは、現地で入国前の段階で、国際交流基金などが実施している日本語能力試験の「N3」の取得が必須となっている。試験のランクは最も難しい「N1」から最低の「N5」まであり、「N3」は、日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できる小学校高学年レベルだ。ベトナム出身の介護福祉士を受け入れている施設責任者は「コミュニケーションには問題ない。利用者や家族からの苦情もない」と評価する。

 ただ、こうした成功例は少数のようで、原則4年のうちに介護福祉士の国家試験に合格しなければ、直ちに帰国しなければいけない。合格してもやや待遇が向上する程度だが、これまで3カ国で計1538人が来日。国家試験に合格して日本で介護福祉士として働いているのは203人(昨年10月時点)にとどまる。会話はできても読み書きは苦手な外国人が多く、筆記試験をなかなかクリアできないのだという。人手不足の解消には「焼け石に水」といえる。

 そこで、介護福祉士の資格を必要としない外国人介護労働者を「技能実習制度」で迎えるという案が出たのだ。介護の現場では介護福祉士の資格を持たない職員も多いが、資格の有無の差は待遇で若干の違いがある程度だとされている。

 それでも、入浴や食事など要介護者への介助はコミュニケーション能力が欠かせない。とりわけ、認知症を抱える要介護者の対応には高い意思疎通能力が求められるという介護特有の事情を考慮し、検討会は介護職に限り日本語能力の確保を受け入れ要件に加えた。

 「介護という人の命にかかわるようなものが追加されるので、ハードルを高くしておいた方がいい」

 これまでの検討会では委員から、対象職種に追加する上で語学力を含めた要件設定を求める意見があった。これを踏まえ、中間報告は当初案で、「N3」レベルを基本とすると明記されていた。ところが最終的には、実習1年目で「N4」(基本的な日本語を理解することができる。小学校低学年程度)に達するところまで条件を引き下げ、「N3」は実習2年目の条件とした。

 ■国内の人材確保こそ課題

 厚労省の推計によると、非常勤を含めた介護職員は25年度時点で全国に約177万人。団塊の世代が75歳以上になり、介護需要が増大する37年には約250万人が必要とされるが、このまま対策を講じなければ、介護職員は約220万人しか確保できず、約30万人もの不足が生じる見通しだという。

 そこで着目したのが外国人技能実習制度だ。塩崎恭久厚労相は自民党政調会長代理時代に、職種に介護の追加を含めた自民党案作成に携わり、安倍晋三政権の成長戦略に盛り込んだ経緯がある。

 とはいえ、日本語能力の確保を要件とした議論の出発点は、介護分野に外国人実習生を受け入れることで、「言語の壁」が利用者に不安を与えるとの懸念に対応するためだった。日本人の介護職員の指導を受けながら、たどたどしい日本語の実習生が要介護者に寄り添い、その表情やしぐさをみて適切な介助ができるのか。「意思疎通がとれず、現場の混乱や事故を招きかねない」(自民党厚労族)との指摘は少なくない。

 また、技術移転による国際貢献が目的の技能実習制度について、中間報告は「人材不足への対応を目的としていない」とクギを刺し、こう念押ししている。

 「37年に250万人規模の介護人材を確保するには、国内の人材確保策を充実・強化していくことが基本。外国人を安易に活用する考えはとるべきでない」 だが、実習現場は実習生を「安価な労働力」「雇用の調整弁」ととらえ、賃金未払いなどのトラブルが多発している。言葉の壁に加え、文化的な違いから起きる摩擦や治安への影響を懸念する声も絶えない。政府も制度見直しに乗り出している。

 塩崎氏は27日の記者会見で、介護職の追加について「制度への批判も乗り越えられる形でやるのが前提だ。(介護職の追加は)進めていく」と強調した。

 だが、なし崩し的な介護職の追加は介護の過酷な現場を世界に発信することになりかねない。まずは低賃金、過重労働という厳しい介護職の現状を改善し、本来は担うべき日本人による専門性を高めることが先決だろう。
http://news.infoseek.co.jp/article/sankein_sk220150208504

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谷垣氏、地球の裏側論は「誤解」 安全保障法制整備で- 共同通信(2015年2月8日21時13分)


 自民党の谷垣禎一幹事長は8日、秋田県大館市での会合で講演し、集団的自衛権の行使容認を踏まえた安全保障法制整備について「地球の裏側」まで自衛隊を派遣することにつながるとの見方は誤解だとの認識を表明した。「国民の中に『地球の裏側』まで自衛隊を送るという誤解があると(法整備は)うまくいかない」と言及した。

 法的に可能であっても、政府の政策判断として派遣先には事実上制限があるとの見解を示したとみられる。

 谷垣氏は講演で「隙間のない安保法制をつくる」と強調。5月の大型連休明けが見込まれる国会審議について「丁寧に進める」と述べた。
http://news.infoseek.co.jp/article/08kyodo2015020801001687

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ちょっと(´-ω-)気になる記事 2021/05/31-03

2021年05月31日 23時40分38秒 | 気になった画像・映像(2021年 YouTube他)

 

普通の女子高生が「小売の極意」をつかめたワケ
2019年12月10日 5時35分 東洋経済オンライン

女子大生起業家として脚光を浴び、経営者、デザイナー、コメンテーター、インフルエンサーとマルチな活躍をする若手経営者・ハヤカワ五味さん。

生まれたときからIT技術や製品に囲まれて育った“ジェネレーションZ”世代の旗手として活動の幅を広げている彼女は、どんな経緯でビジネスの世界に足を踏み入れたのか。情報が増え、選択肢があふれる現代を生き抜くヒントを、これまでのハヤカワさんの人生からひも解いていきます。

みなさんは“ジェネレーションZ”という言葉を耳にされたことはあるでしょうか。

この“ジェネレーションZ”(以下、GZ)とは“ミレニアム世代”のようなある世代の総称なのですが、GZは1990年代半ば以降に生まれた「生まれたときからデジタルネイティブ」の世代を指すそうです。

