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『連合国戦勝史観の虚妄』 Ⅲ 南京大虐殺

2015年02月26日 | 中国



ヘンリー・ストークス著『連合国戦勝史観の虚妄』より 南京大虐殺

南京事件について『南京事件の探求』を書いた北村稔立命館大学教授の外国特派員協会での講義を聞いて、「南京大虐殺事件」について、はじめて事実に目を開くようになった。それまでは、日本軍が南京で大虐殺を行ったという、アメリカやヨーロッパにおける通説を信じ込んでいた。

以来、私なりに時間を割いて「南京事件」について、研究を始めた。私は歴史学者でも、南京問題の専門家でもない。だが、明らかに言えることは「南京大虐殺」というものが、情報戦争における謀略宣伝(プロパガンダ)だということだ。

その背後には、中国版のCIAが暗躍していた。中国の情報機関は、イギリスの日刊紙「マンチェスター・ガーディアン」中国特派員のH・J・ティンパーリーと、密接な関係を持っていた。

ティンパーリーは『ホワット・ウォー・ミーンズ』(戦争とは何か)と題する本を著して、南京での出来事を創り上げ、ニューヨークとロンドンで出版した。この著作は当時、西洋知識人を震撼させた。「ジャーナリストが現地の様子を目の当たりにした衝撃から書いた客観的ルポ」として受け取られた。いまでは国民党中央宣伝部という中国国民党の情報機関がその内容に、深く関与していたことが、明らかになっている。

ティンパーリーの本はレッドブック・クラブから出版された。この「左翼書籍倶楽部」は、その背後にはイギリス共産党やコミュンテルンの存在があった。

さらに、ティンパーリーは、中国社会科学院の「近代来華外国人人名事典」にも登場するが、それによれば、「盧溝橋事件後に国民党政府により欧米に派遣された宣伝工作に従事、続いて国民党中央宣伝部顧問に就任した」と書かれている。また、「中国国民党新聞政策の研究」の「南京事件」という項目には、次のような詳細な説明がある。

「日本軍の南京大虐殺の悪行が世界を震撼させた時、国際宣伝処は直ちに当時南京にいた英国の『マンチェスター・ガーディアン』の記者ティンパーリーとアメリカの教授のスマイスに宣伝刊行物『日軍暴行紀実』と『南京戦禍写真』を書いてもらい、この両書は一躍有名になったという。このように中国人自身は顔を出さずに手当てを支払う等の方法で、『我が抗戦の真相と政策を理解する国際友人に代言人になってもらう』という曲線的宣伝手法は、国際宣伝処が戦時最も常用した技巧の一つであり効果が著しかった」

つまり初めから、「南京大虐殺」は中国国民党政府によるプロパガンダであった。ティンパーリーは中国国民党政府の工作員さながらの活動を、展開した。

このようにさまざまな西洋人が中国版CIAと深く関わっていたということだ。中国のプロパガンダ組織は、その活動を通して、西洋人を利用できるという自信を深めた。

ティンパーリーが中国情報機関からも金を貰っていたことは間違いないが、どのくらいかはは明らかにされていない。





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