三浦英之(朝日新聞アフリカ特派員)@miura_hideyuki
②モザンビーク北部の国立公園。サバンナを1 時間ほど歩くと岩山の向こう側でヘリの飛行音がした。「まただ」。レンジャーが顔をしかめる。上空からゾウの居場所を特定し、無線で地上の密猟者に連絡しているという。「今日もまたゾウが殺される」 https://pic.twitter.com/ci1wswmCFP
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③公園内のキャンプサイトに到着すると、密猟で殺されたゾウのアゴの骨がずらりと並んでいた。ゾウの保護活動に取り組むクース・ランズバーグ氏は「公園の中心部では3年間で114頭が殺された。もう十数頭しか残っていない」 https://pic.twitter.com/7D1GyaLfwV
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④密猟は組織的に行われている。上空からゾウの居場所を特定。バイクで現場に急行し、銃で群れを皆殺しにする。公園内にはフェンスなどは見られず、入り口に係員もいない。レンジャーは「警察は密猟者から賄賂をもらい、密猟を黙認している」(*) https://pic.twitter.com/qHEDojl2v7
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⑤ 国際NGOによると、モザンビークのゾウは5年で2万頭から1万頭に約5割減。隣国タンザニアでも約11万頭から約4万頭へと約6割も減った。米研究チームはモザンビークとタンザニアにまたがるエリアが一大密猟地帯だと指摘している https://pic.twitter.com/TbhB3ZRTFH
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⑥東アフリカで密猟された象牙は、ケニアのモンバサなどで船積みされ、大多数が中国に運ばれる。中国での象牙の市場価格は1キロ2100ドル(25万円)。密猟者には1キロあたり100ドル(1万2千円)が支払われ、膨大な利益が密輸組織に流れる https://pic.twitter.com/g3Ib6eQm0J
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⑦ゾウの牙は一生に一度しか生えない。象牙を奪うにはゾウを殺すしかない。100年前は1千万頭いたが、現在は50万頭前後。年間数万頭が密猟で殺され、動物保護団体「今後1世代のうちに絶滅する可能性がある」(*罠で右足をケガしたゾウ) https://pic.twitter.com/PWi7ENli1j
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⑧ 国際社会もようやく動き始めた。香港は象牙取引の全面禁止を表明。ケニアも保管の象牙120トン(4千頭分)を焼却処分する。14年には「密輸組織のドン」と呼ばれるケニア国籍の男が逮捕。昨年は「象牙女王」と呼ばれた中国人女性が検挙された https://pic.twitter.com/vLaUcIf4ac
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⑨密猟がなくならない最大の理由は汚職。ケニアでは象牙の密猟や密輸で逮捕されても有罪判決が出るのはまれ。過去5年間、ゾウやサイの密猟で有罪判決を受け実際に刑に服したのは7%。犯罪組織は刑を逃れるため政治家や司法関係者に賄賂を贈っている https://pic.twitter.com/mVV016xqyI
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↓象などの密猟がなくならない最大の理由は、金融システム
https://twitter.com/liamisak_/stats/725379572410118144…
https://twitter.com/lia_misaki/staus/669786775737360384…
http://twilog.org/liamisak_/searh?word=%E9%8A%80%E8%A1%8C&ao=a…
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⑩ゾウの大量虐殺の一因を生んだのは日本だ。かつて象牙の4割を消費。さらにワシントン条約で取引が禁じられた後、00年代に日本と中国が「合法象牙」を南部アフリカから買い取った。市場に大量の象牙が出回り、違法・合法の区別が付きにくくなった https://pic.twitter.com/s0vF3nfrjm
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⑪モザンビークではもうゾウが根こそぎ密猟されて、子ゾウまでもが殺されている状態。結果、象牙の小売価格は2010年からの4年間で北京で13倍、上海では8倍に跳ね上がった。象牙は成功の象徴であり、裕福層が「爆買い」している(*) https://pic.twitter.com/YrhrMMYJD5
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⑫ゾウは頭が良く、悲しみや怒りを感じ、人間に聞こえない低周波音で仲間と会話する。私たちができることは象牙製品を買わないこと。それはゾウを殺し、顔をえぐって切り落としたもの。そこには合法も違法もない(*)(終) https://pic.twitter.com/8nQ9DBhoKt
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(追加)今日、大きなゾウの群れに出会いました。雄大で、寛容で。ゾウのいる星を残したい。そう思い、思わずヘッダーを変えました。象牙密猟の取材を続けます https://pic.twitter.com/7TxbTlJ8e8
