紆余曲折のあちこち滞在記(越南編)

日本から上海、そして日本、気がつけばフィリピン。
かと思えばベトナムへ。
どこへ行くのか?紆余曲折の滞在記。

やっぱりバスがいい!?

2003年10月30日 21時12分54秒 | Weblog
午後から彼女と一緒に公安へいった。
何か悪いことをしたわけでも疑われるような真似をしたわけでもなく、臨時居住証なるものをもらいにいくためだ。
Fビザで来ている外国人はホテル以外、マンションなどに住む場合はこれを発行してもらわなくてはならない。
前回はマンションの契約書や入国日から契約日までの間どこに住んでいたのか?の証明書(ホテルの請求書)など必要だった。
非常に面倒くさい手続きだったが、今回はパスポートを提示し書類に必要事項を記入して終わった。
実に10分足らずの手続きだった。
その後、彼女の部屋で今年最初の上海蟹を食べてみた。
例年はいくらくらいか知らないが、今年は不作で値段が高いらしい。
市場で雄雌2匹ずつ合計51元で購入できた。
味はなかなか美味しいが、やはり蟹は食べにくい。
日本の蟹とは食べ方がぜんぜん違い、未だにこの中国式蟹食方法はマスターしきれてない。
ちなみに中国式海老食方法はレベルD、最高ランクの食べ方である。
ひまわりの種もなかなかの曲者である。
彼ら、彼女たちの口の中で何が起きてるかのか?全く謎である。3000年だか4000年だかの中国の奥義はさすがに侮れない。

喉の調子は昨日より更に悪化したため、夕方からするはずだった打合せを明日に延期してもらった。
このひどい声、本当に治るのか??

バスは便利

2003年10月29日 21時10分32秒 | Weblog
体の調子はだいぶよくなったが、喉だけが最悪だ。
12時過ぎに昼食兼打合せで中環広場の伊藤屋で集まった。
風邪を引いたときはこの店のしょうが汁に限る!
古北に日本の100円ショップが昨年進出したので、久々に店内を見てみた。
以前に比べ、日本のカップラーメンやジュース、文具、生活雑貨などなど、そのまんまの商品が増えていた。
価格も以前は7元くらいが中心だったが、今では10元以上のものしかない。
日本製の日清カップヌードルは20元もした!
ほとんどの商品は中国のスーパーやお店で手に入るものばかりで、値段も3元程度だろうか?
違いといえば、日本で見かけたことがある?くらいなものだろう。
古北は日本人が集まる集落なのでそんな理由でもそれなりに商売になるのだろう。
どっちにしてもほとんどがMade in Chinaだというのに、、、
喉の調子は時間がたつにつれひどくなり、夜、再度打合せをするころにはほとんど何を言っても伝わらない。
日本語ですらそうなのだから中国語は全く通じなくなってしまった。
上海の地下鉄は終わるのが早く、10時半に終了してしまう。
打合せが終わったのは11時前だったので、適当なところまでバスに乗ろうと思った。
それらしいバス停を探してみるが、これというのが見つからなかった。
散々歩き回った結果自宅の近所まで行くバスを発見した。
市内の中心は通らないバスだが、50元ちかくかかるタクシー代が1.5元で抑えられるのは嬉しい。
ちょうど日が変わるころ家に着き、部屋の中をチェックする。
今夜の黒い収穫は5匹かぁ、、、まだまだ大量だな(涙)

風邪

2003年10月25日 21時07分19秒 | Weblog
10時50分、待ち合わせ場所の上海体育館に着くと彼女から電話があり、体調がとても悪いとのこと。
それほど急いではいないので、今日は止めようと提案するが、これから行くと言われた。
いずれにしても具合は悪そうだから、早めに終わらせるために移動はタクシー主体にした。
3件目にいい物件にあたった。
最寄りの地下鉄の駅から徒歩15分と少し遠いが内装、家賃、部屋の広さいずれも悪くない。
値段の交渉の結果、1300元まで安くすることができた。
とりあえず保留(ここら辺が日本人らしくて自分でも嫌だが…)し、もう一件を見に行った。
到着すると、なんと大家家族が生活をしていた(汗)
しかし、内装は今までで一番綺麗だし、ほとんどの家具がIKEAで購入したものだ。
テレビも大型のSONY製、コンポもあり、部屋は広いが、駅までは25分くらいありそうだ。
遠いのはデメリットだが、この家具なら十分に1450元の家賃の価値はあると思ったが、使ってる家具のほとんどは大家が一緒に持っていくそうだ。
それでは全然魅力がなくなったので、先ほどの物件で決定した。
電話をし、明日本契約をすることに。
市内に戻り、彼女を帰らせた。
とても辛そうだったが、いろいろとホント助かった(感謝)

