【 ~心理学と精神世界~ code : 2 】
はじめに 2
■アダルトチルドレン(アダルトチャイルド)■
子どもが育っていくためには、十分に愛され、受けとめられ、リラックス
できる場が必要との考えから、このような在り方(機能)が果たせない状
態(児童虐待*1)が、恒常化してしまった家族は、「機能不全家族」と
呼ばれています。
そして、アダルトチルドレンとは、そのような家族の中で育ち、自らの生
きにくさの理由を理解しようとする人がたどり着く、ひとつの自覚です。
(決して、他者に貼るレッテルではありません) ~~~~~~
直訳すると、大人子供。
つまり、『子どものころに子どもらしくのびのびと過ごすことが許され
ず、大人のように扱われてしまった人』という意味です。たとえば、親に
話を聞いてもらうのではなく、親の話を聞かされるだけの“相談役”とい
う役割を押し付けられた子どもなどのことです。
親に話を聞いてもらえないということは、【本当の自分(インナーチャイル
ド】が無視されるということであり、その子は自分を見失ってしまうかも
しれません。そして、「自分には話を聞いてもらうだけの価値がないん
だ。認めてもらえるような人間になるためには、言われたことが全部でき
るようないい子(従順な子)にならなくちゃいけないんだ」というような
ことを”学習”したこどもが【アダルトチャイルド】です。
言いかえると、こどものころに「本当の自分は受け入れてもらえないの
で、押し殺そう」と決心したときの自分ですね・・・・
そして、この“本当の自分の抑圧”は、その後の人生にはかり知れないほ
どの破壊的な影響をおよぼします。
アダルトチルドレンという言葉は、テレビなどでは、「大人になりきれない
未熟な人」という意味にすりかわって使われることが多いですよね?
これは、とても興味深いと思います。今の社会の現状を、とてもよく表し
ている現象なのではないでしょうか。
*1 児童虐待
児童虐待というと、“しつけの領域を超えた暴力をともなったもの”とい
う印象が強いですが、言葉の暴力や無視などの精神的なものも含みます。
また、私は、しつけと称する体罰をも児童虐待とみなしています。その理
由は、“体罰を与えよう”という衝動が起きる原因が、子どもの方ではな
く親の側にあるためなのですが、詳しくはのちほど・・・・
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次回からが本編です。
お楽しみに~!
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