その区分けからすると、1995年生まれの私は、日本の定義だとギリギリ“ジェネレーションZ”と呼ばれるクラスタになります。

今から6年前、18歳のときにランジェリーブランド「feast by GOMI HAYAKAWA」を立ち上げ起業した私は、多摩美術大学の学生でありながら、課題解決型アパレルブランドを運営する「株式会社ウツワ」の代表取締役社長として会社を経営してきました。24歳となる現在は、これまでの活動と並行して、テレビやラジオのパーソナリティーや生理用品にまつわるプロジェクトにも携わっています。

初の著作となる『私だけの選択をする22のルール あふれる情報におぼれる前に今すべきこと』でも触れていますが、私が立ち上げたビジネスは、インターネットの時代だからこそ実現できたものだと思います。では、どんな経緯でこの世界に足を踏み入れたのか。それは、中学生時代にさかのぼります。

楽しいと思えれば、苦手なことでも身に付いていく
裕福な家庭の生まれだとよく勘違いされるのですが、会社員の父と、パートタイマーの母、そして3つ下の妹というこれといった特徴のない家庭の生まれです。

実家は千代田区神保町にある古い2LDKのマンション。2つある部屋の1つを父が使用していたため、私と母と妹の3人でもう1つの部屋をシェアして過ごしていました。

小さな頃から両親とは不仲で、まともな会話をしたことはほとんどありませんでした。小学生のときは、教師や同級生の親からいじめを受けて心を閉ざすように。教室では隅っこで過ごし、家でも本や漫画を読んだり、ゲームをしたり、アニメを観たりと1人で過ごす時間が多い子ども時代だったと思います。

中学生になってからは、アニメ好きが高じてコスプレに目覚めました。お年玉を使って中古のミシンをネットで購入し、ボーカロイドの初音ミクや『マクロスF』のヒロインであるランカ・リーの衣装を友だちと一緒につくって着ていました。もともと図工など、ものづくり自体は好きでしたが、服をつくる経験はこのときが初めて。わからないなりに見よう見まねでミシンを動かしていたら、意外と形になるので驚きました。

ちなみに、私の中学生時代の家庭科の成績は5段階評価で3。もとより裁縫が得意なわけではありません。それでもつくりたいという意欲があったから、どんどん上達していったのです。自分が楽しいと思えることは、特別得意なことでなかったり、未経験だったとしても、自然と身に付いていくんですね。

私は、何かを選択をする際に後悔しないよう、自分だけのルールを決めています。そのなかに「ないならつくってみる」というものがあるのですが、それはまさに、このときの経験が出発点だったと思います。

大好きなロリィタファッションがビジネスにつながった
コスプレに目覚めた私が次に興味を持ったのが、ロリィタファッションです。きっかけは、中学2年生のときに読んだ古屋兎丸先生の漫画『彼女を守る51の方法』でした。ヒロイン・岡野なな子の強くたくましい姿と、彼女が着ていたゴスロリの服装に惹かれていったのです。

それから『KERA』などのロリィタファッションが掲載されている雑誌も読むようになり、どんどんのめり込んでいきました。

しかし、ロリィタ系の服は1着2万~3万円が相場。中学生ではとても購入できません。

当時、私の家はバイト禁止かつお小遣い制ではなかったので、お年玉などの臨時収入で好きな漫画やゲームを購入していました。だからといって、パートタイマーとして働いている母にお金をせびるのは申し訳ないですし、そもそも親の好みのファッションではないので、買ってくれるはずもない。そこで最初は自分でロリィタ服をつくっていたわけです。

しかし、ある問題が発生します。当時のロリィタファッションは、金髪ツインテールが鉄板。さすがに髪の毛は染められないので、ファッションウィッグを探すことにしました。

そこで驚きの発見をします。フリマサイトや原宿などでは8000円程度で販売されているウィッグが、オークションサイトでは500円程度で出品されていたのです。

ただ、掲載されている写真の画質は最悪だし、商品の説明文も翻訳ソフトで変換したような怪しい言い回し。正直なところ、買ってもいいものか不安でした。でも、ほしいという気持ちのほうが上回っていたし、粗悪品をつかまされても500円なら安いもの。一か八か落札することにしました。

購入してから1週間後、私のハラハラする気持ちとは裏腹に、商品はあっさりと届きました。しかも実物は、オークションサイトに掲載されていた写真より数倍かわいい! その瞬間、「フリマサイトで市販価格より安めに設定したら売れそうだ」と閃きました。

その頃、毎日のようにオークションサイトやフリマサイトで中古のロリィタ服を探し求めていたので、さまざまなことに気づきました。例えば一般の若い人も多く使うフリマサイトでは写真や説明文がきちんとしているけれど価格が高く、一方で、業者が多く一部のハイリテラシーな人だけが利用していたオークションサイトは写真や説明文は雑だけど価格が安く設定されていること、などなど。

こうして私は、オークションサイトでウィッグを仕入れ、フリマサイトで売るようになりました。そして、月に3万~5万円程度、多いときで10万円を超える収入を得るようになったのです。

ネット転売から学んだ、小売業の極意
当時、転売をする際に意識したのは、「写真の撮り直し」と「タイトル・商品説明文を吟味すること」の2点です。

写真については先にも述べたように、オークションサイトの写真は画質が最悪だったうえ、ほかのサイトからの盗用なのではないかと思われるものも多くありました。また、当時のファッションウィッグの商品写真は、多くがマネキンに商品をつけた白バックのもの。これでは無機質な印象を与えるうえに、着用したらどうなるかが想像しにくいと感じました。

そこで私は、100円ショップで購入したヘッドトルソーにウィッグをつけ、あえて自室で撮影した写真を使うことにしました。ほかにも、実際に自分が着用した自撮り画像(顔はスタンプで隠しましたが)を商品写真として使うことも。そうした工夫を施すことで、私自身がオークションサイトから購入した際に感じた不安を解消できたと思います。