もうちょっと金があればね

2003年10月24日 21時06分26秒 | Weblog
1時半に彼女と再会し一緒にマンションを探しに行く。
1件目は市内からも近く、地下鉄の駅から徒歩15分程度か?
エレベーターつきのマンションで、60㎡、全配、内装もまずまずだった。
ここならいいかな?と思ったが、家賃が2100元で完全に予算オーバー。
値切っても1800元にしかならず、残念だけど断念することに。
大家さんは英語ができるから直接会話できるし、なんだか気に入られたようだったのでできればここにしたかったが、どうしても予算より300元多く払うことはできなかった。
もう一件見てみるが、ここは全然駄目。
3時半から徐家匯で打ち合わせが始まった。
今後の見通し、新しい仕事、積もる話など食事をしながら10時近くまで話をしていた。
明日も地下鉄1号線沿いのマンションを探してみよう。

ショボ過ぎ、、、

2003年10月23日 21時05分07秒 | Weblog
起きると上海沖の島々を通過していた。
しばらくすると中国の携帯も電波が届き使えるようになった。
到着は現地時間の14時なので、上海は目の前でもゴールはまだまだ先だ。
長江に入ると往来する船の多さに驚かされる。
今では死語だが「世界の工場」と同時に超巨大市場としても加速しているのを感じる。
そんな光景に対し、到着した上海港は予想以上にショボかった(悲)
本当にこれが国際航路の玄関口か?
上海の浦東国際空港とは大違いだ。
荷物を片付け、常熟路の足マッサージに行った。
久々だったので結構痛かったけど、かなり足が楽になった。

船2日目

2003年10月22日 21時01分53秒 | Weblog
朝起きると、船は鹿児島沖を西に向かっていた。
せっかく晴れたのにこの先の景色は海しかない。
日本の携帯もここら辺で終了だろう。
それでも昨日より揺れが少し収まったので、体はだいぶ楽になった。
さすがに二日目にもなると、どうしようもなく暇になる。
暇対策で買ってきた本は船酔増幅剤でしかないので、まったく役に立たない。
船内も十分すぎるほど散策したし、本当にやることがない。
こんなことだったらDVDでも持って来れば良かった。
この日記を書いてる今、どうやって時間をつぶしていたのかまったく思い出せない(苦笑)
船は運賃が安いのが魅力ではあるが、高くても飛行機がいいなぁ、、、

いざっ!出航!

2003年10月21日 00時34分57秒 | Weblog
12時神戸港を出航予定の新鑑真号に乗って、今日より上海へ向け2泊3日の船上生活が始まる。
宿泊していた大阪のホテルから神戸港までは阪本さんが車で送ってくれた。
通勤ラッシュの朝9時、雨、大きな荷物、これらの条件の中、電車で移動するつもりだったので大変助かった。
予定通り10時頃港に着き、チェックイン、荷物を預け、11時前には出国してしまった。
船での出国は二度目だが、以前は博多港から釜山港までジェットフォイルだったので、わずか3時間くらいだった。
今回は53時間なのでそれなりの暇対策が必要と思い、本を何冊か買っておいた。
12時出航と同時にレストランが開店し、最初の食事をすることに。
メニューを見ると和食と本格中華がいろいろ書いてある。
せっかく和食があるのでとんかつラーメンにしてみた。
とんかつはついさっき電子レンジで暖めたとしか思えないひどい味、スープも全然味気なく大失敗だった。
船は神戸から淡路島の東岸を通過し、四国沖、鹿児島の南を通るルートのようだ。
生憎の大雨で淡路島や四国の眺めは今ひとつだった。
淡路島を抜け、四国沖の外洋に出たとたん揺れが一段とひどくなり、まともに歩けなくなった。
ベッドで横になるが一向に収まらなかったが、不思議なことに食事時になると食欲が復活しレストランへ向かった。
昼とは違い、すでに料理ができていて、その中からしか選べなくなっていた。
コロッケやハンバーグもあったが、中国へのリハビリのためにもここは本格中華にしてみる。
幸い、見たことのあるおかずがあったので、それとご飯とスープにした。
しめて350円。
この夜の食事はなかなか美味しかった(^^)