再演なるか…遠藤周作「沈黙」

来月クラス会を開催予定です。

高校時代のクラス会。一学年８クラスもあるのに
三年間一度もクラス替えがありませんでした。

きっと学年の先生方がクラス編成するの面倒だったのかなぁ～。

そうそう、その頃最先端の進路にあわせて
各自が授業を自由に選択できる制度を取っていたので
まさに大学生活のような高校生活でした。

だからクラス編成の意味があまりなかったのね。

国立理系のヒトはめいっぱい朝から。
ワタシのような私文系はか～なりゆったり。

たとえばお昼からとかね～。

普通の高校でそんな選択制度を採用していたところはなかったでしょうね。

さて、そんな楽しいクラスでしたが
三年生の学校祭の時演劇をやろうということになり
夏休みに素材選びから脚本から…の準備で大忙しでした。

そこで抜擢されたのが遠藤周作の「沈黙」

最後の学校祭。
衣装の準備も演劇の練習もかなり熱くなって燃えました。
練習会場の確保におわれましたもの。

で、公演当日。
１０００人以上の満員の体育館。
せりふがはじまるとまるで水を打ったように静かになりました。
大観衆がいっせいに舞台に見入ってくれました。

幕が閉まると同時に大拍手。
そのまま高文連の演劇に…という話まで出ました。

そんな思い出の演劇。
今回クラス会をするにあたって当然この「沈黙」の話になり…。
脚本はないか？の声も……。

実は係りだったワタシ。大事に大事に持っておりました。
もう３０年も前のもの。そんな話をすると皆びっくり！
大事にしまってあった袋は当時よく行った本屋さんの紙袋。
昔はみんなこんな紙袋に入れてくれてたのよね。

わら半紙に印刷の脚本はすでに黄ばんでおり…。

懐かしい…。青春ですわね。

さぁ～クラス会当日。
集まったメンバーで再演なるでしょうか？お楽しみです！

もひとつおまけ。

蠍座でこの「沈黙」が上映されます。
6/12～6/18です。絶対見に行きたいわ～～