小金井 サッカースクール A.C.Fonte

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駆け引きをする6歳と25歳

2011-12-09 20:33:37 | 活動内容 2010.2~2015.11
低学年のコーチングも最近は楽しい☆これまでの担当コーチの育成があっての、この言葉の入りやすさだと感じる。


今日も「簡単+簡単=難しい」をテーマに指導。全ての練習においてそのテーマを私自身も意識しながらコーチングしていく。


最初はラダーから。足はグーパー、手は頭・肩・開くの組み合わせ。簡単と簡単を合わせると「??」となる。選手にとって大事なのは考えて動く事。コーチにとって大事なのは選手が考えて練習しているかをみる事。


次にリフティング。これも一回蹴るのは簡単なこと。それを足していくと難しいになってる事を伝えていく。これも実は簡単+簡単なことなんだね~とか言いながら♪


ドリブル練習。インアウトって私は言ってるけど、ちゃんとフェイント名はついてる思う。日本人はなんでも名前つけたがるからね・・・簡単に言えばいいのに。この仕組みも色々と教えながら、話をよく聞ける2人だったので仕組みを教えるのに時間はかかりませんでした。この技?は2対1の時の実は「判断を変える」動きにつながってくるので効果的なのです(後付け)。上手くつながって良かった・・・過去に2対1から2対2に発展した時のような偶然(笑)この練習中もボールを直接見ないで練習してるねー、との声掛けは忘れずに。


時間配分が余りそうだったので、バウンドトラップ。これも簡単+簡単を意識しての練習なので、まずは普通に投げてバウンドトラップ。とりあえず2人共出来る感じになったので「じゃぁもう一つ簡単を足そうか!」とタッチしたら後ろにというか移動しながらバウンドトラップへ。楽しそうにやっていましたが、中々成功率はあがらず新しい発見をしたような反応でしたね。コーチがギリギリ成功出来るか出来ないかっていう所にボールを投げるのが大事。感覚をつかませないと。


で、2対1へ。まず、自分がシュートを打てない時は味方が打てると思うから、そーいう時はパスをしてあげよう。とデモンストレーション。でも、DFが「あ、パスを出すな!って動いたらどーする?さっきの練習で何したっけ?」とインアウトがここで出てくる。で、今日はとのコーチが「ドリブルかな?パスかな?」とか言いながらDFするから、そのとのコーチの考えと逆のプレー、とのコーチを騙せたら勝ち、というルールで。


「どっち?どっち?パスだ!」とか、「パスでしょ?ドリブルでしょ?」とか言いながらDFする。最初は簡単に取られる→意外と悔しがる(そりゃ自分のプレーが全てバレていたら小さい子でも悔しいと思う、を利用する)。そうすると逆のプレーをしだす。「パスでしょ」と言いながらパスコースを切るとドリブルを選択→素晴らしい!最初はとのコーチに勝ったとかなる。へへ、最初はね(笑)


次にほぼプレーの選択肢と同時のタイミングで「パスと見せかけてドリブルでしょ!」と言ってボールを取る。さっきのようにはいかなくなる→悔しい。これで後は、駆け引きの勝負になってくる。まさか今日の短時間で(ゲームも人数が居ないので2対1で終わりましたが)ここまで成長するとは思ってもいませんでした。判断を変えるというプレーもありましたし、私が騙されたシーンもありで年長さんと一年生でここまで出来るのか、と感動していました。


が、ヒモを結んでいないという事にどーやらショックを受け、最後は本気でやってと頼まれ今日の成長の喜びをへし折るコーチによって、本日の練習は気持ちよく終了(あ、私がね(笑))しかし伝え方一つでここまでのプレーをしてくれるというのはコーチとして最大の喜びです。

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