タイトルと商品説明文に関しては、とにかく一目でわかりやすく、正直な内容を心がけました。タイトルではファッション用のウィッグであること、新品であることを少ない文字数で的確に表現し、商品説明文では「少し絡みやすいですがテカリがなく自然な髪質です」というように、商品の特徴を正直に伝えることを意識しました。

さらに、写真やタイトル、説明文を吟味するうえで大事なのは、「ターゲットを絞って価値提案をする」ことです。例えば、私が当時転売していたウィッグの中には、コスプレ用として販売されていた商品も多くありました。

ですが、「以前はやったキャラのコスプレ用ウィッグ」を求めている人よりも、「かわいいロリィタ服に合うファッションウィッグ」を探している人のほうが多いだろうと思ったのです。そこで、写真にしろ、文章にしろ、ファッションウィッグとしての価値を提案し、理解してもらえるよう意識しました。

ターゲットがどういうことに不満を持っているのか、どういう商品がほしいのかを考え、その人たちの購買意欲を後押しする見せ方は、小売りの仕事をするうえで非常に大事なポイントです。今思えば、このときに身に付けた「ターゲットを明快にすること」「ターゲットの購買意欲を後押しすること」という2つのルールは、ものを売ることの基礎であり、後に小売りを職業とした際にもとても生かされました。

このウィッグ転売の経験から、オンラインでものとお金のやり取りをすることに対しての抵抗感が、私は人一倍低かったのだと思います。この後、15歳のときにロリィタ服に合わせようとつくった「キリトリ線タイツ」が好評となり、インターネットを使って販売するようになりました。この頃から“ハヤカワ五味”と名乗るようになり、ビジネスの世界に足を踏み入れていったのでした。
https://news.livedoor.com/article/detail/17503007/

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SNS社会でなりすましは不可能! “文章の指紋”による高度な解析法を言語学者が解説
週刊女性PRIME / 2019年10月24日 16時0分

 一見すると匿名に見えるSNS社会。デジタルの文書なら、なりすましなんてカンタ~ン♪ なんて思っていませんか? いえいえどうして。最近の技術を使えば、すぐに誰が書いたか判明してしまうとか。だから、軽い気持ちで書いたひと言が、巨額な損害賠償請求の騒動になる可能性も……。情報社会の最新事情を解説。心して読んで!

他者になりすますことはまず無理
 私たちの生活にすっかり溶け込んでいる、パソコンやスマホなどといったデジタル機器での文書作成。手書きと違い、なんとなく体裁が整ったように見え、個性が消える感じもする。

「いえいえ。実は手書きよりも、デジタル機器で作成した文書のほうが、その人の人となりが表れやすいんですよ」

 こう語るのは、言語学と法学を専門とする明治大学教授の堀田秀吾さんだ。堀田さんが続ける。

「ですから、インターネットやSNS上で他者になりすますことは、まず無理です。匿名で誹謗中傷を書いても、すぐに身元がバレて、名誉毀損で訴えられたりしますからね」

 例えば、ほかの人のLINEアカウントから本人になりすましてメッセージを送ったり、インターネットの掲示板で他人のふりをして書き込んだりした場合、いくらなりすました人の特徴をまねしていたとしても、専門家からは「これは本人ではない」と見破られてしまうという。

「スマホやSNSの普及によって、筆跡を偽るようにメールやメッセージアプリ上で、他者が本人を装うことが珍しくなくなりました。そういった行為が数多くの刑事事件、民事事件で散見しており、私たちのような言語学者に、本人か否かの解析を依頼するケースが増えています」(堀田さん、以下同)

 交際していた女性を殺害した男性が、女性のメールから本人になりすまして、家族に「心配しないで」という趣旨のメッセージを送ったところ、その文言から足がついたというケースもあるとか。

“文章の指紋”がカギ
 それにしてもいったい、どのようにして鑑定をするのか? 筆跡ならまだしも、デジタル上に記録された文言となると、いくらでも装えそうなもの。

「みなさんの文章には長年培われてきた“癖”があります。句読点のタイミングや助詞の使い方など、それぞれに個性があるんですね。われわれの世界では、“文章の指紋”と呼んでいるのですが、個人の文章の特徴を集め、アルゴリズムやビッグデータ解析などによって、その人にしかない特徴を浮き彫りにすることができます。

 また、日本語は“ひらがな” “カタカナ” “漢字” “アルファベット”を使い分ける言語なので、その組み合わせに非常に個性が出やすい。デジタルで作られた文章だからこそ、手書きより条件が安定しているため、解析がしやすいのです」

 確かに、Aさんのメールは硬い表現や挨拶が多いとか、Bさんは幼稚な言い回しやニュアンスが多いという具合に、人の文章を見返してみると、“人となり”ならぬ“文字となり”のような個性がある。

 堀田さんによれば、こういった癖は文章の長短にかかわらず「必ずある」という。

 興味深いことに、子どもを装って漢字の部分を意図的にひらがなに変えても、前述のように助詞の使い方などを統計的に照らし合わせることでウソが発覚してしまうとか。

 また、アルファベットを使用する英語においても、アラブ人を装って書いた文章が、実はアメリカ人によるものだと発覚したケースなど、文章のなりすましは、海を越えて横行している。

 それゆえ、“文章の指紋”による解析は極めて精度が高く、研究も日進月歩で行われているのだ。ネット上だからといって、安易になりすましやウソがつけると思ったら大間違いというわけ。

匿名性が高いほど雄弁に
 当然、ヘイトスピーチに代表される匿名での悪口も、気をつけなければならない。

 2018年1月には、プロ野球・横浜DeNAベイスターズの井納翔一投手が、妻に対するネットの書き込みに対し、本人を特定し約200万円の慰謝料を請求したケースがあった。

