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地域別「自動車教習所」の呼び方

2014年04月22日 00時49分45秒 | キャリア支援
自車校(青森)、車学(新潟)、自校(静岡)、自練(沖縄)...
知らないと恥をかく?
地域別「自動車教習所」の呼び方

Jタウンネット
2014年4月11日(金)19:00
全国共通に存在し、しかも割合歴史が新しいにも関わらず、
その呼び方に大きな「地域差」が存在するのが、自動車教習所だ。


写真:イメージ
「教習所」「自動車学校」「車校」といった比較的広く通じるものから、
あるいは「自校」「自車学」「自練」といったマイナーなところまで、
多くの地域で固有の言い回しが根付いている。
それだけに、うっかりたとえば「車校」エリアで
「今、教習所に通ってて......」なんて口にすれば、
たちまちヨソモノ扱いを受けるだろう。

東京でも大阪でも「教習所」が一般的
では、いったいどの言葉がどこまで通じるのだろうか。
Jタウンネットではその実態を探るべく、
2014年3月11日~4月11日の約1か月間、
ウェブ上でアンケート調査を行った。

呼び方分布図

その結果をまとめたのが、上記の表だ。
各都道府県で最も多かった回答別に、
地図を色分けしている。

一見してわかるとおり、最も広い地域で使われていたのが「教習所」だ。
東北から中・四国にかけ多くの都道府県でトップ回答となっており、
事実上の「標準語」となっていることがうかがえる。
各地の出身者が集まる東京都でも、47%と半数近い得票があった。

東京の結果

意外と広がっている「車校」
これに次いで支持が厚かったのが、自動車学校を略した「車校」だ。
一般には愛知県を中心とした東海地方の「方言」と説明されることが多く、
実際に愛知県では89%に上る支持率を誇るものの、
その利用エリアは石川・福井を始めとする北陸、鳥取、
さらには福岡など北九州にまで及ぶ。

また首位ではなかった都道府県でも、
ほぼ全国まんべんなく一定数の投票を得ており、
その利用が意外にも拡大していることをうかがわせる。

北国に多い独自呼称
一方、狭い地域でしか利用されていない「レア」な呼び方も少なくない。
たとえば青森県でトップだったのは、「自車校」。
この略称は青森のほか、岩手でも比較的使用者が多いものの、
東北以外ではほとんど得票がない。

青森県の結果

同じく東北地方では、秋田県で「自車学」がトップとなった。
読みは「じしゃが」とのことで、
やはり東北以外ではほとんど使われていないようだ。

新潟県では59%と過半数を「車学」が占めた。
これにいたっては隣り合う山形、
富山などでもほぼ利用が確認できない。
新潟県でも東寄りの中越・下越地方固有の言い回しだという。

なおトップではなかったが、北海道では
他の地域では見られない「自学」が一定の票(21%)を集めた。


なぜか富山と静岡に「自校」
北海道~北陸など北日本に独自呼称が多いのに対し、
東海以西では比較的こうした地域差が小さい。

そんな中で、沖縄県でトップになった「自練」は割とよく知られている。
かつて沖縄県では免許試験は試験場で直接受けており、
教習所は「練習」をするところだったことによるものだ。

また岡山県では、「教習所」ならぬ「教習」がなぜかトップに。
こちらも岡山以外ではほとんど票を入れた人がいない。

ちょっと変わったところでは、富山県と静岡県で「自校」がトップとなった。
ネット上では「九州・中国地方に多い」と説明されることもあるが、
今回の調査では両県のほか、山口県で比較的票が多かったものの、
他県ではそれほど使われていないようだった。
3県は地理的にも離れており、共通点も特になさそうだが......。

http://news.goo.ne.jp/article/jtown/trend/jtown-123976.htmlより
わたしの周辺の大学生は、「自学(じがく)」、
自動車学校の短縮形と呼んでいるのを聞いている。

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