紆余曲折のあちこち滞在記(越南編)

日本から上海、そして日本、気がつけばフィリピン。
かと思えばベトナムへ。
どこへ行くのか?紆余曲折の滞在記。

しゃぱにゅやき!

2006年02月28日 22時07分14秒 | Weblog
左膝骨折は概ね回復し、日常生活にはほぼ支障が無くなった。

リハビリの内容にも一日おきではあるが10分間のジョギングが加わった。

そんなリハビリの担当医はイギリス、マンチェスター出身で昨年上海へやってきたC氏である。

もちろん中国語も日本語もできないが、なかなかアジアでの生活を楽しんでいるようだ。


C氏からはリハビリ内容の指示やマッサージをしてもらうのだが、そのマッサージ中にいろいろ話をすることが多い。

C:「ヤア、xicun!偏平足矯正ギブスの調子はドウダイ??」

僕:「あっ!今日、忘れちゃった!ははは…」

C:「駄目ジャナイカ。トコロデ週末のPartyはドウダッタ?」

僕:「うん、楽しかったよ。」

C:「ヤハリJapaneseはアレをタベルカイ?」

僕:「あれ?」

C:「シャパニュヤキ」

僕:「??」

僕:「え、えーと、、、サパニン?」(上海語で日本人)

いや、日本人がサパニン食べたら大変だ…

C:「No!シャパニュヤキでーす!」

うーん…

僕:「あっ!しゃぶしゃぶ?」

C:「チガイまーす!シャパニュヤキでーす!」

僕:「じゃあ、すき焼き?」

C:「No!」

僕:「焼肉??」

C:「チガイまーす!」

な、なんだ??

僕:「わかんない。どんな料理?」

C:「私もシリマせーん」

僕:「………」


イギリスの日本料理屋ではシャパニュヤキがあるんでしょうか??

ご存知の方、教えてください。

気をつけなければ…

2006年02月28日 08時16分32秒 | Weblog
他人事とは思えない。

帰国時は(特に埼玉では)必ずパスポートを携帯しよう。




日本人を旅券不携帯で逮捕=外見「外国人」と誤認-埼玉県警

 埼玉県警川口署は27日、入管難民法違反(旅券不携帯)容疑で川口市の女性(28)を誤認逮捕していたと発表した。女性は日本人と分かり、同署は約14時間後に釈放した。
 同署によると、25日午後7時40分ごろ、川口市内の路上で、パトロール中の警察官が職務質問。女性は「日本人です」と話したが、その後の質問に答えなかったため、同署に任意同行した。
 26日午前5時15分ごろ、同署は裏付け捜査が不十分なまま、女性の外見が東南アジア系の外国人に似ていることや話さないことから、外国人の可能性が高いとして逮捕した。しかしその後、母親に確認したところ、日本人と判明。同日午後7時20分に釈放した。
 同署は26、27の両日、女性と家族に経緯を説明し謝罪した。 
(時事通信) - 2月28日1時1分更新

第12回山陰人会

2006年02月25日 21時00分30秒 | Weblog
今年最初の山陰人会を開催した。

今回の参加者は最終的に8名。

最近としてはやや少なめ。

会場は今回の幹事である清水さんお薦めの「吉辰」。

お店の雰囲気も良いし、味も十分だったと思う。

また何かの機会に使いたいお店である。


途中、トイレから戻ると、場は何故かカレーの話題に。

青木さんの「僕のカレーはとても美味しい」発言により、次回の山陰人会は








「青木シェフによるカレーホームパーティ!」








と、相成りました。

予定は3月中旬から下旬あたり?

参加者はマイ食器持参です。

はっきりしたら報告します。



吉辰
虹橋路1482号(×古北路)
食べ飲み放題 138元/人





偏平足矯正ギブス

2006年02月24日 20時49分32秒 | Weblog
どうやら密かに作ってたらしい。







正直、予想通り…

もう少し面白いものを期待してたのだが…

実際に履いてみると、土踏まずの辺りがかなり反っていてつぼを刺激し少し気持ち良い。

ちょっぴり気に入った。

少林寺への道

2006年02月14日 17時20分54秒 | Weblog
本日お昼過ぎ、

突然ですが、







閃きました。

旅に出かけてきます。

別に今年の情人節(バレンタイン)妻が実家に帰っていて、しかも今年はチョコすら貰えなかったことがきっかけで喧嘩をし、ついつい旅に出てしまった訳ではない。ただ行きたかっただけです…

行き先は駅に着いてから考えます。

とりあえずパスポートもって上海駅へ移動。

ちなみに今回の旅のテーマは「ビバ!無計画旅行!」です。


途中市内で買い物をしてたため、駅に到着したのは3時過ぎ。

時刻表を見ながら、どこに行こうか?考えます。

妙に暖かい最近の上海ではあるが、やはり北方は×です。

成都、重慶、遠いなぁ…

アモイ、福州、これまた遠いなぁ…

洛陽…おっ!これいいかも?