 使用しているパソコンのIPアドレス(電話における電話番号のようなもの)以外にも、“文章の指紋”が本人特定の証拠になる可能性は高い。

「“匿名性が高いほど人は雄弁になる”という科学的エビデンスもあります」

 そう堀田さんが指摘するように、人は匿名だからこそ過激になったり、粘着質になったりしがち。匿名を傘に、調子に乗って打ち込んだ誹謗中傷が、思わぬ落とし穴につながるのだから、ネット上においても、もはや“口は災いのもと”だと自覚すべし。

「すぐ廃棄できる手書きのメモと違い、LINEなどのメッセージは文章がデジタル上に残ります。消去しても、回復することができる場合もあります。IPアドレスと同じく、“文章の指紋”という言葉がより浸透して、“インターネット上でも完全な匿名やなりすましはありえない”という認識が広まるといいのですが」

 行為の批判ではなく、人格の批判などをすると名誉毀損と見なされる。たとえ事実を言っただけだとしても、人格を否定するようならアウト。

 SNS投稿、ウェブサイト・掲示板に掲載したことで個人の名誉が害された場合、慰謝料の相場はどれくらいなのか。弁護士の猿倉健司さんはこう説明する。

「高い場合は100万円程度ですが、通常は数十万円程度であることが多いように思います。もっとも、嫌がらせを含み、1年以上にわたるなどのケースにおいては、200万円の慰謝料が認められた例もあります」

 また、相手が著名人となると、

「100万~300万円の慰謝料になることもあり、会社・法人の信用を毀損したような場合には、300万~500万円の損害賠償が認められることもあるようです」

 という具合に、授業料ではすまない結果となることを覚えておくように。ネットを使った陰湿なイジメや陰口なども、取り返しがつかないことになる。

 さらには、海外ではこんな対応も。

「イギリスではすでに、保険会社が言語学者を専任で雇うことがあります。他殺にもかかわらず、自殺を装わせるために犯人自らがパソコンで遺書を書くような保険金詐欺が少なくないんですね。そういった詐欺を暴くために、言語学者に分析を依頼するわけです」(堀田さん、以下同)

 ここ日本では、2019年1月13日から相続法が改正されたことで、自筆証書遺言の目録部分をパソコンで作成することが認められるようになった。デジタル時代に呼応するように、今後はさまざまなことがインターネット上で行われるようになるはず。

 だからこそ、覚えておいてほしいのは、すでにネット上ではウソをつけなくなっているということ!

「そもそも文体分析は、贋作も多数存在するシェークスピアなどの作品を“これは本物か否か”といったことを研究してきたような、数百年も前からある学問です。むしろ世の中がデジタル化したことで、より判明しやすくなったともいえます」

 伝統的な学問だからこそ、ネット社会の闇を突くことができるというのは、なんとも興味深い話ではある。

「ネットで匿名だから大丈夫」──。そんな考えは通用しなくなっていることをお忘れなく!

(取材・文/我妻弘崇)
https://news.infoseek.co.jp/article/jprime_16358/

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「喪中」と「忌中」それぞれの意味に違いはあるの?どれくらいの期間なの?
2019年11月4日 0時0分 Japaaan

どちらも「身内の死に際して身を慎む期間」でもその違いって?
日本では、肉親や親戚が亡くなると「喪に服す」または「忌に服す」という習慣があります。年賀状を書き始めるくらいの時期に「喪中見舞い」として、「新年のお祝いをご遠慮します」といった内容の葉書を受け取ったことのある方は多いでしょう。


さて、似たようなシチュエーションで使われることの多い「喪中」と「忌中」には、それぞれどのような違いがあるのでしょうか?


「喪中」って?その期間は?
「喪中」は、そのまま「喪に服すること」という意味です。

これは親族などが亡くなった場合に、その死を悼んで哀悼の意を表すために、社交的な行動、華やかな場への出席などを避け、身を慎まなければならないことです。

これは元々は神道で「死=穢れ(気枯れ)」と考えられていたことに基づく、日本特有の風習でした。
神道では「人が亡くなるのは穢れたものに憑りつかれたから」と考えられ、死者を出したその家に人間も同じように死の穢れに全身包まれている、とされていたのです。

ですから「死=穢れ」と考えないキリスト教や仏教では、本来はここまで厳しい喪中の規定はありませんでしたが、日本では1947(昭和22)年まで「服忌令(ぶっきりょう)」という法令により服喪期間が厳密に定められていたこともあり、いつしか宗教に関係なく「それが常識!」とされ、日本の文化・風習になったのです。

現代ではそういった法令がなくなったため、喪中の期間はその頃からの習わしに基づき、一般的に

配偶者、父母:12~13カ月故人の子ども:3~12カ月兄弟姉妹:3~6カ月祖父母:3~6カ月
とされています。


「忌中」とは?「喪中」とは何が違うの?
一方「忌中」の方も、「喪中」と元々の考え方は同じです。

こちらは一般的には、身内が亡くなった時から始め、仏教式では四十九日の法要まで、神道式では五十日祭、キリスト教式であれば1ヵ月後の召天記念日または五十日祭までとなっています。


「喪中」との違いは、喪中が死者に対する哀悼の意を表すために身を慎む期間であることに対し、「忌中」は「死」による穢れを周囲に広めない事が目的とされていることです。

また喪中の場合は、故人との続柄によって服喪期間の長さが異なりましたが、忌中の期間は基本的には「故人と2親等以内」であれば、一律で四十九日間となります。

「喪中」や「忌中」についての考え方には、そのまま「死」というものへの各宗教・宗派ごとの考え方の違いが反映されているので、宗教・宗派が違う身内が亡くなった場合には確認しておいた方が良いですね。
https://news.livedoor.com/article/detail/17330481/

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「薬やめる科」の医師が教える 日々の不調を治す“減薬”法
WEB女性自身 / 2019年11月6日 15時50分