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①アフリカの「最後の秘境」と呼ばれる、エチオピア南部のオモ川流域。深い森や川で守られた地域では、多くの民族が伝統的な営みを続けてきた。そんな秘境にも観光や開発の波が押し寄せている。文化継承と開発推進。私たちに今突きつけられている課題 https://pic.twitter.com/zPK9rTyWUS
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④少年の親族の女性たちが柳の枝を集落の有力者に手渡し、ムチのようにしてぶたれ続けるのだ。自ら懇願し、「少年が成人になれるように」と、何度も何時間も柳の枝で打たれ続ける。女性たちの肌は膨れあがり、やがて出血して血がにじんでしまう https://pic.twitter.com/EPzs9p0fZk
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⑬牛跳びの取材に行った私は正直、彼らの文化を、女性をむちで打つ風習を、正視できなかった。それは神への儀式ではなく、女性への虐待そのものに見えた。それを野蛮と決めつけるか、独自の文化として崇めるべきか、私には答えを持てない https://pic.twitter.com/B9oeDreB20
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①1994年、多数派民族が集団になって少数派民族の隣人をナタやこん棒で殴り殺したルワンダのジェノサイド(集団虐殺)。多くの地区で少数派民族が根絶やしにされ、国人口が1~2割も減ったとされる現場で、私がヘイトスピーチについて考えたこと https://pic.twitter.com/KEdsio2cOd
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②基礎知識。ルワンダでは多数派民族フツと少数派民族ツチがかつては友好的に暮らしていた。でも旧宗主国ベルギーが「ツチは鼻が高く西洋人に近い」などの理由から、ツチに多数派のフツを統治させる形で支配を進めたため、双方が憎み合うようになった https://pic.twitter.com/nFQijMRFVJ
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③独立後の94年、フツ系大統領の飛行機が撃墜されたことを機に、政府軍やフツの民兵組織がツチの虐殺に乗り出した。使用されたのは原爆でもトマホークでもAK47銃でもなく、市民を扇動するラジオと人々が農作業で使っていた原始的なナタだった https://pic.twitter.com/JWVlEpNwkx
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④訪れたルワンダは美しい国だった。国全体が高地にあることから気温も冷涼で、山や丘が多く日本の長野に似ている。人々は穏やかで、だからなぜ、彼らがわずか100日間で80万人以上もの隣人を殺めてしまったのか、私は理解できなかった https://pic.twitter.com/zQt9lJqdow
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⑤「生存者」を見つけるのは簡単だった。現地助手にその旨を告げると、彼は「どの集落にもいるよ」といって急に車を止め、通りがかりの人に尋ね、近くにある一件の民家を訪ねた。女性は助手の申し出に困惑しながらも、私たちの取材に応じてくれた https://pic.twitter.com/p6COMlEfpk
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⑥当時中学生だった女性(35)は、フツに両親と兄弟7人を殺されていた。大統領の乗った飛行機が落ち、暴動が始まると、家族と教会に逃げ込んだ。2千人が集まっている教会にフツの民兵がトラックで押し寄せ、「皆殺しだ」とナタで切りつけ始めた https://pic.twitter.com/GevqNnp6BS
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⑦教会を逃げ出して自宅に戻ると、十数人の民兵が押し寄せ、「全員殺す」と父を脅した。父は全財産を差し出したが、民兵は現金を奪うと家族の前で父の首を切り落とした。悲鳴を上げた長女はナタで両手両足を切り落とされ、数十分後に死亡した。 https://pic.twitter.com/KnYC5jFIiz
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⑧姉妹3人と兄弟3人はナタで体を切り刻まれて、近くの深さ11㍍の穴へと放り込まれた。女性が明朝、穴の近くに行ってみると、当時3歳だった妹が無数の遺体の中でまだ生きていた。縄を使って引き上げ、湿地へと逃げて、泥水を飲みながら生き抜いた https://pic.twitter.com/1ggaqqVrx7
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⑨当初、「私は何もされなかった」と証言した。ところが終盤に涙を流し、「私は中学生だったから、隣人たちにレイプされて殺されなかっただけ」と言った。数カ月後、妊娠していることを知り、自殺を考えたが、「神様が与えてくれた命」と娘を産んだ https://pic.twitter.com/CBUZhqi9CG
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