でも、どうせあまり時間ないからゆっくり観光できないだろうな…

鄭州…ん?確かこの町って、





成人用おもちゃで有名?
(有名ではありませんが、駅前にこういうお店ばかりが並んでる通りがありました)

ではなく、






ここです。






ここです。







そう、少林寺です。


きっとジェット・リーみたいなのがうようよいるに違いありません。

さっそく窓口でチケット購入。

もちろん狙いは硬臥(B寝台)。

硬座で長距離移動という前回のような愚行は二度といたしません。

僕「今日のK152便、硬臥………」

僕「えっと、えっと…」



鄭州の「鄭」の字、読めません!!



こんなピンイン知らないよ…

窓口のおばちゃん(以下「窓」に省略)「ん??」

僕「えっと、終点まで…」

窓「zheng州まで?」

うーん、あってるかどうかわからん…

しょうがない、筆談するか…と思ってると、おばちゃんが書いてくれた。

僕「そう、そこ!そこまで1枚」

親切にピンインまで教えてくれた。


久しぶりの上海駅構内はなんだかリニューアルされてて、構内にケンタッキーまでできてる。

なんだか素晴らしい。





寝台列車に乗るのは一昨年に香港へ往復したのが最後だが、あの列車に比べるとやや見劣りする。

が、硬座に比べれば全然快適である。

上海を16時52分に出発し、鄭州へは翌朝7時25分に到着する。


翌朝、鄭州には10分遅れで到着した。

とりあえず帰りのチケットを買いに行くと、既に人がいっぱい。

40分待って窓口に到着するも、今夜の上海行きは全滅。無座しかないそうだ。

無座なんて乗ってられるか!と、高速バスターミナルへ向かう。

どの道、少林寺へはバスで向かうことになる。

昨晩、同室の乗客が教えてくれた。

上海行きのバスは10時、17時20分、20時、22時と4本もあった。

どれも空席があったので、17時20分のバスを購入した。

ついでに登封(少林寺の近く)行きのチケットも購入。

ただ、意外と込み合っていて、10時のバスになった。


登封までは高速バスで1時間30分、到着したバスターミナルから少林寺行きのバスに乗り換えれば行けるらしい。


登封に到着したのは11時40分ごろ。

とりあえず鄭州へ戻るバスのチケットを購入。

15時にここを出れば十分だろう?

で、ローカルバスに乗り、さらに乗り換え少林寺へ向かう。

バスの窓から見える市内の様子では、ジェット・リーのようないでたちの人はいない。

なんだか一般人っぽい人民ばかりだ。

だが、少林寺が近づくにつれ、なんちゃら武術学校というのが増えてきた。

いつの間にやら武術学校の学生らしき人が交じっている。





なんだか期待できそうです。


さて、バスは少室山風景区入口と言うところまでしか行きません。

そこからは自然保護のためか、歩くかバッテリーカーを使うしかない。

少林寺までは2キロしかないので、僕は歩くことにした。








歩くこと20分、少林寺に到着しました。







思ったほど大きな寺ではない。(でも、小さくはないが…)

どんどん上へ登っていくも、僕が期待するような人たちがいない。

で、登りきってしまい、意気消沈したまま下りていくと、なにやら物騒な音がする建物が…

中を覗いてみると…




秘密特訓中の陳老師(仮名)

動きが早くて、派手なシーンを逃しました


やや満足し、下山することに。

登封バスターミナルには2時30分ごろ到着した。

予定通り3時のバスで鄭州へ向かった。


途中、いくつか武術学校の近くを通るのだが、学生たちが遊んでるのが見える。

学生たちがふざけあってるのが見える。

回し蹴り、ハイキック、何だか妙に迫力がある。

やはりここ登封に住む人たちは、人民の皮を被ったジェット・リーだったのか…


バスは予定より30分遅れの17時調度に到着した。

上海行きのバスは17時20分。

もう全然時間がない。

昨日、電車に乗ってから実は何も食べていない。

ここ鄭州でちゃんと食事がしたかったが、どうしようもない。

仕方がないからバスターミナル待合室で出前一丁を食べる。

だが、お湯がぬるいのか、いつまで経っても柔らかくならない。

出発時間が迫ってるので、構わずバリバリ食べる。

ちっとも美味しくない…

ビバ!無計画旅行!