「頭痛や疲れやすさ、便秘に肩こり。そんな不調の原因は今飲んでいる薬にあるのかもしれません。薬が病気を招くこともある。それに気づいていない人が多いんです」

そう語るのは『薬の9割はやめられる』(SBクリエイティブ)の著者がある松田医院 和漢堂(熊本県熊本市)の松田史彦院長。今年6月、厚生労働省は高齢者の薬の数を減らすため「高齢者の医薬品適正使用の指針」を示した。5種類以上の薬を飲み続ける多剤服用によるトラブルが増加しているからだ。

日本初となる「薬やめる科」を開設した松田先生が解説する。

「高齢になると、さまざまな病気を抱えるため、複数の病院から薬が処方されます。77歳の女性に24種類の薬が処方されていたケースもありました。血圧が高いと降圧剤、頭が痛いと鎮痛剤、薬の飲みすぎで胃が痛くなったら胃薬……と次々薬が出されていたのです。飲む薬の種類が増えれば、副作用が起きる可能性も高まる。多剤服用で寝たきりになったり、認知機能が低下することもあります」

高血圧や高コレステロールは脳梗塞や心筋梗塞などの原因となる動脈硬化の発症リスクを上げる。重い病気を予防するためなら……と飲み続けている人も多い。ところが、こんな例があると松田先生は話す。

「あるとき、50代の女性が、足がけいれんするので、薬を出してほしいと診察室を訪ねてきたんです。女性は加齢による症状だと思い込んでいましたが、よく話を聞くと、コレステロール値を下げる薬を2種類飲んでいることが判明。それらの薬には筋肉がけいれんする副作用がありました。コレステロール値が安定していたこともあり、女性は私と相談して、薬をやめることに。すると、足のけいれんはすぐ改善しました。薬でも、足のけいれんは抑えられたかもしれませんが、そうすることで、次なる薬の副作用や、コレステロール薬の肩こりや頭痛といったほかの副作用に悩まされていたでしょう」

また、年齢とともに高くなりがちな血圧のせいで、何種類もの降圧剤を飲む人も少なくないが、松田先生はこれにも警鐘を鳴らす。

「医師のなかには、血圧の値しか見ず、降圧剤を投与しても血圧が下がらないならば次の薬を……と、足し算で考える人がいます。私の患者さんにも5種類の降圧剤を服用し、その副作用によって1分間に120回と、心拍が異常に速くなる頻脈を起こしていた人がいました。そこで、薬を減らし、生活習慣を改善したところ、心拍数は78回にまで低下、血圧も下がっていったのです」

薬が日ごろの不調の原因になりうるのだ。

「骨がもろくなる骨粗しょう症や、高血圧の治療薬の副作用には、更年期や加齢による症状と似たものがあり、薬の副作用と気づかないケースも。年をとれば誰にでも起こることだと我慢している人も少なくないのです」

飲んでいる薬を減らすことでさまざまな不調が改善されるなら、すぐに始めたほうがいいかも?

「自己判断で薬の服用をやめてしまうことは禁物です。減薬するときは、医師や薬剤師と相談しながら行ってください。薬には副作用もありますが、病気や症状を改善する力もあり、激しい痛みや苦痛を抑える場合、緊急時には絶対に必要です。薬が悪いのではなく、薬との付き合い方が大事なのです」

なにか不調を感じたときに、飲んでいる薬に疑念を抱いてみる。そんな発想も重要だ。
https://news.infoseek.co.jp/article/joseijishin_1792591/

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芸能界で発症続出 脳卒中の明暗を分ける「3つの条件」とは
日刊ゲンダイDIGITAL / 2019年11月16日 9時26分

 明暗を分ける結末だった。8日午後7時ごろに自宅で体調不良を訴えた歌手の加山雄三さん(82)はすぐに受診して脳梗塞と判明。点滴治療で快方に向かっている。しかし、翌9日に自宅で倒れた落語家の桂三金さんは病院に救急搬送されたものの、脳幹出血で帰らぬ人に。48歳だった。血管が詰まる脳梗塞と血管が破れる脳出血とでは全く異なるが、何が生死を分けたのか。東京都健康長寿医療センターの桑島巌顧問(循環器専門医)に聞いた。

 ともに高血圧がリスク因子として大きい。特に三金さんは身長168センチながら、体重120キロの巨漢。桂一門の関係者によれば、「彼ほど太っていることを芸として確立した人はいない。(太るために)無理して食べていたこともあったのではないか」と語る。

 4月20日の自らのブログでは、奄美大島を訪問した際のことを投稿。初日は、空港に着いてからヤギ乳ソフトクリームを食べて、奄美名物の鶏飯を楽しみ、島豆腐屋へと、ランチでハシゴ。翌日は、朝から本マグロステーキと、かなりの食欲ぶりがうかがえる。

「三金さんは仕事柄、食べることが大事だったのかもしれませんが、それならなおさら血圧の管理が大切だったと思われます」

 そう言う桑島氏は、朝の発症時刻に注目する。

「血圧は一日の中で変動していて、寝ている間に下がって起床して活動すると上昇します。ところが、高血圧の中には、夜間に下がらず高いままのタイプもある。特に11月は最低気温と最高気温の気温差が大きく、朝の寒さを感じると、血圧上昇のカーブが急になりやすい。三金さんが夜間の血圧が下がらないタイプで朝の気温が低かったとしたら、リスクが重なり、危ない。朝は、しっかり防寒してから外出することです。低温のストレスがよくありませんから」

 発症前日の大阪は、最低気温13・1度、最高気温19・4度だったが、発症日の最低気温は前日より4度低い9度。前の日の最高気温との温度差は10度に上る。

■長嶋茂雄氏とオシム氏の違い

 では、加山さんの“勝因”はなにか。桑島氏は、搬送先の病院で受けた点滴治療に着目してこう言った。

「加山さんが点滴で受けたのは、t―PAと呼ばれる血栓を溶かす治療だと思われます。この治療の適応は、発症から4時間半以内。その時間内なら、血流が完全に回復して、症状がすべて解消することもまれではありません。劇的な効果のある治療でも、モタモタしていると、その恩恵にあずかれないのです」

