見出し画像

Tシャツとサンダルの候

北限のサクラツツジ 2024

鳥栖に城山という山がある。

その名が示すとおり、戦国大名筑紫氏の山城跡である。

この時期、恒例で登っている山でもある。



筑紫氏居館跡。

今は小さな神社となっている。



目的は、この山を北限とするサクラツツジ。

今年はどんな具合だろう。



見上げれば杉木立。

そして、下を見やれば、



雨上がりで滑りやすい登山道に、キノコがびっしりである。







この付近まで登ってくると、かつての山城だった頃の顔が見えてくる。




二の丸石垣




頂上が見えてきた。




主郭跡。




物見台と伝えられる巨岩から、筑紫平野を望み、




饅頭をパクリ。




饅頭を食べ終わったら、登った道とは別ルートで下山である。




え?

饅頭で終わるのかって?

そうだ、そうだ。

サクラツツジだった。



先ずは某所A。




こちらはクセンブツツジ。

この山の固有種である。



サクラツツジとミツバツツジの交雑種らしい。



残念ながら見頃は過ぎたようだ。

数輪が枝に残るのみ。



「終わってるね。」(家内)

「情報通り。これは想定内たい。」(私)


問題は本命のサクラツツジだ。

果たして今年のサクラツツジは・・・



「咲いとるぞ!!」

「ほんとだ。」






何しろ(この場所の)サクラツツジは、この一本だけ。

咲いてるだけで、貴重なのだ。



元々、ボリュームなどは望むべくもない。

これで満開と言っていいだろう。



昨夜来の雨が花弁を濡らす。













居館跡の神社まで下りて来た。



雨に濡れて透明化するギンリョウソウ。

この姿を見れば、幽霊茸の異名がピッタリなのが良く分かる。


「あ、咲いてる♫」

ヤツお気に入りの寒葵の花である。

何が良いのか知らないが、これも不気味と言えば不気味だ。



やっぱ、こういうのが良いね。


「まだ時間も早いし、あそこに行くか。これ咲いとるじゃろや。」

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「山を行く」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事