中国の夜行バスは日本のように椅子ではなく、ベッドだと思って良い。

そのベッドもちゃんとしたのもあれば、そうでないのもある。

このバスは後者だった。

最後尾以外はそれぞれのベッドが隣接していない。

ちゃんと空間がある3列ベッド(2段)なのだが、最後尾は5列(上段は3列)になっている。

僕は最後尾下段の真ん中でした。

電車のようにテーブルもないし、ベッドも二周りくらい小さい気がする。

ベッドに横たわり、右を向くと”むさい”おっさんの顔が15センチ(推定)の距離でにっこり笑ってる。

左を向くと、やはり”むさい”おっさんの顔が15センチ(推定)の距離で笑ってる。

もちろん、身体は両隣と接触している

地獄の16時間の始まり。

ビバ!無計画旅行!


さて、この車内、微妙に臭く、やや暑い。

右のおっさんも暑いと感じたのか、右側の窓を開けた。

開けたと同時、窓側に寝てるおっさんが、


不行!(駄目だ!)


と、叫び、彼の右手は即座に窓を閉めてしまった。

あまりに唐突な声だったので思わず見てしまった。

窓側のおっさんの左手が頭を抑えていたことを。

そして、髪が少し、ほんの少しだけど移動してたこと…

ズラがズレてたことを…

マジかよ…

マンガやドラマじゃないんだぞ…

右隣のおっさんも見たんだと思う。

だから、僕とそのおっさん、その直後に寝た振りしちゃったから。

笑っちゃいけない…

突っ込んじゃいけない…

写真撮っちゃいけない…

あの寝たふりは男の友情の証…

ビバ!無計画旅行!


バスは途中何度か休憩を繰り返し、翌朝9時ごろには上海市に入った。

あと一時間くらいで上海駅かな?と思ってると、バスが高速を下りてしまった。

バスは停車し、公安が何人か入ってきた。

それぞれのID(外国人はパスポート)をチェックしだす。

なんか、車両不備だか重量オーバーだか、なんだかよくわからないけど、全員荷物もって降りろ!とのこと。

どうやらこの先、このバス使えないそうだ。

ビバ!無計画旅行!


乗客は運転手たちに怒り出す。

ここからどうやって市内へ行くんだ!とか、運賃返せ!などなど…

とても埒が明きそうもない。

タクシーを期待できるような場所ではないので、バス停ないかな?と探してると、一台のおんぼろバスがやってきた。

身体を張ってバスを止める。

どうやら上海駅まで行くらしい。

ビバ!無計画旅行!

僕とバスのやり取りをみてた先ほどの乗客たち、今度は一斉にこのバスめがけてやってくる。

こんな小さなバスにそんなに無理だろ?

それでも押し寄せる乗客たち。

正直、ちょっと怖かった…

ビ、ビバ!無計画旅行!







上海駅には10時ごろ、家には11時ごろ到着した。

それなりに疲れたけど、けっこう楽しい旅行だった。

41時間の旅行中、観光(少林寺)は2時間ちょっとだった…なんて考えちゃいけない。

それが、ビバ!無計画旅行!である。

リハビリ開始

2006年02月10日 15時54分39秒 | Weblog
検査のため病院へ向かった。

膝を暖めてから、マッサージというか筋肉を解してもらう。

以前のバイク事故の影響で左足の筋肉が落ちてるとのこと。

痛みを和らげるためにも筋力を少し付けた方がいいと言う話になった。


先日の話とはなんだか全然違う。

偏平足気味という話はどこへ行ってしまったのだろうか??

偏平足矯正ギブス(仮名)の話もなくなってしまった。

けっこう期待してたのに…


リハビリの内容は以下の通り

・片足スクワット(のような運動)を2種

・背筋、腰、太ももの裏側の筋肉を付ける運動

上記の3種類の運動を15回ずつ3セット。

とりあえず1セットずつやってみるが、片足スクワット、かなりハードです。

とは言え、とにかく安静にしろと言われていたことに比べれば、身体を動かせるのはやはり嬉しいです。

さて、リハビリ、リハビリ!

中村屋!

2006年02月09日 22時38分25秒 | Weblog
以前、歌舞伎にはまってたことがある。

そもそも全く興味はなかったが、友人に誘われたことがきっかけで好きになった。


さて、歌舞伎と言えば、岸上さんのブログ亜州秘密房間に面白いサイトが紹介されてました。

不覚にも笑い転げてしまいました。

音声付なので、職場での閲覧は控えた方がよさそうです。


*追記、なんだか音声カットされちゃいました。
音声がなくなって面白さ100分の1です。
音声がある時に見た方、ラッキーでしたね。

リハビリ開始?