 今月16日に予定されているコンサートは、来年1月15日に延期。その復帰に向けて治療に励んでいる。早期発見の加山さんは軽くて済んだが、治療が遅れると、大変だった恐れがあるという。

「82歳の年齢を考えると、加山さんを襲った脳梗塞は、心臓にできた血栓が脳に流れて詰まらせる心原性脳塞栓でしょう。そうだとすれば、長嶋茂雄さん(巨人終身名誉監督)とオシムさん(サッカー日本代表元監督)を苦しめたタイプと同じです。t―PAが保険適用されたのは2005年。長嶋さんの発症はその1年前で、オシムさんの発症は2年後でした。t―PAを受けられたかどうかの違いは大きい。心原性脳塞栓は治療が遅れると、重いマヒが残りやすいばかりか、呼吸中枢が詰まると、致死率が高い」

 厄介な心原性脳塞栓の原因が、心房細動と呼ばれる不整脈。高血圧の治療だけでなく、不整脈の治療も重要だという。
https://news.infoseek.co.jp/article/gendainet_587233/

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脳機能低下、認知症、うつ病発症 カギは「難聴」
NEWSポストセブン / 2019年11月16日 7時0分

 ヘッドホンを装着し、「ピー」「プー」などの音が聞こえたら手元のボタンを押す──健康診断でよくある聴力検査だ。

 自覚症状のない難聴を発見するのに適した検査だが、これだけでは完全でない。川越耳科学クリニック院長の坂田英明医師が指摘する。

「そもそも難聴にはいくつもの種類があります。大きく分けて、炎症や感染症、耳垢などによって聞こえにくくなる『伝音難聴』と、聴神経に障害が発生したことで言葉の聞き分けが難しくなる『感音難聴』があります。加齢による難聴も感音難聴の一種であり、高い音や子音が聞こえづらくなり、『佐藤』と『加藤』、『洗う』と『笑う』などを聞き間違えます」

 厄介なことにいずれのタイプの難聴も、脳の機能を低下させる原因となる。

「耳から入った音は脳に達し、記憶を司る海馬や、喜びや不安のもととなる扁桃体などを含む大脳辺縁系を刺激します。難聴になるとこれらの刺激が少なくなって脳機能が低下し、認知症やうつ病を発症しやすくなる。耳が聞こえにくくなることで人との会話を避け、孤立化しやすいこともうつ病や認知症を促進します」(同前)

 難聴とうつ病、認知症の関係は国際的に認められており、2017年には国際アルツハイマー病会議が「難聴は認知症の最も大きな危険因子」と発表した。また米国成人1万8318人を調査した研究では中程度聴覚障害群のうつ病リスクが2.4倍に達した。

 難聴は「耳の中」だけに原因があるのではない。中でも怖いのは「実はがんや脳腫瘍が原因だった」というケースだ。上咽頭がんにかかると、中耳に血管などから染み出た液体がたまる「滲出性中耳炎」を発症するケースがある。この中耳炎には自覚症状がなく、片耳の聴力が徐々に落ちていく。

 聴力低下に気づいて滲出性中耳炎を治療しても、大本の原因である上咽頭がんを見逃しているとがんが着々と進行し、気づいた時は末期という怖れがある。秋津医院院長で内科医の秋津壽男医師が指摘する。

「脳腫瘍の一種である聴神経腫瘍も痛みなどの自覚症状はなく、片耳だけ急激に聞こえにくくなります。普段過ごしているリビングで特定の方向から家族の呼びかけが聞こえなくなったら要注意です」

 耳が聞こえづらくなった場合、「痛みがなく、片耳が、徐々に」が重病のサインとなる。この3つが揃ったら、耳鼻科を受診したほうがよいということだ。早く気づけるほうが望ましいので、日常生活で注意を払うようにしたい。

「雑踏での人の会話が聞き取りにくくなったり、救急車のサイレンがどちらから聞こえるかわからなくなったら要注意です。『テレビやラジオの音が大きい』などと家族に注
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1484817/

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大規模研究で判明した「家系が影響するがん」とその確率
NEWSポストセブン / 2019年11月18日 11時0分

 がんによる死亡者数は年間37万3334人にのぼる(2017年)。日本人の2人に1人が罹患するといわれる国民病だけに、家族にがん患者がいるという人は多いはずだ。日本には古くから「がん家系」という言葉が浸透している。遺伝はがんの発生率を考える上で、重要なファクターのひとつだ。一方で、遺伝や家系よりも「生活習慣」のほうががん発症に大きく影響するという説もある。だが、その詳しい相関関係はこれまで明らかにされていないことも多かった。

 そうしたなか、10月に国立がん研究センターが「がんと家系の真実」に迫る興味深い大規模研究結果を発表した──。都内在住のA氏(60代・男性)は、日頃から規則正しい生活と、バランスの良い食事や適度な運動を心がけている。がん検診も定期的に受診しているが、たとえ検診結果が「正常」でも、常に拭いきれない不安を抱えているという。

「実は、父方の祖父が若くして大腸がんで亡くなっているんです。父親も50代前半で初期の大腸がんが見つかったことがある。私には今のところ異常がありませんが、それでも昔から“がん家系”という言葉があるので、自分も発症したらどうしよう、と気が気じゃないんです」

 がん発症の主要因は「生活習慣」か、それとも「遺伝」か──これは長年にわたって世界中で研究されてきたテーマだ。それを解き明かすべく、世界各国で進められてきたのが「がん登録」制度などの疫学調査だ。

「がん登録」制度は、がん患者の症例を登録・解析して医学的な統計データを得ることを目的として実施されている。古くは1929年のドイツ・ハンブルグでの調査を皮切りに、1940年代には米・ニューヨークや英・ロンドンなどの地域でも始められた。スウェーデンでは1960年代から50年以上にわたって全国民のがん病歴が登録されており、多くの知見を生んでいる。

