見出し画像

Tシャツとサンダルの候

嘉麻三山縦走



ここ最近、いささか体重オーバーである。

お腹も出てきた。

太っただけなら別に構わないが、ズボンが苦しくなるのは困る。

さらに困るのは、太ると途端に山登りがきつくなる事だ。





そろそろ、ダイエットを兼ねて、ガッツリと山歩きをせねば。

どの山にしようか。

久しぶりだし、登る人も少ない嘉麻三山をピストン縦走しようかな。



登山口へのアクセス道は、落石や倒木がやたらと多い。

そもそもここが、赤口号購入の動機となった道路なのだ。

以前、この林道を行く時、落石が道を塞ぎ、それを手でどけながら、車を走らせた事がある。

その時に、つくづく地上高の高い車が欲しいと思った次第だ。



五合目駐車場到着。

案の定、誰も登山者はいないようだ。

9時15分、ザックを担いで、一人出発である。



先ずは一座目古処山を目指す。

古処山と言えば、

道迷いした挙句、急傾斜の林の中を10m程滑落、腕に盛大な擦り傷を作ったり、

雨上がりで増水した沢を渡れず、途中で断念して引き返したり、

そしてそして、


酷い熱中症に罹ってしまい、頂上で動けなくなり、文字通り死ぬ程疲労困憊し、やっとの思いで下山したりと、

どうにも私にとっては、鬼門筋の山なのだ。



嘉麻山系は石灰岩の山である。

巨岩を横目に標高を上げていく。



水船(戦国期の古処山城の水場)を過ぎると、




山の様相は一変し、柘植の原生林へと変わる。




古処山頂上到着。




タチツボスミレ

先は長い。

休憩などしておれぬ。

とっとと先へ進もう。



古処山頂上を越え、柘植の灌木をかき分けて、次の目標屏山へ向かう。




この縦走路には、大きなピークが三つ、いや四つある。(三つと四つの違いについては、後ほどに触れる)

細かなアップダウンに至っては無数だ。

デブった身には、中々にハードなのだ。



石灰岩が作る奇景。

まるでお地蔵さんが並んでいるみたいだ。



散り残りの椿が数輪頭上に。

こいつはいい。

3月中旬なら、椿のトンネルが見られるに違いない。






2座目屏山到着。

嘉麻盆地が一望である。

ここも水分補給だけで、次の目標へ。



当然ながら、登ったならば、次の山との鞍部まで降りる事になる。

『ヒーヒー言って、やっと登ったのに。くそったれ!』などと悪態をついても、どうにもならぬ。



山桜が斜面を覆っている。




次の目標江川岳への木段。




前回登った時には無かった、真新しい山頂標識があった。

そこには、

『馬が古処(こしょ)食って屏(へ)ふった』

と言う、嘉麻三山の有名な謳い文句と共に、ここが第四峰であると書かれている。

三山なのに第四峰とは、これ如何に?

誠に矛盾している紹介の仕方だが、何しろここは、一昨年までは名前すら無かった山なのだ。

嘉麻四山と言う呼称に変わる日が来るのを待ちたい。



ピークに登ったら、また降りて行く。

ズンズンと下る。



馬見山との鞍部、宇土浦越だ。

ここから最後の目標馬見山へは登るのみ。



登る。




登る。




登る。




ひたすら登る。

ふくらはぎがパンパンになろうと登るのみ。




ぶへー、着いたぜ!

ゼヒー、ゼヒー



2年前の縦走と比べ、明らかにバテている。

体重増加のツケである。


取り敢えず、見晴らし台へ行くかな。



見晴らし台。

眼下に見えるのは江川ダム湖。

生憎と少し霞んでいる。

前回のブログでは、九重や阿蘇まで見えたと書いているが、今回は無理のようだ。



では昼飯にすっかな。


ズズズー





30分程の休憩の後、今度は折り返しだ。


戻りは江川岳と古処山は、中腹付近から巻道を行くつもりだが、少なくとも屏山のピークは越えねばならぬ。

帰りだからと言って、ちっとも楽ではないのだ。



ドヒャー!


またあの山を登り返すんかよ。


屏山のバカー!





結局14時44分、五合目駐車場に到着。

休憩入れて5時間半の山行となった。

意外な事に、前回より30分程早いコースタイムだった。









あー、しんど。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「山を行く」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事