2006年02月08日 22時04分02秒 | Weblog
左膝の調子は随分よくなった。

鎮痛剤なしに普通に歩けるようになり、痛みや違和感はかなり少なくなった。

やはり春節中に安静を心がけてた結果だと思う。

龍華寺近くに特設されたアイススケートを涙を呑んで我慢しただけのことはある。


さて、今日よりリハビリ開始である。

病院に到着すると、症状についていくつか質問された。

まだ痛みがあることが問題のようだ。

ベッドの上で膝周辺を押してみたり、関節の検査してもらう。

少しずつ角度を変えて捻ったりしながら痛みの検査をする。

我慢できないほどではないが、かなり痛むこともあった。

検査後、主治医とリハビリ担当医がMRI映像を見ながら何やら話し合っている。

どうやら思ったより回復していないようだ。

あと2週間様子を見てから、またジョギングが出来るためのリハビリになるそうだ。

それと、リハビリ担当医に指摘されたのだが、どうやら僕は




偏平足



気味だそうだ。

(あくまで「気味」であって、偏平足ではない!)

その為、ジョギング中の加重や衝撃の負担が膝にかかったことが原因らしい。

次回から靴の中に偏平足矯正ギブス(仮名)を装着することになりそうだ。

偏平足(気味)って治せるんですね。

と言うわけで、次回(2月10日)は偏平足矯正ギブス(仮名)の全貌が明らかになります。

お楽しみを…

眠れないではないか…

2006年02月02日 12時21分44秒 | Weblog
ここ3年の正月(旧正月)を中国で過ごしているが、上海で過ごすのは3年振りである。

一昨年も昨年も南通で新年を迎えた。

やはり南通に比べると上海はうるさい。

爆竹、花火の絶対量が全然違う。

来年こそは異国で静かに新年を迎えたい…(切望)


さて、この春節、予定通り気ままな一人暮らしを堪能しています。

自由を謳歌しています。

DVD見まくってます。

夜中、何時まで見てても誰からも文句を言われません。

ああ、なんて自由なんだ…(喜)

僕の求める自由とはこんなものです。

チープな自由です。


で、その満喫中のDVD。

一週間でこれだけ看破しました。


踊る走査線(ドラマ)

踊る走査線 THE MOVIE

踊る走査線 THE MOVIE2

交渉人 真下正義

ホワイトアウト

ラストクリスマス

NIGHT HEAD

亡国のイージス

危険なアネキ

今夜ひとりのベッドで

ドラゴン桜


こんなところでしょうか?

ドラマ6本に映画5本です。

総額、約150元(約2200円)

やはりチープな奴です…

そして暇な奴ですね…

他にやること無いのでしょうか??





ええ、ありません!





この春節、外出したのは食料調達とDVD調達のみ。

骨折した身としては、それすら苦痛でした。

でも、今朝は何だか足が動きます。

鎮痛剤なしでも結構歩けます。

まだ無理は禁物でしょうが、少しくらいなら外出できそうです。

さて、DVD屋でも行ってくるか?(違)


以下、気になった作品です。

NIGHT HEAD

学生時代、深夜放送されてたドラマ。
毎回ではないもののそれなりに見てたはずだが、超能力物であることと、武田真治の怯えっぷりしか覚えてない。
どうしても気になったので十数年を経て、きちんと見ることとなった。
きっと半年後には上記同様、超能力物、怯えっぷりの二点しか記憶に残ってないだろう。
つまらない情報や記憶は消去される…僕の脳は正常運転していることに気づいて少し幸せ…


危険なアネキ

実は伊東美咲のファン。
と言っても、姿かたちを好きというわけではない。
あくまで勝手なイメージではあるのだが、2,3年前にマツダのDemioのCMに出演していたような颯爽さが好き。
電車男のような不思議ちゃんは僕の妄想イメージとは合わない。
危険なアネキも割と不思議ちゃん系ではあるが、こちらはOK。
勝手なものである。


今夜ひとりのベッドで

ドラマを一晩で一気に見たのはこの作品が初めて。
日本でもシングルマザーの立場が確立してきたことを示す作品。
3組に1組の夫婦が離婚する(今後もっと増えるだろうが…)時代なので他人事ではないはずだ。
前半、不倫促進剤。
後半、不倫抑止剤。
配偶者と一緒に見るときは、ソワソワしないように気をつけたい作品。
逆に相手がソワソワしていたら要注意。
夫婦関係によほど自信があるか、家庭不和を望む夫婦は一緒に見ることをお奨め。
一人で良かった…ボソッ
上記、恋人関係ではあまり効力は無いかもしれない。


ドラゴン桜

卓球と東大受験の両立を目指した作品(違)
割と面白かったが、最終話がスキップしまくり。
最後どうなったのか、さっぱりわからない。
HPにも肝心な内容は記載されていない。
気持ち悪いので、誰か内容教えて!