 日本でも、1950年代から一部の地域でスタートし、2016年からは「全国がん登録」制度として、全国的な情報収集が行なわれている。こうしたデータはがんの予防や治療の進歩に役立てられてきたが、それでもがん発症において「生活習慣」と「遺伝」どちらが大きな原因となるのか、はっきりとした関係は見出せずにいた。

 そうしたなか、今年10月に、興味深い研究結果が発表された。国際対がん連合(UICC)が発行するがん専門誌『インターナショナル・ジャーナル・オブ・キャンサー』オンライン版に掲載された「がんの家族歴とその後のがんの罹患リスク」という論文である。論文は国立がん研究センターが中心となって行なっている多目的コホート研究「JPHC」(※注)の一環として発表された。【注※/コホート研究とは、疫学研究の手法のうち介入を行なわず対象者の生活習慣などを調査・観察する方法のこと】


 責任著者である国立がん研究センター・社会と健康研究センター疫学研究部室長の澤田典絵医師が説明する。

「従来から、家族が何らかのがんに罹患したことがある患者は、がんリスクが高くなると言われてきました。家族にがん患者がいる人が、同じ部位のがんに罹患する場合、2つの要因が考えられます。1つは、家族が生活するなかで共有してきた習慣などの環境的要因。2つ目が、親などから原因遺伝子の変異を受け継ぐ遺伝的要因です。しかし過去の研究では、がんの家族歴が与える本人のがんリスクへの影響を検討するうえで、本人の生活習慣を統計学的に調整していなかった。そのため今回は、本人の生活習慣の詳細なデータを取ったうえで、その影響を外した大規模研究を行ないました」

 この研究は、岩手県二戸、長野県佐久、新潟県長岡、高知県中央東、長崎県上五島、沖縄県中部など全国10地域にある保健所管内に居住する40~69歳の男女10万3707人を、1990~1993年から2012年まで平均17.4年間にわたって追跡した大規模な疫学データを元にしている。

 実父、実母、兄弟、姉妹のうち、少なくとも1人ががんになったことの「ある」グループと「ない」グループに対象者を分類。がん家族歴の「ある」グループは「ない」グループと比べて、がんに罹患するリスクがどれだけ上昇するかを解析した。さらに「年齢」「性別」「地域」「BMI(体格指数)」「喫煙」「飲酒」「身体活動」「糖尿病歴」「健康受診歴」「月経状況(乳がん、子宮がん)」「ホルモン剤の使用(乳がん、子宮がん)」という、属性や生活習慣などにかかわる10項目について対象者に尋ねている。

「我々は『家族ががんに罹患していても、本人が肥満や飲酒などの要因を持っていなければ、本人のがん罹患リスクにはならないと期待していました」(同前)

 導き出された研究結果は、澤田氏の想定と反するものだった。

「環境的要因にかかわらず、がんの家族歴がある人はがんに罹患しやすい、という結果が出ました。つまり、本人の生活習慣よりも、遺伝的要因、もしくは家族が共有してきた環境のほうが罹患に影響している可能性が浮かび上がったのです」(同前)

◆7種のがんで「家族歴」リスク

 掲載した図は、今回の研究結果をまとめたものだ。この数値は「がん家族歴のある人は、ない人に比べて罹患リスクが〇倍上昇する」ということを意味している。「がん家族歴があると罹患リスクが有意に増す」という結果が出たがんは、「肺がん」「食道がん」「胃がん」「肝臓がん」「膵臓がん」「子宮がん」「膀胱がん」の7種類だった。

 注目すべきは、これらが環境的要因による発症リスクが大きいと考えられてきたがんであることだ。代表的なのが、日本人男性の罹患数トップである「胃がん」だろう。胃がんは、環境的要因であるピロリ菌感染の影響が大きいとされている。しかし今回の研究結果では、がん家族歴があると胃がんの罹患リスクが1.36倍上昇した。男性の死亡者数が最も多い「肺がん」についても喫煙をはじめとする生活習慣による影響が大きいとされてきたが、家族歴があると罹患リスクが1.51倍上昇することが示された。

 アルコールやウイルス感染の影響が大きいとされる「肝臓がん」も罹患リスクが1.69倍上昇した。肝臓がんと同様にアルコールの影響が大きいとされる「食道がん」でも、がん家族歴があると罹患リスクが2.11倍上昇した。その他の膵臓がん(2.63倍上昇)、子宮がん(1.93倍上昇)、膀胱がん(6.06倍上昇)も、食生活などとの関連が指摘されてきたがんである。

 意外に思えるこれらの結果をどう読み解けば良いのか。前出・澤田医師はこう指摘する。

「今回の調査では、生活習慣・環境的要因の影響をなるべく除くように解析を行ないましたが、ピロリ菌やウイルス感染などの影響を完全に除去できていません。そのため今回の研究結果をもとに、ただちに“環境的要因より遺伝的要因の影響が大きい”と結論づけることはできません。ただし、これまで環境的要因が大きいとされたがんにおいて家族歴の影響が認められたことは注目に値するといえます」

 また今回の調査では、対象者を「喫煙の有無」「飲酒の有無」「肥満かどうか」で分類した解析も行なった。その結果、前述した7種類のがんについては、本人の喫煙や飲酒の有無と肥満かどうかにかかわらず、がん家族歴がある人の罹患リスクが上昇した。

「この結果からも、これら7つのがん発症には、総じて遺伝的要因や家族歴(共有する環境的要因)が影響している可能性がうかがえます。研究では、すべての部位のがんを含む『全がん』の数値も出しましたが、家族歴がある人はない人に比べて、発症リスクは1.11倍上昇した。何らかのがんをもった人が家族にいれば、がんリスクは上昇するといえます」(同前)

