今年も喪中のお知らせハガキがくる季節になった。
ミツユビにも、1枚届いた。
差出人の男性に心当たりがなく、首を傾げながら裏面を見た。
「十月に、妻○○が永眠しました。」
その名を見て、愕然とした・・・。
学生時代の後輩の女の子。
サークルで一緒に活動して、卒業後もOB会などで顔を合わせていた。
明るくて元気で、いつも「先輩!」と声をかけてきて・・・。
その彼女が何故?
何故?何故?何で亡くなった?!
10月だって?!・・・まだ1月もたっていない・・・。
数日前から、ふと学生時代のことを思い出し、久しぶりに彼女に電話をしてみようかと思っていた。数年ぶりに会えるかとも思って・・・。
あれは虫の知らせだったのか?!
病気とも何とも聞いていない。別の後輩からは彼女も元気だと聞いた。
だからこそ何故?何故?・・・何故なんだ!
旦那さんに、お悔やみの手紙と心ばかりのお香典を・・・と思いつつ、何もできない。
何故、彼女がこんなに若くして亡くなってしまったのか、考えれば考えるほど悲しくなる・・・。
どうして、どうして、彼女は逝った・・・。
知りたいけれど、知ったらますます悲しくなりそうで、・・・それでも知らないと納得できない。
どうして・・・。
この数日、彼女のことも楽しく思い出していたのに、あんまりだ・・・。
こんな悲しいことを、20年ぶりにまた経験するとは、あまりにもつらい・・・。
もう二度と、大事な友人とこんな別れ方はしたくない。