 一方、今回の研究で、がん家族歴との関連に「統計的に有意な結果が出なかった」とされるのが大腸がん、前立腺がん、乳がんだ。ということは、これら3つのがんは、家族歴ではなく生活習慣のほうが大きい要因であるということなのだろうか。従来の国内外の医学研究では、これら3つのがんはいずれも遺伝による影響が大きいと指摘されてきたがんだった。前出・澤田医師はこう分析する。

「大腸がん、乳がん、前立腺がんで有意な結果が出なかったのは、それぞれに理由があると考えています。まず大腸がんでは、罹患リスクの1つである赤肉・加工肉摂取など、その他の生活習慣要因や遺伝子情報のデータが調整できていない。

 また前立腺がんに関しては、そもそも家族歴がある対象者が少なかった。現在はPSA検査などによって見つかることが増えていますが、1990年代までは前立腺がんは患者が非常に少ないがんでした。進行が遅いため、罹患に気づかず亡くなった方も少なくない。そのため、対象者へのアンケートを元にした今回の調査では、正確なデータを把握しきれなかった可能性があります。今後の課題は家族歴の把握精度を向上し、環境的要因をさらに検討することでしょう」

 研究は発展途上だが、患者の多い代表的ながんの多くで「がん家系」が発症率に関係していることは間違いなさそうだ。

※週刊ポスト2019年11月29日号
https://news.infoseek.co.jp/article/postseven_1489395/

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大丈夫!? あなたの近くにいるかもしれない貧乏神
オールアバウト / 2019年11月18日 20時30分

自分って「ツキ」に見放されていると思ったりすることはありませんか? もしかするとそれは、あなたの近くに貧乏神がいるからかもしれません。

ネガティブな発言で運が逃げていく!
神様は善い行いを見ていてくれる、そう思っている人は多いのではないでしょうか? 神様はお願いして、待っているだけの人はスルー。頑張っている人にだけ手を貸してくれます。頑張っているのだから願い事を叶えてあげようと!

ただ、その人が望んでいることを叶えてあげようと神様が動こうと思ったとき、心の在り方や気持ちが望むものとズレていると、神様が混乱してしまい、どう動いてよいのか分からなくなってしまいます。

ちょっとした行動や発した言葉で、運は思わぬ方向に流れていってしまうことがありますので、注意が必要です。

不平不満を言う人に注意
職場やクラスやサークルの仲間で、いつも不満を口にしている人はいませんか? そう、このようなことを口にする人こそが貧乏神なのです。

人は誰しも、不公平感や不満を感じることがあります。その中でも、自分が感じた悪い感情やことをわざわざ周りの人に話すというのは、悪い氣を他の人に流している他ありません。

私たちが不平不満を耳にしたときには、まともに話を聞かないことが一番です。ましてやその人が発する不平不満に同調するのはもっての外。同調することで、自分も不平不満を口にしているのと同じことになってしまうからです。

神様は口から出た言葉をその人が求めていること?と思いますので、これでは頑張ってきたことが水の泡になってしまいますよ。

否定する人との会話は運気を下げる
夢や目標について話しているとき、「そんなの無理だよ」「できる訳ないよ」など、他の人の話を否定する人がいます。このような人も貧乏神です。

人はポジティブな感情を持っていることで運気は上がっていきますが、反対に否定されると不安やネガティブな感情が湧いてきてしまい、運気は下がってしまうからです。もし会話の中で否定されてしまったら、それ以上の会話はしないようにしましょう。

もちろん、叱ってくれる人や注意してくれる人は必要です。とはいえ注意と否定は違います。否定されてしまったら、可能であればその後に自分の夢や目標を一緒に分かち合ってくれる人、支えてくれる人と話すことをおすすめします。

貧乏神の正体はその場の氣!?
人はネガティブな感情や雰囲気に囲まれてしまうと、知らないうちに行動パターンや感情もマイナス思考になってしまいます。不平不満を話す人や否定ばかりする人とは、一定の距離を保って付き合っていくことが大切です。

また、面白半分で良くないことが起こった場所に遊びに行くことも避けましょう。

運気というのは、文字通り「氣を運ぶ」と書きます。つまり、ポジティブな人や良い氣が溢れているところでは良い氣を取り込むことができる一方、ネガティブな人や良くない氣が溢れているところでは悪い氣を吸収してしまい、物事は必然と良くない方向へと流れてしまうのです。

氣は目に見えないものですが、自分で感じられるもの。良い氣を取り込むためには周囲を見渡し、自分で良い氣をつくっていきましょう。ちょっとした習慣で悪い氣・貧乏神を遠ざけるだけでなく、良い氣・福の神を呼び寄せることができるのです。
(文:飯田 道子(マネーガイド))
https://news.infoseek.co.jp/article/allabout_40453/

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4月4日・12月12日など、偶数ゾロ目日は曜日が同じ
NEWSポストセブン / 2020年1月20日 7時0分

4月以降の偶数月で「月」と「日」の数字が同じ日は、今年はすべて土曜日。2019年はすべてが木曜日で、2018年はすべて水曜日だった

 私たちの生活に密着し、普段なにげなく使っている数字。実は、数字には意外な意味が込められていたり、ちょっとした不思議なことがあったりするのだ。ほぼ毎日、目にするであろうカレンダーにもちょっとした数字のマジックが隠されている。

 どの年でもいいので、年間カレンダーを見てほしい。4月4日、6月6日、8月8日、10月10日、12月12日を見てみると、不思議なことに同じ曜日になっている。ちなみに、2020年はすべて土曜日。年によって曜日は異なるものの、同じ曜日になる。

 これは4月4日からの日数が7の倍数になっているため(4月4日、6月6日、8月8日、10月10日、12月12日はすべて63日間隔)。閏年による1日の日数調整は2月にされるので、3月1日以降の日付の間隔は毎年変わらないというわけ。ちょっと自慢できそうなトリビアだ。

※女性セブン2020年1月30日号
https://news.infoseek.co.jp/photo/postseven_1526578/